駿河にて。
土地のやくざな輩にみかじめ料払わないからとぼこぼこに殴られていた藤吉郎。
汚くて惨めで、いかにも貧乏そうで他の誰もが目を背けているのに、駒ちゃんはすぐに駆け寄りちらばった売り物の草履をひとつひとつ拾ってあげるの。道端に思い切りしゃがみこんでです。
お姫様なら決してしないであろうことをします。もーーーいい子。無意識に助けてしまうんでしょうね。
そして怪我の手当てもしてあげます。
藤吉郎は関所で会った駒ちゃんを覚えていて、字の読み方を教えてくれた礼を言います。
羨ましそうにそれを見て、そして嫉妬して藤吉郎の頬の傷を思い切りつつく岡村菊丸くんが可愛かったです。その前に藤吉郎が駒ちゃんにまっしぐらにやってくるのを一応盾になってかばおうとしてるのですが、軽く跳ね飛ばされた恨みもあるかもしれません。
しかしさすがは藤吉郎、あからさまに女の子にしか興味ないのねー
佐々木蔵之介はおじさんだけど背が高くてかっこいいのよね、どんな秀吉になるのかしら。どうしても品のない小さい猿には見えないのが困ったところ。
ものすごく信長様をよいしょよいしょするんだろうな、そこらへんは蔵之介はきっとうまい。
そんな若くてまだ何も知らない秀吉が将来の自分の出世をぺらぺらと駒ちゃんに披露して見せます。まだこの時点では海のものとも山のものとも思えない汚い少年です(設定な)
そんな彼の夢をはいはいといなしながら手当てする駒ちゃんがとてもよかった。私の好きな、優しく面倒見のいい母性タイプの子です
あと風呂敷がものすごくおしゃれだった
色合いも包み方も素敵でした
欲しい…