遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

逃避ラン「石狩川河口直行コース」

2016-06-24 17:51:29 | 走メモ

2016/6/24

石狩川河口直行コース

19.8km 2:26:39 7:24/km

麻生スタートで石狩川河口まで。海と川が同時に見られるなんてお得。

実際にはもう少し先っぽまで行ってるけど、木道の上を走るわけにも行かず時計を止めている。

そこ以外は砂の上でも走っているので、実際にはもうちょっと距離を踏んでいる。

河口から、石狩天然温泉「番屋の湯」まで戻ってゆっくりする。

お湯が赤褐色でいかにも温泉という感じ。

休憩所のリクライニングチェアから見る海がきれい。うっとりできる。

金曜とは言え、平日昼すばらしい。

帰りは番屋の湯の送迎バスに載せてもらう。便利。

今日は距離をかせぐのが目的だったとはいえ、ペースが遅い。

おとものポッドキャストは、タマフルの麻婆豆腐特集など。

自分の作る麻婆豆腐は、小林カツ代先生ベースなので、完全にJマーボーだった。

うっとり。ぐったり。

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信田さよ子『加害者は変われるか?』

2016-06-23 22:32:39 | 読書感想文

 

加害者は変われるか?: DVと虐待をみつめながら (ちくま文庫)
クリエーター情報なし
筑摩書房

2016/6/23

DVの加害者に注目しなければ、被害者を救うことは出来ないという視点で書かれた本。

加害者を罰するだけでは被害者が救われない。

具体的に想像してみると、確かにそのとおり。

「加害者は加害記憶を喪失する」

「加害者は自分を被害者だと思っている」

「状況の定義権力を持つことの万能さ」

「DVの被害者は自分を被害者だと思われたくない」

創作に使えるキラーフレーズばかり。

DV加害者の気持ちは、いま話題になっているストーカー問題にも通じるし、DV加害者と「普通」の人との距離はそんなに離れていないようでとても参考になる。

筆者が所長を務める「HCC原宿カウンセリングセンター」でやっているという心理劇にも興味が出る。

園子温監督の『恋の罪』に出てくる主人公の夫が、ここで書かれてるDV夫のケースにそっくり。

ちゃんと調べて作ってるのがわかる。

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サム・ライミ監督『スペル』(2009年)

2016-06-23 01:35:32 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 『スペル』予告編

2016/6/22

・銀行員の女性が、ローンの延滞を断ったために、呪いをかけられる話。

・窓口業務に近い接客業の経験者としては、身につまされる。

・恐怖表現や驚かせ描写に新鮮味はないけど、タイミングがばっちりで、ホラー映画として安定感が強い。

・たぶん、怖くしようと思えばいくらでもできたんだろうけど、途中しょうもないギャグを入れて雰囲気をやわらかくもしている。

・緊張と緩和で話に緩急をつける演出上の効果もある。

・それにしても、おばあさん口から汚物を吐きすぎ。

・ハエ描写も気持ち悪くていい。

・ひとつひとつの効果の精度は高いし、終盤の展開もあちこちに伏線が張ってあって納得なんだけど、それにしてもヒロインに感情移入しすぎてつらい。

・思わず、見終わった後に「サム・ライミ、クソだ!」と口に出してしまった。

・いや、こういう話だとそういう展開にするしかないのはわかるんだけど。

・そもそも原題が「DRAG ME TO HELL」だし。

・おばあさんが土下座した時に、立ったままで見下ろすような姿勢だったのは、きっとよくなかったんだと思う。

・でもそれは接客業の技術が未熟だっただけで、罪ではないだろうに。

・あまりに納得いかなかったので、高橋ヨシキさんの作品解説を聞いてクールダウンをはかる。

・ヒロインがボロクソに言われていて、クールダウンにはなったけど、それにしても納得いかない。

・たしかに出世欲も強かったし善良じゃないかもれ知れないけど、一所懸命生きている人なんだから。

・地獄に落ちる描写は『クロユリ団地』にも似たような表現があったけど、何か元ネタがあるんだろうか。

・あと、構成や終盤のシーンが『リング』にも似ている。

・一人暮らしの家でなんであんなにフライパンがぶら下がってたんだろう。やっぱり、悪霊が鳴らす用なのか。

・ヒロインとおばあさんが、車の中で闘っている様子が笑える。

・とりあえず、客の要求を断るのは仕方ないとしても、恥をかかせるとろくなことがないということを学んだ。

スペル [DVD]
クリエーター情報なし
ギャガ

 

ちゃんとした映画評はこちらです。

町山智浩が映画『スペル(ドラッグ・ミー・トゥ・ヘル)』を語る

説得力はあるんだけど、それとこれとは話が別だろという感じもする。

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ミカエル・マドセン監督『100,000年後の安全』(2010年)

2016-06-22 02:13:20 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

100,000年後の安全 [DVD]
クリエーター情報なし
アップリンク

2016/6/22

フィンランドの核廃棄物処分場を追ったドキュメンタリー作品。

関係者は、10万年先でも安全を確保するために結構真面目に考えている。

たとえば、10万年先の人類にどうやって廃棄物を危険だと伝えるのか。

日本なら縄文時代から数えても1万年。

その10倍。明らかに考えすぎ。余裕を感じる。

日本で無理だと思うのは、地盤とか環境的なことだけでなく、こういう気持ちの余裕が全くないところ。

「さしあたって目に見える健康被害がなければいい」以上のことがあんまり考えられていないような気がする。

フィンランドでは、未来の人に対しても出来る範囲で責任を持とうとしている。

いいところ重視で見せているのかもしれないけど完敗。311前の公開だし。

しかし、オンカロの地下のかっこよさを差し引いても、淡々とインタビューをつなげているシーンが多くて、78分の映画にしてはすごく長く感じてしまった。

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『姫姫旅行』(2011年)

2016-06-21 00:32:11 | NETFLIXで観た・その他

 

姫姫旅行 蒼井そら×麻美ゆま メキシコ編 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

2016/6/12

蒼井そらと麻美ゆまがメキシコ旅行をしているだけの94分。

二人とも業界の若きレジェンドなので、ただ遊んでいるだけでも何となく絵が持つ。さすが。

二人の出演作品はちゃんと見たことないけど、どちらも魅力的で、納得。

蒼井そらは結構クールなツッコミ役で見れば見るほどかっこいい。

麻美ゆまの天真爛漫ぶり。

山全体が巨大なプールのようになっている設備が楽しそう。

ホテルの部屋が広い。日本語対応できるコンシェルジュもいる。1泊いくらなんだろう。

それでも、ヨソで業界の裏話を色々見たり読んだりするにつれ、二人が贅沢して楽しそうに見えるのが心底ホッとする。

特に麻美ゆまのウィキなんか見るとほんとに切ない気持ちになる。

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演劇集団 空の魚『クラスチェンジ』(札幌学生対校演劇祭)

2016-06-20 00:52:52 | 演劇を見てきた

2016/6/18

中学校のクラス替えの舞台裏を描いた短編。

事務的に問題児と勉強できる子を振り分ける身も蓋もない感じが生々しい。

さりげなく可愛い女子を自分のクラスに引き入れようとする駆け引きも、程度の差こそあれ、似たようなことはありそう。

とは言え、会議中にもかかわらず校内放送で好きな女子を呼び出し告白しようとする中年男性教師とか、嫌いな子の受け入れを求められて教師辞めると言い出す女性教師とか、いくらなんでもがんばりすぎ。

もうちょっと深い駆け引きが見たかったし、現場の教師には「さすがにそれはない」といっぺん怒られたらいいと思うけど、何かと聖職扱いされがちな学校教師の人間宣言だと思えば、おもしろい切り口。

教育大の演劇サークルだから、実際に教員志望がいるだろうと思うと、将来の自分の首を絞めているようにも見える。

それでも、持ち味を活かすのは大事。果敢な題材設定に好感。

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逃避ラン「サンピアザ劇場直帰コース」

2016-06-18 19:04:08 | 走メモ

サンピアザ劇場直帰コース

16.01km 1:55:06 7:11/km

地下鉄で新さっぽろのサンピアザ劇場で札幌学生対抗演劇祭を見て、そのまま帰ってくるコース。四年ぶり二度目。

ジャージでの観劇は完全に浮いていた。

周りが若い人ばっかりだったこともあり、結構恥ずかしい。

菊水あたりまでは東西線沿い、苗穂の長い鉄橋を渡ってからそのまま北上、あとは3日前のコースとほぼ同じ感じ。

体は重いものの最初のペースは悪くない。

しかし、線路越えたあたりから足がミシミシいいだしてきたので、ペースを落とす。無理はしない。

北ガス6時間リレーマラソンの資料が届く。

エイドのバナナは普通だけど、協賛にDoleがついているところが豪華。

セイコマからも北海道牛乳モナカをエイドに提供するらしい。珍しい。

のんびりアイス食いながら走れたら楽しそう。

天気がよければいいんだけど。

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CO;dEBoo『れっとうのはて』

2016-06-16 20:49:27 | 演劇を見てきた

2016/6/16

早くに親を亡くした五人の子供たちが大人になるまでの話。

男三人女一人の四人兄妹と親戚(だったと思う)の娘で五人。

男三兄弟を、亀井健、江田由紀浩、小林エレキが演じる。敬称略。

札幌で三人兄弟をするなら、おそらく一番飛距離が出る組み合わせ。

この配役だけで、チケット代分の価値は十分。

次々と投入される場面に、照明、音響の効果で飽きさせない進行。

過剰と言えば過剰だけど、それも使いこなせる演出力があってこそ。

一歩間違えると「犯罪者側にだって事情がある」的な犯罪擁護の話になりかねない、危険なところにあえて踏み込んでいる。

ヒロインの岩杉夏さん。国民的アイドルと言われて違和感ない見た目はそれだけですごい。

もっと見得切って顔を見せてほしい。

やってることは変わらない、むしろ悪化しているようにも見えるけど、それでも登場人物たちの成長を描いた話ということでいいと思う。

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逃避ラン「豊平川河川敷コース」

2016-06-15 15:01:44 | 走メモ

2016/6/15

豊平川河川敷コース

17.1km 1:53:14 6:37/km  ※Runtastic

地下鉄で真駒内駅に行って、豊平川沿いに帰ってくる。

走ると2時間近くかかったが、地下鉄ならわずか23分。交通機関は偉大。

心配していたとおり、真駒内公園から河川敷におりるまでに迷う。

河川敷は10kmくらい。

川上から川下に進んでいるのでゆるやかなくだり、おまけに追い風。

反面、その間は信号休憩がなく、なかなか暑かったので、甘やかされつつ、厳しくされつつ進む。

東区に入ってから、左足の踵がにぶく痛み出したので、無理せずペースを落とす。

とりあえず20kmちょっと手前までいけた。

次は同じくらいか20kmを超える距離で、来月のフルにつなげたい。

またおもしろそうなコースを探さねば。

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ジェイソン・フリードバーグ監督『ほぼ300 スリーハンドレッド』(2008年)

2016-06-13 00:06:59 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

2016/6/12

映画『300』のパロディ作品。

スパルタ人がたった300人でペルシアの大軍を迎え撃つ話が『300』。

レオニダス王とごく一部の登場人物の完成度が異常に高く、それ以外の再現度が目も当てられないほど低い。

乳首を攻めたり、首がもげたり、口から何らかの汚物を吐き出しておけばおもしろいんだろうという、小学生レベルのギャグがちりばめられている。

子供や老人を容赦なくぶん殴っているのは大丈夫なんだろうか。

それでも、2008年時点でトランプのカツラネタを採用しているあたり、あなどれない感じがしないでもない。

風刺やパロディネタは、半分も理解できなかったと思うが、そのぶん、わかれば嬉しい。

ちょっと様子見のつもりが、うっかり最後まで見てしまったので、見ていてるひとを油断させる何かがあるんだと思う。

ほぼ300 [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 

 

300 〈スリーハンドレッド〉 ~帝国の進撃~ [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

※本家はこっち

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