さて、早速ですが、タコはオクトパス、Octopus ですね。
2匹いたら、何?
エーゴは白黒はっきりしていると思っていませんか?
エーゴは全てが元からエーゴだったわけではなくて、フランス語が語源だったり、ラテン語だったり、ギリシャ語だったり、といろんな国の言葉を語源としてエーゴ化しているんですね。
日本語と同じなんですよ、そういう意味で。
で、昨日見つけた話。
octopus の複数形は?
滅多に話題になりませんからね、漁師さんでもない限り。
この複数形、3つあるそうです。
一つは、octopi オクトパイ。いえいえアップルパイの親戚じゃないです、オクトパスの複数。2匹以上いたら、オクトパイ。
一番古い言い方のようです。オクトパスの語源はどうやらギリシャらしいのですが、エーゴになる前にはラテンを経由したんでしょうね。ラテン語のエンディングのつけ方でパイが使われたとのこと。19世紀はこれが使われていたようです。
その次に古いのが octopuses 。この複数のつけ方はエーゴになってます。これは実は今でも使われているようです。
もう一つ珍しいのは、octopodes オクトポッド。この語尾の変化はギリシャ語のもの。ここまでくると「カモン、エーゴ人、選んでくれ~!」と言いたくなりますね。
そんな時は無難に、octopuses を選んでおくのが無難なようで。