遺伝子に興味があった。
一生懸命勉強したのは、このことだけかもしれない。
遺伝子をたったひとつ解明するだけでも、たくさんの時間が必要で、地道な研究ばかりが多く時間を占める。
今回行われてるデーター集めも10年かかる予定で、途方もない長さであるが、それが、後世のバーニーズのためであるから頑張らなければならない
シティ大学ロンドンのネーヴ氏は、人の感情は3分の1が遺伝要素、残りの3分の2は、環境などの外的要素と発表したらしい。
遺伝要素として、人の感情に影響を及ぼすのは、「セロトニン・トランスポーター」という遺伝子で、人は2本持っている。
長いものをL型、短いものをS型がといって、3パターンの組合せがあるらしい。
LL型:L型2本
SL型:S型1本とL型1本
SS型:S型2本
LL型が、セロトニンを運ぶ量が多く、SS型が少ない・・
アジア人は白人、黒人に比較してL型遺伝子を持つ割合が少ないらしい。
遺伝子だけで言うと アジア人はほかの人種に比べ楽しさを感じにくい=不安を感じやすい ということらしい。
アジア人の中でも日本人が、1番LL型が少ないらしい。
日本で育てられたパンダが、中国に帰ると他の国から戻ってきた子たちより不安が強いとNHK取材で中国の飼育員さんが、おっしゃっていた。
3分の1の遺伝要素ではなく、3分の2の環境要素のせいなのだろうか?
違う血筋のバーニーズが、先住犬と似てきたり、同じ病になったりするのも3分の2の環境要素のせいなのだろうか?
よくわからないが…
遺伝子は、変えることができないけど 環境要素は、いくらでも自由に変えることができる。
わんこにも人にも楽しいことを意識していきたいなぁ~と思った。