野草が好きです (^-^)

散歩や通勤途中に草花の写真をパチリ。

ウイキョウ(フェンネル)

2020-03-16 14:21:00 | 日記
 



▲2020年3月16日 近所の畑
 
 ウイキョウ(茴香)、沖縄名イーチョーバー、英名フェンネル、学名Foeniculum vulgare。
 セリ科ウイキョウ属の多年草で、地中海地方原産。
 果実は香味料や健胃などの生薬に、若葉は天ぷらや汁物に、茎葉はサラダにも使うらしい。
 
 今日は朝から晴れていい天気だ。気温21度、東北東の風6mで爽やかなお昼前。
 近所の畑では一畝いっぱいにウイキョウが育って、見事な花畑になっていた。
 開花期は夏と言われているけれど、品種によるのか温暖化のせいかはわからない。
 

ツルソバ

2020-03-15 23:34:00 | 日記
 



▲2020年3月15日 ツルソバ 石垣市宮良
 
 ツルソバ(蔓蕎麦)、方言名シーボーザー、学名Persicaria chinensis (L.)H.Gross。
 タデ科イヌタデ属の蔓性多年草。関東以南、南西諸島に分布。海浜や海岸近くに育つ。
 地を這うやうに広がる茎、卵形の柔らかい葉、米粒のような白い花、黒紫色の実。
 




 穏やかに晴れた3月の石垣。散歩に出ると、農道のそばの草地に繋がれた仔馬に出会った。一人でちょっと寂しそうにも見えた。
 その先には低い石垣が遠くまで続いている。石垣の向こうの空き地は以前は牧場だったのかもしれない。ツルソバを見つけたのは、この石垣の上。

キワタノキ(インドワタノキ)

2020-03-10 18:59:10 | 日記
 



▲2020年3月4日 バンナ公園
 
 キワタノキ(インドワタノキ)、学名 Bombax Ceiba。
 マレー諸島原産のパンヤ科Bonbax属の落葉高木。樹高は10〜25mになる。
 花期は3月〜5月、結実は6月〜7月。実の中に白い綿毛をつけた種子ができ、クッションなどに使われる。
 
 《ガジ丸の想う沖縄》さんの体験記がおもしろいのでコピーさせていただく。
 「もう10年ほども前になるか、梅雨の頃であった。(中略)キワタノキの通りへ入った時に、今まで見たことの無い幻想的な光景を目にした。空中に何か白いものが舞っていた。それはたくさんの綿であった。たくさんとはどのくらい?と訊かれたら、周囲の景色を幻想的にしてしまうほど夥しい量と答えられる。綿は強風に煽られ、右へ行ったり左へ行ったり、近寄ったり離れたり、落ちてきたり舞い上がったりしていた。私はしばらく車を停めて、その幻想的な光景を楽しんだ。 調べると、キワタノキの果実は6月頃に破裂して、中の綿を空中に吐き出すとのこと。私が偶然見たものはキワタノキの果実から吐き出された綿であったのだ。その翌年からも何度か梅雨時にその並木道を通っているが、幻想的光景には再会していない。少量の綿がフワフワ飛んでいるのは数回見ているが、あの日のような綿の量とはほど遠い。私が見た偶然は、本当に偶然だったようで、たまたま実の弾ける量がもっとも多い日に、たまたま舞風(一方向の風では無いという意)が強く吹いていた、ということなのであろう。」
 
 《沖縄 野の花賛花》さんによると、
 キワタノキは別名インドワタノキと呼ばれるがインドキワタとは全く別の植物。インドキワタもパンヤ科だがCeiba属で、学名Ceiba pentandra var. indica、熱帯アフリカ原産、樹高は現地では30〜50mにもなり、花は淡黄色。
 
 去年の3月はじめてこの樹を知った。青空に映える橙色の花も、のびやかな樹の形も、惚れ惚れするほど美しい。
 宮良小学校のこの樹の開花を先月からずっと心待ちにしていたが、まだ花芽がふくらむ様子もない。今年は見られないかもしれないので、去年の写真をアップしておこう。
 






▲2019年3月21日 石垣市宮良小学校

シマツユクサ

2020-03-08 16:12:00 | 日記
 



▲2020年3月8日 宮良小学校校庭
 
 シマツユクサ(島露草)、方言名ナンドゥルー。
 ツユクサ科の一年草。地面を這うように伸び、茎から根を出して広がる。湿っぽい半日陰を好むらしいが、陽当たりのよい畑にもいる。ツユクサに比べて花は小さく、花色は淡い。
 
 いま校庭や畑は、シマツユクサ、オニタビラコ、ルリハコベ、アメリカフウロ、ツメクサ、ナガバハリフタバムグラなどが我もわれもと伸びてきている。
 顔を近づけてみると、この花たちは皆小さくて柔らかくて可愛らしくて、春だよ春だよと言っている(聞こえた)。
 

チョウマメ

2020-03-08 14:23:00 | 日記
 



▲2020年3月7日 石垣市宮良
 
 チョウマメ(蝶豆)。別名パイプマメ、英名Butterfly Pea。
 マメ科蔓性多年草、東南アジア原産。茎は3〜5mに伸びよく広がる。亜熱帯の沖縄では地植えできる。花色は濃紫色のほかに白や薄桃色もあり、八重咲種もある。
 
 花は染料になり、ハーブティーにも使われる。綺麗なブルーのティーができる。莢の未熟果は食べられる。