▲テリハボクの花 2018年6月12日 石垣市宮良
▲テリハボクの実 2018年7月24日 石垣市大川
▲テリハボク並木 2021年6月2日 石垣市宮良
▲国道390号線のテリハボク並木 2021年6月2日 石垣市白保
テリハボク(照葉木)、学名Calophyllum inophyllum L.、方言名ヤラブ、ヤナブ、ヤラク、トゥフクギ、ヤラフクギ。
テリハボク科、テリハボク属の常緑高木。
南西諸島(与論島、沖縄諸島、南大東島、先島諸島)と小笠原諸島、太平洋諸島、オーストラリア、東南アジア、インド、マダガスカルなどに分布。
開花期は5月~7月、今満開に咲く白い花は清らかな感じがして、よい香りがする。花後すぐにできる丸い実も可愛い。
天然記念物に指定されている宮良のテリハボク並木は、大のお気に入りだ。古木らしい幹は表皮が四角にさけ、高く見上げる枝には濃緑の葉がいっぱいに繁り、つやつやと光る。
石垣空港から宮良、磯部、大浜まで、国道390号線の両脇に続くテリハボク並木も壮観で、石垣島に無くてはならない印象的な景色だと思う。