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プルメリア/石垣島移民集落のこと

2021-05-07 10:21:08 | 日記
 

▲プルメリア 2021年5月2日 石垣市白保

 

▲大里集落の開拓の碑 2020年8月29日 石垣市白保

 

プルメリア(Plumeria)は、キョウチクトウ科インドソケイ属に属する植物の一般的な総称で、300種類ほどあるらしい。

中南米、カリブ海諸国の原産の落葉小灌木。プルメリアの花は、タヒチやフィジーなどの太平洋の島々でレイに好んで使われる。【Wikipediaより】

神代植物公園(東京都調布市)の温室で初めて実物に出会ったプルメリア、石垣島ではあちこちの民家の庭に植わっているので嬉しい。

このプルメリアは、大里集落のおうち。石垣島の北部には戦後沖縄本島から移住した人々が開拓した集落が多い。大里集落もその一つだ。大里売店の前に立つ開拓の碑には、1950年に先陣が「自由移民」として入植、1953年には「政府計画移民団」として大宜味村・羽地村から入植と刻まれている。

大里集落の北には星野集落がある。星野集落の紹介ページ「石垣島星野 星野ってどんなところ?」では、YouTubeを使って「開拓移民の歴史」が短い動画にまとめられている。当時の貴重な映像を見ることができるので、ぜひ訪問してみて欲しい。

また、紙芝居のような動画「人魚の伝説」もある。明和大津波にまつわる伝説で、興味深い物語だ。

<追記>《ガジ丸が想う沖縄》さんより

方言名 フランギニハ。

フランギニハの出所が概ね判明した。プルメリアの英名の一つにfrangipanierというのがあり、フランギニハはそこからきていると思われる。アメリカ人がフランギパニエーと言っているのを、ウチナーンチュはフランギニハと聞いたのであろう。frangiは壊れやすいという意味があり、panierは昔のヨーロッパの、腰が風船のように広がった婦人服で、広げるために使われたクジラの髭で作られたカゴのこと。花の形がそのカゴのように見えて、また、花びらが柔らかいので、その名になったのだろう。

 



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