仙台、とにかく大満足のどんちゃん騒ぎでした!
一日の大半を過ごす会社で、普段ここまで遠慮なく笑わないよなー。
なんだかんだと猫かぶってしまうときがあるものです。
「一筋~」で「ひとつになるのさ」と高々と指差して、
おでこも全開で、LALALAもおっきな声で歌って、
私ったら、とにかく今すっごく笑っているなー、なんてふと我に返って。
ステージ上の5人がぽんぽん飛んだり跳ねたりするのに合わせて
飛んでるうちに気づいたら猫のかぶりものが落ちてた、みたいな(笑)
心から笑顔になれる「特別な時間」があるってホントに幸せだ、
と思ったら、なんかこう、ぐっとくるものがありました。
…ライブ前に「夢中になれることがない」って人と話をしてたからかな。
↑遠征も仕事と兼ねちゃった。
もう、そんな方にはゴスをオススメですわ。いっぺんきてごらんよ。
それぞれの場所で、それぞれの人生があって。
その中でゴスとめぐりあって、自分の日常の物語におきかえて。
ゴスが歌を届けてくれる場所に足を運ぶことで、こんなにも
熱く、自分がいきいきしているなー、楽しいなーと思えるって
素直にとても嬉しいことです。
何度も、何度でも、5人にありがとう!
さてさて、前置きが長くなりましたが1ヶ月と10日ぶりのセルゲイ。
怒濤の年度末~年度初をほぼ乗り越えて、自分にとっちゃ
ごほうびこの上なく。気分爆裂でございました。
なんだかんだといつも一緒に飲んだくれているつゆちゃんと
実は初めてゴスライブを観る、と言いつつも心おきなく崩壊(笑)
チケットが届いたときには3階か~…なんて思っていたけれど
仙台サンプラザホール、席ごとに余裕のある円形ホールながら
なかなかどうして、ステージに近い!
CゾーンA列だったのでもう見晴らし良好で最高でした。
どうにもこうにも、常に視線もアゴも上向きな酒井さんと
目が合うような気がしてならないわけです。
「Love has the Power」ラストの「You&I」、こちらの方へ頂きました。
なんであれ、あんなに遠いのに思わずのけぞりそうになるんだろう。
胸をつかれて、オープニング2曲ですでに大満足(笑)
MCを中心に印象に残ったことを記録!
■おいていく、ついていく
「Love has the Power」中のご挨拶、セルゲイ初期の頃の
酒井さんのハイテンションに4人が上乗せ追随していくパターンが
好きなんだけど、残りあと20本(!)のどこかでお目にかかりたい。
酒井さんが
「皆さんを置きざりにするくらいの感じでいきたいと思います!」と
挨拶すれば、すでにヒートアップしている会場に向かって、黒ぽんが
たじろぎつつ「会場の皆さんについていきます」
いやいや、置いていかれるもんか!くろぽん、かもーん!
と、ムキに思ってはみたものの、この先3時間、酒井さんの言動に
爆笑しては、彼のめくるめく異次元引き出しに面食らっていたのでした。
最後のほうで、てっちゃんが
「お前は置いていっているつもりでも客席はついていっている!」
黒ぽんが「そうそう、併走している感じだよ」と同調したら、酒井さん、
「併走?!へぇ~そう!!」と得意気に息巻く(爆笑)
北山さんがそんな彼をはたいてました
■3階のあのあたり
ご当地・仙台サンプラザホールの話題から。
実はライブ始まる前から「絶対この席が話題になる」、と予想していた
円形ホールゆえに存在するおひとり様席にお友達が座っていたので
酒井さんが「三角形の頂点の席…」と話題にした瞬間、「きた!」
2000人の視線とスポットを浴びる彼女を、3階から覗き込んで
「よかったねぇ、やったねぇ」と(笑)
しかも酒井さんはそのひとり席に、リハーサルの時に座って
どんな感じかチェックしていたらしいですよ。
そして、そのひとり席の後ろにはふたり席があって、
(つまりは一列ごとに列あたりの座席数が増えていくんですが)
見知らぬ男女がここに居合わせたらどうなんだろう、とステージ上の
5人は恋が芽生えるんじゃないか、とヤケに盛り上がり。
そんな中、てっちゃんが女性なのか男性なのかわからない役で
すっと背後から隣の人に歩み寄る仕草をみせ、
「酒井さん良くない?」とささやく(笑)それが話のキッカケかい!
隣の人役が酒井さんだったもので、フクザツそうに笑う酒井さんったら!
そしてサンプラザホールにゴスが初めてきたのは、先日も放送されていた
ポップジャムの公録だったそう。
歓声で自分たちの合図も聞こえず後で淋しい思いをした、という
そのハーモニーのさわりを披露してくれました。
3階のあのあたりで歌った、とヤスとてっちゃんが示しているのは…
え、この辺?私らが座っているところ?!こっち見てる?!
ここ、ここ~♪と、やっほーぃとばかりに手をぶんぶん振っていたら
「そのあたりですよ。でもあなたたちが歌ったわけじゃないですから!」
と、永遠の最年少にたしなめられました。ああ、それでも幸せ(笑)
あとは和田アキ子さんのコンサートを同じく3階から観たことがあるとか。
ロングトーンでマイクオフしていくのがかっこよかった!と、
酒井さんと黒ぽんが声真似、仕草真似する。
…そのふたりがあまりに幸せそうでねぇ(笑)
置いていく、着いていく、って言ってるふたりが、並んで…。
我が道を行く兄の後ろを一所懸命ついていく弟みたいで黒ぽん健気(笑)
それを忘れられず、号泣ツアーで黒沢も披露することになった、と
酒井さんが「あーなーたーのー・・・!」とマイクオフ。
こんなにもはっきりと酒井さんの「永遠に」サビを聴けて新鮮でおトク。
実際にはマイクオフしたのはラスト部分だよね。
■新メンバーの名前
4/12に山形でのコンサートの後、すぐに仙台に移動したそうで
4/13は朝起きてから夜寝るまで完全なオフだったそうです。
移動の多いツアーでは非常に珍しいパターンだそう。大変だなぁ。
で、そんなオフは何をしてた?とヤス仕切りで進むトーク。
隣にいた黒ぽんが口火を切ろうとした瞬間、北山さんが
「カレー食べてたんでしょ?」
「いや、牛タン食べた」
と、他のものも食べるぞ、という主張からいずれにしても食の話に
なりそうなところ、黒ぽんのお散歩話に。
駅前のCDショップに立ち寄ってのんびり眺めていたところに
付近で女性グループのコソコソ話が聞こえる状況だったそうで。
「きっとそうだよ」みたいなね。
ここらで、「万引きしたでしょう!」「やってません!」という
掛け合い漫才になるヤスと黒ぽん。チャチャが入って進まない(笑)
で、くるなと思って、身構えていたら、女性からの「あの!」
満を持して、おそらく誠意をもって「はい?」と振り向いた黒ぽん。
「ゴトウさんですよね?」
揺れた。サンプラザホールが揺れた。
酒井さんと北山さんがばったり床に倒れ、ヤスまで膝から崩れて。
肩をふるわせてる…。
なんだー、この殺傷力はーっ!!
あー、もう笑いすぎて涙が出た。
酒井さんなんてかなり勢いよくひっくり返ったものだから、
「ぎゃふん!って言っちゃったよ!」と腰さすっていたよ。
で、当の黒ぽんは「ち、違います」と答えたらしいのだけど
(その時の動揺がおかしいまでに伝わるよ…)
声をかけたのとは違う、遠くで見ていた同じグループの人が
また近づいてきて「ゴスペラーズの黒沢さんですよね?」と。
以前Jリーグ関係のお仕事をしたときに何かのご縁でゴスを
知っていた方だったそうだけれど、違うって言ってるけど
明らかに黒沢さんなのに何をしらばっくれているんだろう…と、
再度声をかけなおしてきてくれたんだそうで(笑)
「だ、だって『ゴトウさんですか?』って聞かれたから・・・」
そういう黒ぽんがめちゃめちゃ愛おしかった。だって、って(笑)
その方にMCのネタに使わせてもらいます!と宣言してから
楽屋でもずっとガマンしていたんだそうで。
初聞きだったメンバーもそりゃ大爆笑なわけです。
「なんだよ、この人が5番目に話さなきゃだめじゃん!!」
「もうオチついたよ!」
と、口々に言うものだから、他の4人のオフ話はなし。潔すぎる~
それにしても、なんでゴトウさんだったんだろうね、という話から
酒井さんがはいはい!と手をあげて
「きっと黒沢さん…黒沢さん…(ガツっとつまづく)…後藤さん…」
となったに違いない、それはもう意気揚々とステージ横切って力説。
私はねー、ゴスぺラーズの黒沢さん、が覚えきれなくて
「ゴ」がつく名前…ゴトウさんだっけ?ってなったと思うわ(笑)
なんとなく須藤さんと五魚さんをもイメージするけど。
それにしても黒ぽんってある意味一番ゴスの中でも目立つというか
わかりやすい人だと思うのだけれど、そんな話を聞きながら
ふいっと思い出した、札幌の集いでの自己紹介。
彼を衝撃が襲ったのも、この街だった…。
仙台って、勘違いというか天然な笑いに誘う街のイメージ(笑)
それにしても、この爆笑ネタのあとに歌うのが「Platinum Kiss」。
ゴトウさんこと黒沢さんを囲むフォーメーションに移動しても
まだまだ嫌がらせのように話を引きずり続ける酒井さん。
ん?なんか靴の裏見せていたような気もする…なんでだ。
歌わせろよ!もうこの体制になってるんだから!と黒ぽんが
じたばたして、やっと始まりました(笑)
いやいや、これだけ笑っていてもすぐに真剣モードに入れるのだから
このメリハリっぷり、お見事。
この曲を歌いきる5人の気迫に妙に感動しちゃったもの。
あれだけお笑い芸人かと思うほどのトークの後で、このシンプルな
かっこよさ、見せつけられるのもゴスならでは、だね。
■酒井熱上昇のポイント
「永遠に」で黒ぽんリード中、ヤスと北山さんはステージ上の階段に
移動して、てっちゃんと酒井さんがベンチにてコーラス。
その時の、酒井さんの姿勢がなんとも麗しかった。
ベンチの細い肘掛けに軽く腰かけて片足を組んでいて。
結構難しいところに座っているような気がするけど、ぴんっと
腹筋で支えられた上半身が凛々しすぎるほどで…。
歌うときにはどこまでいっても二枚目。
ふはー、ほれぼれしました。
あと、もうひとつは「Street Corner Symphony」。
「手のひらに何もなくても」~と高くひらひらっとかざす手もいつも通り
好きだったのだけれど、この日は「どんな夢も叶えられた」と
サムズアップした後、なんだかものすごい極上の爽やかな笑顔を
浮かべたのです!!
双眼鏡覗き込んでいた私は意表をつかれて思わずのけぞる…。
3階から観ていると、その夢や希望を表現する仕草がそのまま
まっすぐ目が合う感じ、なんだよね。困った。
あ、酒井熱ではないけれど「Prisoner of Love」。
てっちゃんの歌い方がいつにも増して熱いような気がして
ぐぐっと世界に浸りました。
■二枚目声
豹変した後の2曲は、いずれも理性がゆがむのを存分に
楽しめばよし、ということで。
久しぶりに聴く「The Ruler」「Slow Luv」は待ってました!な感じ。
この2曲が終わってからのMCだったかな~
「東北は寒いけれど、心は、…ホットなんだろ?」
酒井さんのクールに決めた言い回しに、思わず「ひゅー」。
すかさずてっちゃんが「今ゴスペラーズ内で流行りの二枚目声」と。
それを必死に撤回しようとする酒井さん。
「オレ的には海外ドラマの吹き替え声!」「オレはTVに忠実なんだ!」
…だからそれは二枚目声なのでは…(笑)
なんでそんなに二枚目声否定するのよ~
そんな中、ぽんぽんと酒井さんの肩をたたいて北山さん。
「照れるなよ」
おっと!これも二枚目声なはずなのに誰も拾わない!もったいない!
■Adventure
さて、豹柄スーツ。
てっちゃんが「猫柄…」とボケた途端、4人が口を揃えて
「ちがーう!!」と言ったの面白かったな。
思わずてっちゃんがグループってスゴイって言っていた気がする。
衣装担当の黒沢さん、今回のコンセプトは?とのヤスの問いに
ゴトウさんこと黒沢さん、巻き舌で「Adventure」。
なんかホントに黒ぽん、センスいいなぁ(笑)
あっはっは、という笑いと、え、そうだったの?というどよめきとが
会場から起こる中、ステージ上の酒井さん、
「Sorry,yama-chan」とおもむろにNOV○のCMを始める(笑)
額に手をぴしゃっと当てる感じなんて、これまた上手い!
「ホントにテレビっ子だね」という北山さんの呟きのヨコで
きょとんとしている人、ひとり。
サングラスの奥で遠い目をしていたのだろうか(笑)
会場にもわからない人がいるかも、とヤスの解説あり。
てっちゃんTVあまり観ないのね。
私もアイシスCM遭遇率は低いけど、このCMはしょっちゅう観るよ~
あ、豹柄ではなく、グリーンの衣装のほうですが、
ライブの翌朝食べたずんだ餅見てたら、次回からゴスがずんだ餅に
見えそうでした…。仙台でその話題、してほしかったなぁ。
■どんちゃん騒ぎ
てっちゃんが「花見行きましたか?」と会場に問いかける。
行った人、予定している人…なんて、手をあげさせてみたり。
そこで北山さんが「別に花見って宴会しなくてもいいんですよ」と
と先生っぽく釘さそうとした横で、うつむきがちに呟く、常に
シャンパンで酔っぱらっている人。
「でも、やっぱオレ飲みてーなぁ~…騒ぎてーなぁ~…」
その言い方が切実で爆笑。
酒井さんが「じゃ、ゴスペラーズ内でアンケート!」
「どんちゃん騒ぎが好きな人!!」
北山さん含め、はいっと迷いもなく手をあげる5人に、
結果がわかっていたとはいえ爆笑。
そうそう、そんなどんちゃん騒ぎが好きなあなたたちが
大好きなんだよ、私!
どんちゃん騒ぎ、がその後もキーワードになり、ライブ終盤を
とにかく盛り上げてくれました。
なりきりの「MO'BEAT」で。
「AH--------」と声出ししていたのが、
「どんどんどん」「ちゃんちゃんちゃ~ん」とヤスに歌われるがままに
ついていく会場。
しかも「ちゃんちゃんちゃ~ん」はお色気っぽく(笑)
どんどんちゃんちゃんどんちゃんちゃん、と複雑化していっても
どこまでもついていく皆さん、スゴイ。
ホントになりきりって気持ちいい。
会場全体がハーモニーを作っていくなかで、自分の声にものせて
ゴスが歌ってくれるなんて、最高のシチュエーションです。
芸術鑑賞会のような見方ではなく、ステージと客席のキャッチボール、
まさにこれぞ、って感じです。
ライブって素晴らしい!!
歌い終えた達成感に思わず「ビーーール!!」
まだアンコールにも達していません(笑)
飲みながらゴスライブ聴けたら幸せだろうなー。
そして、まだまだ続くどんちゃん騒ぎ。
これぞ、どんちゃん騒ぎソング、と階段を駆け上がる酒井さんに
煽られては乗らないわけにいかん!
「一筋の軌跡」ってホントになんていい歌なんだ。
3階から落ちそうになりながら、飛び跳ねてました。
---
ホントにいろんな疲れやら迷いやらを瞬間的に吹っ飛ばしてくれる
熱いライブでした。
ここまで読んでいただいた方、私の熱さに晒されすぎて
ぐったりしていませんか。ありがとうございます。
ライブ後も、とてもとても熱かったのだけれど…
そのお話は次回。
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って私も参加してたんだけどな~。
全然覚えてないんです・・・(苦笑)。
私もそのうち書こうと思ってるんですが
素直に「楽しい!」「大好き!」って思えることがあるのって
本当に幸せなことだな、だからもっとやれるよな
と感じて、今までになく感情を揺さぶられた仙台でした。
だからmihoさんの熱さにはぐったりせずにさらにヒートアップ!だよ。
・・・。mihoさんの筆力で描かれるライブ後の模様。
いったいどんな風になるのか。楽しみです(笑)
色々どうもありがとう。
楽しすぎてはしゃぎすぎて、完全抜け殻状態のつゆです。
そうそう、初めてだったんだもんね、ライブ横並びで観るのね。
その割にね。。。
何だ、あのお互い自然体すぎる感じは(笑)
mihoさん随所で爆笑してるし、私も随所でmihoさんの腕思いっきり掴むし。
いやー、沖縄も宜しくお願いしやす。
それにしてもさ。
うちのコメント返しでも書いたけどさ。
寝ようよっ!ねぇさんっ!!
素敵レポに大喜びしつつも、
更新時間見て本気でちょっと心配になったつゆでしたー。
いつものことながら長いのにお付合いありがとう(笑)
その場では「ぎゃー!!」ってなっていたようなことを
意外に忘れているものね~
でも、どんなにその時は記憶に残したいと思っていても
薄れてしまって、でも思いだけは残るから、
またゴスに会いに行きたくなるんだよね、きっと。
ドリカムの歌、ベタに地でいっちゃうような感じで
ホントに楽しかった。
そして同世代負けてられない!と闘志を燃やしつつ(笑)
予告している割に全然更新していないのだけれど
…ごめん、こちらのことの方が記憶がないかも…。
ホントに4時間も飲んでたのか??
☆つゆちゃん
何から何までお世話になりましたー。
抜け殻だね、まさに。
ホントに遠慮なく爆笑してすまないね~
視線をクロスさせつつ、
お互い自由に生きてましたね、あの時に限らず(笑)
あー、一年前に一緒にライブを見ていたら、
同じ視点だったような気もするんだけどなー
あはは、今週帰宅がどうも連ちゃん午前様コースで。
でも書きたくってさ(笑)
で、書いてたら止まらなくなっちゃったんだよねー。
ご心配かけました。
明日まで頑張れば、少し休めるので。
沖縄に向けて体力をまた温存しておきます。
つゆちゃんも無理しないでね。