1年後、6月くらいですかねーと言われていた抜釘手術。
1月と4月に診てもらって異常なしで、いつにしますかと問われ、
推しの退団を無事見送るまでは出来ない、と7月に予約。
骨折した1週間後に入院して手術したのと同じタイミングです。
・・・ほんと、給与とか賞与計算終わってからの絶妙さだったんだよな。
昨年は初入院で、いろいろと看護師さんや事務さんからガイドがあったけど、
今回はもうわかっているよね、と特に何もなく。
前日入院して、どんな風に過ごしたかも案外覚えているものだね。
このマークも。
昨年の大部屋であったあれこれに備えて耳栓とかPCとか持ち込んでいたものの
部屋が空いていなくて個室に案内されてラッキー。
昨年は海が見えていたけど、今年は少し窓からのぞき込むと見える位置。
昨年はえらい苦労した各科あいさつ回り的な術前説明も、
歩けるとこんなに楽なものなのか・・・と。
麻酔科で、ここまでの説明で気になることはありますか?と聞かれて
「昨晩食べた鮭の小骨がなんとなく引っかかっている気がして」と伝え
困惑されるも、一応当日手術に立ち会われる麻酔医に申し送りしてもらうことに。
お昼のカレーを食べて、忘れた眼鏡ケースを母に届けてもらう。
去年と違うのは、短い時間ながらも家族も病室に入れることだね。
ちょこっとおしゃべりして、
仕事の電話を受けたりしているうちに、もう夕方、
シャワーお早目に、と看護師さんに声をかけられて、慌てて準備。
夕食も食べて、あとはのんびり。
母や友達とLINEしたりしているうちに、消灯時間。
スマホがあると、いくらでも時間がつぶせてしまう。
元々ぼんやり何もしないの得意だけど。
翌朝、朝のお水を飲めるうち、5:50に起きて、水分補給。
一日絶飲絶食、点滴が入るから脱水はしないと言われるけど
ごくりと飲むことはしておきたいのだ。
10時すぎ、点滴準備しはじめた男性看護師さん、割と上から目線な
雑談される方だなと思っていたものの、なかなか針が入らず、
数か所刺されてこちらが不安に思い始めていたところ、なんと立ち去ってしまう。
いや、なんかさ、一言他の人呼んできますとかさ、あるじゃん。
しばらくして、彼の先輩と思われる女性看護師さんがおひとりで
「すみません、針が入らなかったみたいで」とまた逆の腕に試すながらも、
血が逆流すること度々で、見ているこちらがこわい。
ちょっと待っててくださいね、と今度はついに先輩が師長さん伴って再登場。
すでに11時近い。
早く点滴しないと、脱水症状を起こしてしまうと焦った言葉を口にされるも
「ああ!ぷにぷに系女子なのね」と私の腕をみて言う。
すみませんのう、たっぷりお肉がついているもので・・・・
針を刺されると思うと血管が委縮するそうで(そりゃそうだ、これだけ刺されたら)
血管が見えなくなってしまうらしい。
「だから見えている血管より、心の目で見ないと…」
「私が決めないと…立場がない」
呟きながら、血管を探る師長さんは穏やかで面白い。
抜釘手術だから輸血ということにはならないと思うけど、万が一のときのため
かなり太い輸血用の針にしておく必要があるそうで。
しかし、あまりに入らないので麻酔科とオペ室に連絡してくるとのこと。
細くて短い針でよいか承諾とったのち、やっとなんとか完了。
もう11時半だよ。
我ながら、痛々しい・・・
朝お水飲んでおいてよかった、とつくづく思いつつ、
手術は午後の部2番目との連絡。
12:30頃と言われていたけど、少し遅くなるのかな。
昨年は点滴と車椅子で手術室まで移動したように思うけど、
今年はベッドのまま移動。
眼鏡かけていないから、何も見えない…手術室見学したいのになー
なんて思っているうちに、手術台にのったらすぐ麻酔かけられて、
意識がなくなり、呼び起こされて、終わったことを知る。
たぶん、13時から1時間強で終わった模様。
最初に聞いた言葉が「鮭の小骨はなかったですよ」だった
ありがとう、麻酔科の先生。
前回は術後寝たまま12時間固定だったけど、17時すぎにトイレに起きられる。
行きは看護師さんに車椅子で押してもらったけど、帰りはもう歩いて大丈夫、
むしろ歩いたほうがいいと言われて、早速80メートルほど歩く。
相棒の室内履きも、入らないほどまだ足首曲がらず、むくんでいる。
ワイヤーを抜いただけだから折れていないんだけど、なんとなくおそるおそる。
まだ麻酔も切れきっていないからなのか、あまり痛みは感じないな、と
思いつつ、飲んでいいですよと言われたお茶をごくりと飲んでうとうと。
術後の点滴が切れて、逆流してる!と気づいてナースコール。
また新しい点滴と抗生物質つけかえてもらって本格的に寝る準備。
何もしていないけど、ごろごろと寝られるよね、いくらでもね・・・
といいつつ、夜中2時、5時とトイレに立つ。
なんとなく1時間おきくらいに目が覚めていたかな。
おなかすいたなーと思うくらいには元気で、6時頃検温と点滴も外してもらう。
少々足はズキズキしている。
7:30やっと朝ごはん。去年と同じメニューな気がする。
牛乳もらって帰ろう、ということまで。
そして9:30退院なのにまだ心電図つけたままでいいのかな、と思う9時頃、
やっと看護師さんが来てくれて、着替えて外へ。
ナースステーションの前で師長さんから昨日は申し訳ありませんでした、と
声をかけられて、笑顔で送りだしてもらう。
お世話になりました~
タクシーで帰宅して、ほっと一息。
明日は在宅勤務にさせてもらって、週明けから出勤。
久しぶりに、赤い杖もスタンバイ。
ちょっとまだ痛みがあるうちは、電車移動中に使おうかな。
こちらは、記念に?もらったワイヤー。
1年、支えて骨をくっつけてくれてありがとねーーーー!!
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