On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

Soul?Renaissance!16/34Toyama

2017-05-31 08:55:51 | 2017SoulRenaissance

2017年5月28日(日)、富山オーバードホール。
オーバードは、夜明けに別れる恋人たちの歌という意味なんだそう。
対義語がセレナーデ。
Soul Serenadeから続くSoul Renaissanceツアーとも所縁がある気がして、
そんなこともうれしい。



立山室堂に向かうバスの中から、当日9時頃のホール裏手。
朝早くから会場入りするスタッフさんとすれ違いました。本当におつかれさまです。
彼らが歌い、私たちが楽しむ場づくりのために、たくさんの方のサポートがあるんだなとつくづく思う。

3時間前まで標高2400mにいたんですけど、というところからの駆けつけライブの備忘録。
ほぼツアー中盤、折り返しもまもなく。
今回も熱く、じんわり聴かせてくれました。

◆プリハグ
あらためてサカイさんが一番大きなハートを描いていることに気づく。
そうだ、雄大な愛を彼はいつでも持っている。

◆暁
アシッドジャズの流れをくむこのテイストが自分はやはり好きなんだなーと思う。
コーラス4人のグルーブにこの日は一番ぞくぞくした。

◆Dream Girl
ずーっとてっちゃんを拝み続けていました。
なんかもう歌う姿に釘付けで。
この胸は君のものさ〜♪と歌いあげたあと、ふわりくるりと回りながらステージ下手へ。
ここがいつでも好き。
歌い終わりのドヤ顔も好きだ。(真顔)

◆きょうのサカイさん
タイはやっぱりほどけるよね。
今日は後ろを向くことなく正面でくるりと結んでいました。
サカイ沼にはまりつつあるYちゃんが、
「リーダーのVネックなんて目じゃないくらい胸元開いてますよね?!」
うん、うん、はげしく同意です。

◆自己紹介
わたくしが何を隠そうゴスペラーズの!
サカイさんに始まり、北山さん、黒ぽんが同じく続く。
隠しきれない汗、のユタカさん。
隠し事はないほうです、のてっちゃん。
人間だもの少しくらいは、みたいな掛け合いも。

◆MC
ご挨拶で、コール&レスポンスがうまくいかず、盛り上がりに微妙な影を落としたけど
サカイさんが「俺らのほうに落度がある」というようなことを。
振るなら振るでわかりやすく!が合言葉のようにユタカさんによる再ルネッサンス。
あ、今日は勝手に盛り上がる土地ではなく、こちらから着火しないといかんなという
ステージ上の彼らのスイッチが勘と気配で入った瞬間を見た気がする。以後随所に。
このあたりが、のちにサカイさんのつぶやき「おだやかに始まり、熱く終わる」につながるかと。
確かに魅惑の後半戦から、灼熱の後半戦に移ったあたり「FRENZY」で声を出したから、
その後のてっちゃんによるコール&レスポンスは、自分も含めて会場中から響きわたっていたもの。


◆All night〜
てっちゃん越しのサカイさん!
センターで観て、こんな瞬間があったなんて!とのけぞる。眼福。
階段の上に立っている酒井さんが燭台のほうに顔を伏せているのがとにかく絵になる色っぽさ。
あああ、この瞬間をカレンダーに収めてほしいと悶えつつ心のシャッターを押す。
名シーン、ナイス歌唱多し、の名曲。
前方で体感するライブは、やはり歌の迫力が違う!
5人総がかりで歌いあげる姿にとろけたり、しびれたり。


◆Silent Blueも同じく。
リード北山さんが、サビのてっちゃんファルセットにあわせて唇だけで歌いながら、
指先やわらかくまるく、すーっと天に掲げた、なんともいいシーンを見た。
スポットはてっちゃんにだけ当たっているので、北山さんはステージ前方センターでライトオフ。
全体を包む真夜中ブルーのなか、そのシルエットがほんとによくて。
曲の世界をてっちゃんが「外は嵐で吹き荒れる室内での情事」といっていたのを思い出す。
浸ってしまうね。

◆星くず夜のシンフォニー
と、ユタカさんに言われそうになった歌。
小枝の歌とあわせて、前2曲のエモーショナルさから、すーっと穏やかモードに。
安心安全ゴスペラーズ印。

◆ルーパールネッサンス
お試し曲は、お久しぶりの「ウイスキーが、お好きでしょ」
そしてひとりひとりが音を入れたあと、「侍ゴスペラーズ」歌い出し前に全員がルーパーくんを囲む瞬間が好き。
わらわらっとこじんまり集まってわいわい喋っているのが、
さっき見た子ツバメ満員の巣のようで…

◆Deja vu
今日もロックオン、サカイさん。
いすの背もたれに両ひじをかけるの、ああそうか!と私的に合点がいったのはバックハグか!と。
なんかもう妄想が暴走してとまらない。
別の視点ではユタカさん。
彼だけがいすをくるりと回ったあと、必ず視線をいすに向けている。


◆好きな麺類
バンド紹介テーマは好きな麺類。
うどんとかそばとかラーメンとかが出てくるかと思ったら、商品名指定も多々。
バンドメンバーの話をあまり広げなかったのは時間が押していたからかな。
パン好き縛り?サカイさんは寿がきや。受験をこれだけでのりきったという。
うどんだろうと思っていた私が浅はかでした。
北山さんは、名古屋駅の構内にある駅そばがとにかく好きと。
あれ?名古屋だときしめんになっちゃうか?
カレーうどん?カレーそば?とどこまでもカレー縛りの黒ぽんはナントカだったのだけど
誤りをのちに訂正、もといカオーサイ?
ヤスはどこのだっけー、福島っていった気がするねぎそば。
お箸代わりにねぎが一本ついているなんて、本当にねぎ好きじゃないと食べられないね。
ねぎでそばをすくいながら、口の中で薬味ブレンドするもよし、だそう。
途中噛んじゃって、サカイさんに惜しい!と言われてた。
ゴスペラーズルールによれば、噛んだら話終了なところ、さすがここまで話して無しにはないね。
てっちゃんは高岡駅構内のちゃんぽん、何がちゃんぽんってうどんとそばが同じ出汁に入っているもの。
サカイさん、かなりのくいつきでした。
あれ、おもちがのったうどんの話もここだったかな。
はふはふ擬音奏でながら食べるサマが落語見てるかのようだった。
ツアーで全国回る&それぞれの特技的こだわりのある彼らならではのトーク。


◆破壊力
「Unlimited」での音切り、てっちゃんのタメからの「ため息こぼすなんて」にやられました。
くあーっ何したかっこいいぞ!みたいな(笑)
テツマニ女子をなぎ倒したと思う。

◆破壊力2
「Get me on」だったと思うのですが、歌い終わりでサカイさんがすっとうつむくように目を閉じたのです。
それだけで射抜かれた。
前方で観ていると照明が意図した陰影に見えないときがあるけど
(お化け屋敷みたいな当たり方に見えちゃう)
このときはなんともきれいな光が睫毛まで透かすようだったのだ。

◆Liquid sky
まだ泣けちゃう。
この曲を泣かずに聴ける日はいつかな。いまの時期はまだちょいときついな。
「歩いていこう 」だけで泣けるから。でも聴きたい。

◆涙は拭いて、ディスコボール。
この曲はやはり、一緒に口ずさむのが楽しさ倍増。声に出さなくてもね。
最後に腕をすーっと掲げたサカイさんの指先が頭上のミラーボールに向けて、魔法をかけているみたいだったよ。

◆最後のご挨拶
たくさんの方に来場いただき、客席がこんなに埋まっていてありがとうございます。
いたって普通の挨拶ですが、本音です、と。

◆reborn
ブリッジ、サカイさんにハモるてっちゃん。
このふたりの組み合わせ、なんとも溶け合っていて毎回新鮮に驚きを感じる。
そして得も言われぬ多幸感。

◆誓い
サビのサカイさんのコーラスを間近で聴けてうれしかったなあ。
♪世界が〜Ah〜のところ。

◆去り際
おお、ちゃんとポケットに左親指ひっかけて再現性高まった!思っていたら、
見る人によってはまだまだ、あと一息というご意見も。

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