The Gospellers Premium Symphonic Concert 2024
@東京文化会館 大ホール
ホール全体に広がる響きに包まれるようで心地よい。
記憶にとどめておきたいことをつらつらと。
Overtureが流麗。
「永遠に」「promise」と何年も聴いてきた曲が華やかにアレンジされていて
GBBとはまた異なる、音をみつけたときの喜びというか。
おめかししてもらった曲たちとの今日の出会いにほろり。(何目線なんだ)
五人登場
前回の5人の登場はOverture途中から、横に座っていたけど
今回は終わって拍手の中、登場。
いろは2010
刻むビートもストリングスもかっこいい!
照明の妖しさとキレのよい酒井さんのなめらかな口上、硬軟緩急自在。
華やかさのあるアレンジで、これまでに何度曲のかっこよさが
更新されていっているのだろう。
三曲めからはゆったりと
「星屑の街」「永遠に」「あたらしい世界」
引かれた美学というか、音の足し引きでのオーケストラアレンジ、凄いな。
そして「永遠に」で黒ぽんの間合いを背中越しに見ながらタクトを振る、
ゆうこりんが凄かった。
なんとも馴染んだ感
2年前よりも余裕すら感じる、音が乗っている感じがとても心地よかった。
どの楽器がどこで入るかをオペラで見てしまう。
思えば2年前はオケの間合いと、ゴスの間合いがもっと伸るか反るかという
感じだったと思うのだけど、アレンジが多少変わっているからかな。
MC
前回、メンバーを楽器に例えるなら…
村上:コンサートマスター
安岡:トランペット
黒沢:オーボエ
北山:指揮者/コントラバス
酒井:クラリネット
ゆうこりんからの印象は前回と変わらないそうです。
「サカイさんがいなかったらどうなっていたことか」と
バランスをとる真ん中ポジションを絶賛していただいて(笑)
「中和、中和」と何やら照れ隠しのサカイさんに
「褒められるの苦手なんです、このへんで勘弁してやってください」と黒ぽん。
Mi Amorcito
早速のこの曲!華やかかつ綺麗で、キレキレ。
街角をここでも
ラブソングをたくさん歌ってきたけどその相手はあなたです、と
語りかけられるこの曲。
自分の中で大事にしてきた曲を、ずっと歌い続けてくれるって
本当に幸せなことです。満たされる。
オペレッタ解説に爆笑
美しい旋律、本当になめらかかつダイナミックな指揮のあとで、
ゆうこりんがカヴァレリア・ルスティカーナの解説を気さくにしてくれて
そんな話だったんかい!というのが流石です。
みんなの心を開いていくのが上手で、音楽家としてのミッションというか、
お人柄というか。ゴスのスタンスにも通じるものを感じさせてもらっています。
Happy/明日に架ける橋
前回とは異なるアレンジで。確かHappy、2年前は弦楽器は入らなかった記憶…
小気味よいテンポに乗っていきたいのだけど、なんとなく北山さんがまったり
するような感じがあって。そういう狙いなんだろうか…
展覧会のゴスペラーズ
CENTURY~ゆくてに~星降る夜のシンフォニー
オーケストラで聴きたいゴスペラーズ、まさかこの曲!もこれは入るよね、の
壮大なナンバーを心行くまで、でもどこか客観的に、絵画のように聴く、ってことを
自分に課して味わいました。
そしてまさかの一筋の軌跡
まさか、このclassicsのステージで!!!!!
音楽の垣根をたくさん飛び越えるような感覚、会場総立ちで、
みんなが指差し、手をあげているのを東フィルの皆様たちにも目に焼き付けて
いただきたくて(笑)
楽しい一曲で終える余韻、とても気分がよかったよー。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます