武道館初日の24日は、外出先から直帰というのか直行というのか。
「遅刻厳禁!」をしっかり守るべく25日は健診だったこともあり、お休み頂きました。
初日にパンフと、想定外でTシャツ。2日目にぽんカレー(キーマ)、ポストカード。
なんだかんだとグッズ散財してみたり。
ライブが始まる前のあの昂揚感、人の多さ、「きたぞ、ぶどうかーん!」って感じです。
★オープニング
ステージ上にあるセットは、メリーゴーランドの、馬がいない台のような。
屋根が赤とオレンジの傘だったかな?
後に幕が左右に引かれたら、サーカスっぽいゴキゲンな感じのセットでした。
会場がぱーっと明るくなって、にぎやかな音と共になんとサプライズ!
5mくらいまっすぐ吹き上げている緑と黄色の避難用救助袋(のように、私は見えた)を
背負ったマネージャー2氏が、露払いと太刀持ちのようにサンドする形で、
バンドの皆さんがサンバ楽隊となってアリーナ会場中ほどにある扉から登場!
出だしから何かどこかへぽーんと弾き飛ばされちゃった感じです。
24日は上手側から、25日は下手側から。
アリーナA・Bブロックの間の通路を練り歩き、センターでプレカーニバル。
うわー!これかー!遅刻しちゃいけなかった理由は!
なーんて目をキラキラさせつつ盛り上がっていたのですが、これだけじゃなかった。
ステージ下手から現れた、ホーン隊の皆さんに、ゴス5人も楽隊だった!!
ぬあー!やられたー!
先頭の北山さんが、控えから出てきた瞬間、2階で「おおーっ!」と叫んでました。
あまりのお祭りモードに一気にテンション急上昇。
初日にはひとりでひゃあ!とかうわーっ!とか、隣にいないつゆちゃんに淋しくなりつつ。
左隣の、ご夫婦でいらしていたおじさまに「やるね、やつらは!」と思わず声かけそうに。
武道館で楽器って、なんてチャレンジャーな!(笑)
ああ、Nちゃんに「ゴスも楽器やるよ」って今すぐ言いたい衝動に駆られる。
なんでしょうね、この盛り上げ上手ったら。
私は歌だけじゃなくて、彼らのこういうところが好きなのだ。
ここで衣装と、楽器を。
☆北山さん…
白タンクトップに半袖白地に大きな赤い花のシャツを羽織り。
クリーム色デニムを、白いブーツにイン。
調べたところ、大きなマレットを持っていたからおそらく「スルド」だと思う太鼓を
肩から吊るして。
なんかもう。その細い身体と同じくらいの幅の太鼓、よいしょ、と階段上ってきた姿を
2階から最初に見つけたときに「あー好きだー」と呟きそうになりました。
ベースの須藤さんも同じ楽器だったかな。
でもって重心低くして身体全体でリズムとり打つ姿にノックアウト。
☆黒ぽん…
水色デニム、上のシャツどんなだっけ。
満面の笑みでタンボリンをスティックと共に。これがまたなんとも黒ぽんお似合い(笑)
そうそう、黒ぽんはそういう影響があるようなないような、でもないと淋しいものを
しっかり担っていてほしい。
☆ヤス…
オレンジのデニムに、茶×オレンジ系の柄シャツ。
そしてシンバル!
この時点で、ヤス→シンバル→シンバ→ライオンキング→ヤングライオン→ヤス…
という連鎖反応で、「いいぞー!いつでも叫んでしまえー!」な気分に。
ヤスがセンターでぱあーん!と打ち合わせる度に起こる歓声、
さらには、それチアリーダーのポンポンじゃないんだからさ!というまでに
シンバル持ってステージ左右無尽に弾けるヤスが、シンボルのお日様みたいで。
ついでに何かのおもちゃのようで。
お祭りが始まったよ!と、一気にふつふつと。
☆酒井さん…
薄手のてろんとした素材っぽい長袖シャツ、ブルーに茶とオレンジの花柄?
パンツの色が黒ぽんと似ていたけど、酒井さんもターコイズっぽい色だったのかな。
私の好きな色味だったもので、ときめき倍増。
細身のパンツだったこともあるけど、上半身も含め、とにかくすっきり度倍増。
そしてー!
トランペットだー!!!吹いちゃったー!!
首には、シャカシャカ鳴るもの下げていたけど…マラカスみたいなのかな。
なぜか気分は「聖者が町にやってくる」です。
☆てっちゃん…
白デニムに、白黒の大きな柄シャツ。サングラスのフレームは赤。
赤なんて珍しいなぁと思っていたら、後のお着替え後とのコーディネイトでしたね。
相変わらずのスタイルにホレボレ。
もうマニアにはたまらないサックスに、サンバホイッスル。
髪、少し梳いてたかな?サイドがやや短くなっていた印象が初日にあり。
観たいものを、いい感じに魅せてくれるリーダーにこの夏もついていきますともさ。
演奏を続けながら、スタンドマイクで「ひとつになるのさ♪」
★一筋の軌跡
ラテンな一筋、サビだけの演奏だけどいい感じです。さすがお祭りソング。
ララララララララ~♪最初から一緒に声を出せると客席も盛り上がるね。
ホーン隊のラララ間奏には、それはそれはもう釘付け。
歌うの忘れて、本人に見入ったしたり、アップになるスクリーンを慌てて見たり。
酒井さんアップの瞬間に、左隣のご夫婦のおばさまが「あ、ちゃんと音が出たわ!」と
おっしゃっていて、思わず「?!」となったりなんかして。ご親戚ですか(笑)
何やら学芸会を見守る一団のようになっていたのでした。
★Paradise
楽器を放し、いつも通りのマイクを手にして、すぱーんと始まったアカペラ。
その五声だけで、身体中を幸せ成分がかけめぐっているのを実感しちゃうんだ。
ああ、いろいろあったけど、今ここで聴けているのが幸せです、っていう。
やったねー!
これ1曲目だったらいいなぁ、と思っていたのが叶った感じ。
歌い継ぎなのも、声の自己紹介&今日の調子がわかって嬉しいんだよね。
ノックなんて待ってないで♪でノックして、
お気に召すまま~♪で手を胸の前でくるりとして片足ちょこんと。
「パ・ラ・ダーイス♪」でも手振りがあります。
カラフルな5人が一列に並んで手振りすると、壮観。
いいねぇ、夏だねぇと、この日は何をやっても、見ても、思ってしまう(笑)
しかし爆笑したのが「イケナイ二人~♪」のところ。
腕を「ぞうさん」のようにぷらーっと振ってから茶目るんだわ!
そんな曲だっけか、これ!みたいな(笑)
CDではフェイドアウトだったから最後どんな感じになるのかな、と思っていたら
またアカペラでのカットアウトでした♪
期待通り、ライブ映えのするいい感じです、やっぱり。
大サビに向かう部分、とにかく好き。
★Wanderers
次は何が…と思っていたら!まさかこの曲を聴けるとは、その1。
Yes!と始まった瞬間に、「Paradise」で温まっていたサカイユージ祭り爆発です。
Someday We will…のウィーウィルの発音にクラクラするのだ。
のびやかなトーンの酒井さんに、ライブだよーっ!という気分になるのだ。
目の端々に入るってことは、自分でも無意識に気になって視線向けてる黒ぽんのダンス。
もうそのたどたどしさが愛おしい。
間奏で、「Say,くろぽん♪ぽんぽんぽんぽん」っとてっちゃんが向けてくれた(笑)
コーラスが黒ぽんって…どこまでも愛されキャラ。
★熱帯夜
ええ、もういきなり?
しかもジャケットないのに?と、いらぬ心配をしてみたりして
黄色い声、青いピアス、とステージだけではなく会場全体を照らす単色ライティング。
妖しさが視覚で描ける曲だよなぁと思います。
さっきまでのたどたどしさが嘘のように消えた黒ぽん、相変わらず御見事ロングトーン。
確か武道館2日目、てっちゃんが2番で1番を歌ったような。
そしてジャケットのないジャケットプレイ×5祭り。
…なんていうの。そうきたか!って感じ。いいねぇ、裏切るねぇ。
いつも衝かれるところで衝かれないというか。油断してた!(笑)
★ひとこと語り&メンバー紹介MC
開口一番、北山さん「待たせたな」
あれ、これ初日だけだったっけ。
いつもにまして、笑いを含んだ低音2枚目声に思わず声が出た。笑った。
「セルゲイ以来1年ぶりの日本武道館!」と、開幕宣言が北山さんとは~!
「みんなもっと熱くなりたいかーっ」
きゃー!という黄色い歓声に「…なりたいのか」って。煽っておいて何(笑)
「こんな曲から。あんな曲まで、やっちゃうからねっ」
ブートキャンプかい!強化合宿かい!と妙に力が入ってるのに語尾がお茶目。
ん?ハモリ倶楽部ってそんな軍隊な感じなのかー??
ちょっとハスに構えて余裕の笑みをたたえている感じなんだけど、どうしても
ストレッチマンを彷彿としてしまい、ひそかに笑い震えた。
北山陽一!と、てっちゃんからコール。
この後も一言ずつメンバーが話して、てっちゃんが名前をコールするようになっていました。
「夏だから!夏だ・か・ら!おー祭りだよぉーっ!」
端的に熱く力いっぱいそのひとことを発信する酒井さんが好きだーーっ!!
声聞くだけでサカイユージ祭り。
「薄着で来たかーっ!」
「しかしながらしかしながら!水分補給は各自の責任でしっかりと!」
すでに衣装のオレンジが濃くなったような…
こちとら武道館到着時点で、もう汗だくさ!君とは勝負にならなくても!
ここまで書いてハタと気づく。
…黒ぽん、何言ってただろう…
あんなに目を惹くのに、言ってたことは思い出せないって…ごめんよ…
てっちゃんの「オレ達がー?!」に息を合わせて「ゴスペラーーズ!!」と
思いっきり叫んだの、気持ちよかったなぁ。
★夏のクラクション
てっちゃんが「夏ならではの曲をたっぷりお届けします。まずはこの曲から」と、
始まったナンバー。
中学生の頃ラジオでよく流れていた曲、懐かしいけど、色褪せない。
なんだろう。そんな風に残る曲なのかもしれないなぁ。
涼しげなコーラスの印象と同じで、決して強烈さはなくてね。
★LOSER
イントロが流れた瞬間、まさかこの曲を聴けるとは、その2。
5人が円陣、向かいあう形でゆっくりと盆が回っていきます。
もちろんライブ初聴きですが、CDで聴くより数十倍いい!
ああ、ここはこんな風にこの人の声が重なっていくんだ、とか消えるんだ、とか。
改めてじっくり聴いて惚れ直してしまった曲でした。
♪ふーたりの肌が触れるたびに、のところ、何度聴いても、いい。
★Right on, Babe
この曲も聴けるとは、その3。…本当にきた。
ゴスを聴き始めて4回目の夏、やっとライブで聴くことができて感涙。
空、海、と広く抜けていくような気分になれて、落ち込んで沈んでいたところから
立ち上がるときに引っぱり上げてくれる感じ、すっごく好きなの。大丈夫ソング。
…泣きたいことに気づいていて、しょっちゅうグレイのその場所で膝を抱えている
私としては、時がゆくから生きていけるんです、まさに。
5人がそれぞれに歌うのが、ひとつの歌詞として紡がれていくのも心地よし。
ファルセット、24日の酒井さんはかなりきつそうだったけど、
25日のほうが安定した声で聴けました。
24日は南西、25日は南。聴く場所でもかなり違う武道館。
南のほうが断然音の割れがなく、響きがよかったです。
ふわーっと5人の声に漂っていたら、何やら暗転して始まるアヤシイ歌。
暗闇で準備体操、ストレッチする人影。
手鏡見て発声練習(するフリ)の者もあり。
(これ、酒井さんもやってたけど、断然黒ぽんが面白かった)。
次回へ続く!
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期待を裏切らない報告。
1週間もたっていないのに、ほとんど記憶のない私・・・
mihoさんがいて良かった。
続きも待っています
1週間経っちゃいましたね~
もう一度早く観たくて仕方ないです。
相当おぼろげというか、私のイメージでの記録に
なりますが、続きもよかったらご覧下さい。
楽しみにして頂けると挫折しそうな書く気力が
なんとか維持できそうです(笑)