On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

骨折記録 当日編

2022-06-27 23:55:00 | Diary

月曜朝、出勤時にまさかの骨折をしました。左足、2か所。

自宅マンションのエレベーター待ち、時間かかったな、とやや遅れを感じつつ、
乗り合わせたたろう(仮称)に行ってらっしゃーい、と声をかけ。

そそくさと小走りに地下鉄駅構内に降りていき、
自分がいつもより角を大きく曲がったのだけど、
ひゅっと現れた対向から走ってきた人を避けようとしたら、
おろしたての新しい靴の底が滑った。

と思ったら、点字ブロックにヒールが乗った…瞬間、痛っ!!

滑っただけに思うけど、すごく痛い。
声も出ないほど痛い。

足をつけず、とりあえず邪魔にならない壁際に寄り…
これは捻挫してるかもと、会社に遅れる旨電話を入れている間も痛すぎて。
(しかし時差出勤で7時から勤務しているねえさまがいて助かった)

無理しないでタクシーを呼べ!とねえさまに言われるも、いや地下ではどうにもならない。
母にも電話し、思い切って救急車を呼ぶわ…と。
何しろ痛いし、向きも変えられないから、早く何とかしたい。
猛暑で熱中症等の救急ニーズが高そうなところに本当に申し訳ないけど119。

場所を伝えたら駅員さんを呼べますかと問われたものの、
改札まではまだ100mほどあるから無理です!と元気よく答える。

救急車は、家と駅の間にある消防署から来てくれた模様。要請してから5分くらい。
ハンモックのように広げたマットに座り、地上に出るために、エスカレーターを
隊員さん3人がかりで運んでくださる。
すみません、体重重くて…
ついでに今日の荷物、休み明けで本やiPadや5㎏近くある…

地上に出てからはストレッチャーで車内に。
たったいま来たばかりの道、振り出しに戻る。
はああ、家を出て20分もしないうちに、まさかこんなことになるとは。

車内にストレッチャー固定され、靴を脱がせてもらったら、
ぐんぐん腫れていく気もする。いてて。
足が痛いのもあるけど、やっちまった感となんてこった感により動悸がする。

このときの血圧、上がいままで聞いたことないくらい高かった。
130くらいだったかな。

祖母や母の付き添いで乗り慣れている気はするけど自分のために乗るのは初めてだ。

近所でかかったことのある病院を聞かれるも、受け入れ可能なみなとみらいにある総合病院へ。
いやもう、これ家の近所でほんとによかった。
土地勘あるところだから乗る時間も5分くらいかと心構えができたし、
東京で転けていたら、どこ連れていかれるかもわからないもんね。

携帯で電話やメールしていいですよ、と声をかけていただき、
行き先決定の旨、会社や家に連絡する。
車の振動が伝わって、とにかく痛い。


朝8時前に着いた救急外来はまだ空いていて(たぶん)
そのときの足はこんな感じ。




寝たままレントゲンを撮ってもらい(これも指定された角度にキープするのめちゃ痛い)
足首の骨折判明。おお、やはり…そうですか…

救急当番の先生から、レントゲンのコピーを見ながら説明され、
このあと整形外科で診察を受けてください、と渡された。
コピーを整形外科に持ってくのか?と聞いてみたら
「これは自分で持っててください、最近はインスタにあげる方もいるので」
と真顔で言われたよ…そんな時代…
(ということで、私もupした)






このあと整形外科で診察となると、混んでいるので、ほぼ一日がかりだと思う、と
看護師さんに言われ、休みの連絡を入れる。


このときは足首一箇所と言われていたけど、その後のCTの結果もみて
小指側の足骨も実は折れてました。
これだけ痛かったら、そら折れてるよなあ、とは思っていたけど、
どうするんだこれから…が頭の中で渦巻く。

ちょうど、夜勤と日勤の交代時間だったみたいで、
やけに陽気なベテランおばちゃん看護師さんが登場。

シーネ固定。





救急も長くいられないので松葉杖を渡され、早速歩行訓練。スパルタや。
スチールの松葉杖、なんかちょっと高さが合わない…と言ったら
近くの男性看護師さんが調整してくれたけど、まだ高い気がする。
こんな感じだったっけ。

18年前に骨折したときの感覚が残っていて(当時は木の松葉杖だった)
松葉杖ついて片足だけで歩くのはすんなりクリア。
上手い上手いと絶賛され、整形外科に送り出される。
確かこの時点で8:45くらい。

いくら慣れているとはいえ、久しぶりの松葉杖、さらに重い荷物でよろよろ。

呆然として整形外科の前で診察待ちをしている間、
母に連絡、私が歩けない間、祖母をなんとかせねばならないので
ケアマネさんに連絡とってもらうなど。

と、ふと突き当たり角を曲がったところにある別の科で呼ばれた名前と
その返事の声に聞き覚えあり!

まさかとLINEしてみたら、元同僚が診察で来ていて約2年ぶりの再会。

こんなとこで会えるなんてーっ

同僚も心配な状況だったのだけど、とはいえいつもの笑顔で、
少しおしゃべりできて気が紛れて本当にありがたかった〜
この時点で10:00くらい。

さらに1時間ほど待って、診察。
入院、手術が必要と言われてさらに呆然。
いつがいいですか、と言われても…
ある程度腫れがひくであろう1週間後で依頼。

全身麻酔…(社内でよく聞く全麻)まじか…
なんて大事になってしまったんだ。
生後11ヶ月半以来の入院、手術だよ。


その後がとにかくしんどかった。
靴は脱いでいるので、簡易スリッパ。




これで各フロアで、入院前各種検査、レントゲン、心電図、尿、血液採取、麻酔科説明と
骨折患者に優しくない病院の構造、鬼の行脚。
パトラッシュ、つかれたよ…






大荷物は預かってくれたのだけど、貴重品は持ち歩くので、
この日思いがけずラッキーだったのはサブバッグを持っていたこと。
いつものそうめん弁当が通勤バッグに入らなくて荷物を珍しく
ふたつにしていたから、携帯やミニ水筒を入れて持ち歩けてよかった。
ありがとう、DEEN &DELUCAトート。


戻ったら、整形外科の看護師さんが
「松葉杖、高すぎ!合ってなくない?!」と調整してくれる。
さっきより快適…!これだよ、私が求めていたのは!
そう、脇の下より下にないと、神経圧迫して危ないんだよね。
着ていたカットソーの袖の形で引っかかって使いにくいのかと思ってた。

さらにPCRに、薬剤師さんとの面談に、入院説明。
これもフロア内移動。
しかもどこいっても、混んでいるので待機時間も長く、隣のおばさまに大変ねと
声をかけていただく。
おばさまも初検査入院だそうで…お互いにエール。

で、全部終わったのは15:00過ぎ。ぐったり。
会計とかもほんと歩けたらそんなに感じないのでしょうが、
とにかくあちこち松葉杖で歩かなきゃいけないのしんどいよーっっ

会計終わったところで、整形外科に預けておいた荷物を看護師さんに
持ってもらい、タクシー乗り場まで。
さばさばした看護師さんに助けてもらえて、本当にありがたかった。

ちなみに、通勤労災。
手をついて転んだわけでもないのにこの大怪我っぷり…申し訳なさが先に立つ。
いつもいろんな労災の書類作成しているので、5W2Hで経緯をスパッと書き起こせるわ。

しかし、松葉杖を借りるための前金を現金のみ
1万円お支払いと言われて、よかった持っててー!となりました。
ほんと最近現金持ち歩かないから。


15:30頃帰宅したら、祖母の入浴介助に来てくれていたMさんが帰るところ。
先週の山形旅行に合わせて、祖母にショートステイに行ってもらっていたので
久しぶりに来てくれたのだけど、すみません、またこんななので
ばあちゃんには再ショートステイ。
Mさんにもしばらく会えない〜お元気で〜

祖母には今度は長めのショートステイに入ってもらうことになるし…
「大丈夫?痛いの?」と聞いてくる祖母の顔が痛そう。

ケアマネさんが明日から入れる施設を見つけてくれて、ほっとして
やっと、自分のベッドにごろんと転がった瞬間、新人から相談いいですかーと
電話がかかってきて、話を聞いていたら17時近く。

慌てて会社に電話して、リモート用のPCなど自宅に送ってもらう。

ぐったり…


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