戻れないのも進めないのもLean On Me

ゴスマニアには特別な日ですね、8月4日（笑）

初めて「八月の鯨」を聴いたとき
「はしゃぎすぎ愛を凍らせた日」という歌詞に軽いカルチャーショック。
な、なにを…いったいどうしたんだ？

でも、聴けば聴くほど、なんだかこの曲のトリコになりました。

ここまでストレートに、失恋して悲しい、と無防備に表現した
てっちゃんにカルチャーショック。


さてさて、戻れないのも進めないのも、誰のせいでもなく
自分の意思だったりしますが、今はこの曲のトリコです。


7/26発売「HERO」日本版ボーナストラック　
Lean On Me　  The Gospellers with Kirk Franklin


休憩や移動中は、もちろん。
20：00を過ぎて、オフィスの電話も減って、やっと自分の仕事に
とりかかれる頃になると、最近はこの1曲をずーっとリピート。
今も聴いています。

これ、あくまでもラストのボーナストラックなので、
アルバム「HERO」としては他の曲も多々入っているのですが、
戻れないは、進めないはで、この曲から離れられなくて。


すごい！ゴス。

メロディーや言葉そのものがすでに持っている力というか、
それはもちろんあるのだけれど、それをさらに超えて、
自分たちのもの、っていうのか、
ゴスの歌声によるメッセージにしてしまっているなぁ、と思います。


周りの人達に「とにかく聴いて！聴けばわかるから！」と薦めたい。


鳥肌、たちっぱなしです。
ヘッドフォンで聴いていると、5人のハーモニーに包まれているうちに
肩の力が抜けていく気がします。

あー、そんなに。
ここにいるよ、肩にすがっていいよ、頼りにしていいよ、って
何度も言われたら。
ホントに肩貸してください。　←こらこら。


本来甘えたがりなくせに日頃肩ひじ張って突っ張ってドキドキしてる自分は
弱っている瞬間に「まかせとけ」的な優しい言葉が、直球ストライクで
入ってくることに、基本的にすごく弱い。

この曲は、まさに心にばしっと直球で突き刺さった上に、
すーっと染み渡りました。ひたひたです。

5人の歌声が泣けるほど熱くて、穏やかで。

いつのまにか力がわいてくるのです！！

鳥肌ポイント1

吉弘さんのピアノ！

穏やかな語り口からは想像できないほどの力強いタッチ。
曲のパワーを活かす、出すぎず、でも出るべきところは出る感じの
この方のピアノの音色、本当に大好きです。

北山さんのPrayin' that some dayの前に入る音と間には、何かが
弾けて飛び散っていくような気分です。


鳥肌ポイント2

酒井さん…うっとりしすぎて、横断歩道渡るの忘れました。


鳥肌ポイント3

黒ぽんのOpen up your heart and say--------！
そしてKirkの「Come on！」からの一連の盛り上がりが…

ゾクゾクしすぎて、思わずバスの中で一緒に歌いそうになりました。


素晴らしい出来だからと、どこもカットしないでくれたKirk、ありがとう！

ゴスがこの曲をレコーディングしているときにどんな表情で歌っていたか
ＣＤの声を通して、目に浮かぶようです。

Kirkへ、曲への敬意が伝わってきます。
きっと5人がそれぞれに感動したこの曲への思いを込めて歌っているような。

シンプルなアレンジの中で、伝わってくる5人の表現力。
磨きがかかってきているような気がします。

何もかもが熱い～！！胸焦がす～！！


アルバム「HERO」が予定より1ヶ月遅れて発売されたのは、
ゴスの「Lean On Me」デモテープに感動したKirkがコラボしたものの
発売直前になって、自分のパートを録り直したい、とのことだったからとか。
ニュースには「ゴスペラーズの実力がカークを本気にさせた」とありました。

嬉しい限りです。ちょっと興奮しちゃったよ。


ところで、このデモテープを渡したフィラデルフィア表敬訪問、
4/15だったそうです。

…ペラッツのてっちゃんと酒井さんは、それで4/19にデビューして
4/20にデビュー記念ライブして、その足で沖縄へ向かい
4/21にはPV撮影をしていたってことですね。
それで4/27には千住さんライブ。

はぁぁぁ～すごいフル稼働スケジュール。

私たちに届けてくれるもののために、表には出ずに動いてることが
すごくたくさんあるんだ、ってことがよくわかります…

期待は裏切られない。だから楽しみに待ってます。