On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

秘太刀馬の骨にしばし上の空

2006-03-03 02:00:47 | Uchino Masaaki


北山さんのお誕生日に発売になっていたことを
すっかり、忘れ去っていました。

「秘太刀馬の骨」DVDです。


お友達から、「特典映像だけでも購入の価値あり」との
メールが月末に入って、慌てて思い出してAmazonへレッツゴー。

昨日、到着しました。


・・・ああ、久しぶりに、内野さんを観た。
なんだかものすごいインターバルだったなぁ…


同じ藤沢作品でも、ドラマ映像は、私は断然「蝉しぐれ」派。
(映画は×でした)
でも、「秘太刀馬の骨」も原作はさすがに面白かった。
謎の秘剣の遣い手が誰なのか、スリルとサスペンス。

描写が丁寧で、景色が目に浮かぶよう。
美しい日本の季節や、手に汗握る立ち回りや、葛藤する主人公も
清々しい日本語で綴られているのが本当にすごい。

銀次郎は狡猾で傍若無人でいけすかないヤツだったけど。

ドラマになると人物設定にムリヤリ感が漂っていて、
さらに銀次郎が苦手になってしまったし、
CGが多用されすぎていてちょっと辟易してしまった。

そしてゴスにはまってきたのをいいことに、
O.A当時はあまり真面目に観なかったんだわ…


でもDVDは買ってしまうの、特典映像のために。


「内野聖陽、一日密着」なんともゼイタクなこの特典企画。

開封して、まずはコレでしょう、とコレしか観ておりません。


クランクアップの最終ロケ日に、8:00~27:40まで密着取材
ひょえ~19時間半?!
が、20分ほどに濃縮されていました(笑)


メイク、かつら合わせ、待機中台本を読む姿。
共演者との談笑。

滅多にお目にかかれない、裏側に興味津々。


猛暑の8月、気温32℃。

子役の赤ちゃんも泣くどころかぐったり呆然としているのを
カット後に「がんばったな~とほっぺつついて労わったり、
冷たいおしぼりを額にあててあげたり。

こんな優しい顔するんだー。へぇ~。
想像に難くはなかったはずなのに、ちょっと意外な素顔。
…うーん、うっちーがパパになったら、こんな感じなんだろうなぁ…
という風に見えてしまって、なんか照れ隠しみたいな感想だけど。



それにしても、目を見張ったのがコレ↓

汗で色の変わった羽織を、扇風機にかけて乾かしてる!!
あぁ、やっぱりヤスの上をいっているわ…

    


さらに、夜を徹しての、殺陣撮影。

ロケ弁、二つ食べないと、ふらついちゃうから。
それ位、体力使うんですよ、と体育会系。


なのに、フタ開けて「わぁすごい豪華って乙女声
参ちゃんだったわよ。


結構しっかり入ったその豪華なお弁当を、二箱平らげる36歳(当時)。
すごいなぁ、若いなぁ。

お弁当2つっていったら、酒井さん。
ぜひ、この二人にわんこそば対決をしてほしい、とふと思いつく。



何度も入念に繰り返されるリハーサル。
とにかく殺陣に力を入れているこのドラマらしいこだわりでした。
カメラの角度、刀の見え方、動きのしなやかさ、どれ一つとっても、
心意気が感じられました。

スタッフ・共演者と力を合わせて、ものづくりをしていくのっていいなー

そんな裏側を知ってから、ドラマ本編をじっくり観るも良し、でしょう。


ヤスが出てきたり、酒井さんが出てきたり、結局うっちーを観てても
ゴスが離れていないけど、その究極はコレだった~


     


てぬぐいとタオルの違いはあれど…
 
後ろ姿に共通項が。


さすが、陽つながりっ


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