「宇宙戦艦ヤマト」のTVシリーズでは当初、日曜日の夜7時半~8時の同時間帯に他のチャンネルで「アルプスの少女ハイジ」(注)が放送されていたためか、今一つ人気がでなかったそうです。
劇場版の「宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち」は「ヤマト」シリーズとして大ブレイクした作品です。
当時小学生だった私は「ヤマト」よりも「ハイジ」が見たかったのですが、兄が「ヤマト」を観ていたので、リアルタイムではTVシリーズの「ヤマト」をみて、ハイジは再放送などを観たのでした。
キャラクターデザインを行った松本零士の描くヒロインは、ヤマトのスターシアや「999」のメーテルのような切れ長な目の髪の長い女性がヒロインの原型。
彼によれば切れ長な目の女性のイメージモデルは、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトと楠本タキの娘で、日本初の西洋医学の女医である楠本イネの娘で、シーボルトの孫娘にあたる楠本高子という実在の人物をイメージしていたのだそうです。
彼女の写真をネットで見てみると確かに切れ長な目の女性です。
その当時はスターウォーズシリーズも始まったころで、ジャパニメーションは「ヤマト」のあと、「ガンダム」、「エバンゲリオン」などSFものの系譜へと受け継がれていったのではないかと思います。
ヤマトは劇場版の方などは映画館で涙した特に懐かしい作品です。
英語版の宇宙戦艦ヤマトOPをたまたま発見したのではっておきます。
オリジナル版のTVシリーズのOP
(注)アルプスの少女ハイジ
1974年1月6日から12月29日まで、フジテレビ系列で毎週日曜19:30 - 20:00に全52話が放送された
宇宙戦艦ヤマト
1974年に讀賣テレビ放送・日本テレビ放送網で放送された。当初は同時間帯に放送されていた『アルプスの少女ハイジ』(フジテレビ)、『猿の軍団』(TBS)などの影響もあって視聴率が低迷。本来の予定回数(全39話)から全26話に短縮された。