〈寒のふるまい〉は、冬の最中にの食べ物が乏しい時期に、山の獣たちに食べ物を分けることをいう。
獣にやさしい行いをすれば
獣もまた、人里に害をなさないといわれていて、
大昔から、里の者たちがやってきた習慣だった
【流れ行く者】
物語の中には出てくる少年、タンダは この「寒のふるまい」が好きだという。
喜んでいる獣たちの姿が心に浮かぶという。
優しいなあ
真冬は食べ物がなくなる。
知らん顔をしている間に獣はお腹を空かせることを 容易に想像できる想像力
想像力は 今の時代にはなおさら必要と思われる。