自分はこれまで一度も生まれたことはなく いつだって存在していたという感覚が鮮やかにはっきり浮かんでくるからだ。
不意に
「生にしがみつく必要はない、自分自身が生なのだから」という悟りがやってくる。
【ヌマヌマ】
ハッとさせられる文章!
そうかも知れない。
大概にして、生まれた、これが生まれた感覚なんだ!って、その時に気づくことなく。
気づいたら生きていた。
気づいたら親がいた、兄弟がいた。
なのに 抗うように?生に執拗にしがみつくのは何故だろうか。
すでに生を得ているのに。
(得ているというより、生かされていたというのが 個人的には、もっとフィットするのだが。)