ヒデェVH ギターコレクション

自称「関西一のPEAVEY-WOLFGANGコレクター(笑)」

YAMAHA The FG 2004年 SYSTEM-41 セミカスタムオーダー

2013-11-04 13:35:06 | Weblog
このギターは数年間に売却済みで、現在は手元にありません

私はアコギはずっとヤマハ派で、主にLシリーズやその後継であるLLシリーズを愛用してきました。

現代におけるFGシリーズはどちらかというとLやLLと比較すると値段の安い入門編的なギターというイメージを持っていましたし、基本的にその考え方は間違っていないと考えています。

ただ、60年代や70年代の日本のフォークブームを支えたいわゆる「赤ラベル」時代のFGシリーズ、特にFG-180等は今でも神格化されて「日本におけるフォークギターの原点」のような話も聞きます。

今回入手したTHE FGはその昔日本のフォークブームを支えた赤ラベルFGを現代の技術と素材でよみがえらせた特別版のFGというような感じです。

80年代ぐらいからヤマハの入門価格ギターはFGシリーズはもちろん、LシリーズやLLシリーズも含めて台湾工場で生産されるようになり、その後中国に生産拠点を移したりしています。

そんな中「日本で生産されるハンドメイドモデル」として2002年3月にデビューした“赤ラベル”の「The FG」、発売開始からずっと気になっていましたが、全単板のハンドメイドと言うこともあり、お値段も高くなかなか手が出せませんでした。

今回こいつはヤフオクで見つけたのですが、コンディションも良さそうだし、何よりもセミカスタムオーダーでSYSTEM41という純正ピックアップが付いています。

ピックアップはアンダーブリッジ・タイプのピエゾPU(by LR-Baggs)+サウンドホール内設置(グースネック仕様で位置可変)のコンデンサーマイクが装備されており、これはいつになるかわからないがライブの時にも重宝するなぁと考えて落札しました。


2004年製造のモデルで約10年経過してますが、良い具合にエージングが進んでおり、これだから中古楽器は止められませんなぁという感じ。

音は普段使っているLやLLが鈴鳴りと表現されるのとはとは対照的でジャキジャキ感たっぷりの、これはこれでフォークというかロックな感じの音です。トップは普通にスプルース単板なんですが、サイド&バックはマホガニー単板なんですね、これが音のキャラクターを出しているのかなぁと感じます。

材も良いものを使っているようだし、バインディング等の仕上げや材の合わせ目の工作もきれいです。


ちょっと調べたら現行定価26万超さらにそれにセミカスタムオーダーでピックアップ搭載ということで、まともに新品を買ったら30万は軽く超えそうな感じですが、実は約1/3の値段で購入できました。

ネックも細くて弦高も低く、ハイポジションでも弾きやすいです。
付属の純正ハードケースも高級品ですし、これは本当に良い買い物をしたなぁと喜んでいます。

愛犬チャコも元気です。

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