秋に雑草として道すがら鮮やかな黄色い花を咲かせるセイタカアワダチソウ。
名前は草丈が高いものだと3m前後にまで伸び、この背が高い事と小さい黄色い花が泡立つように沢山咲くことが由来。
セイタカアワダチソウは基本的に雑草として生えている事が多い。
またアレロパシー効果を持ち、他の植物を駆逐するため繁殖域を広げるため毛嫌いされる向きがある。
(春に鮮やかな橙色の花を咲かせるナガミヒナゲシや園芸品種として植えられるヤグルマギクもアレロパシー効果を持つ)
ただ、このアレロパシー効果のため自家中毒を起こし、ある程度年を経ると衰退していく運命にある。
花言葉は繁殖力の強さから由来して、
「元気」
「生命力」
忌み嫌われがちなセイタカアワアダチソウだが実は薬用効果がある。
開花間近な花穂を20cmほどの長さで摘んで苦みのあるお茶として利用できる。
単独では苦みが強すぎるので他のお茶と一緒に煮出すのが良いようだ。
効能は喘息や胃腸炎。
また、入浴剤として利用するとアトピー性皮膚炎や発疹への効果が出ることもある様だ。
そう考えるとプラスイメージな花言葉とともに鮮やかな黄色い花が愛らしく思えるようになるのではないだろうか。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに11月2日の他の誕生花にはルピナスがある。
関連記事
ウィキペディア 誕生花
ウィキペディア アレロパシー
ヤグルマギクは何故ナガミヒナゲシの様に忌み嫌われないのか
ご覧頂きありがとうございます。
そして、本日お誕生日の方へ、おめでとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます