ムラサキシキブの和名は「紫式部」
平安時代の女流作家で「源氏物語」の作者である紫式部が名前の由来。
ムラサキシキブの原産は日本・朝鮮半島・中国・台湾などの東アジア。
平安時代までは紫重実(むらさきしきみ)や実紫(みむらさき)の名前で呼ばれていた。
(これらの名前は別名として現在でも使われている)
その他に園芸品種にコムラサキ(小紫)があり、こちらは小紫式部(こむらさきしきぶ)とも呼ばれる。
ムラサキシキブとコムラサキの違いは葉っぱの形。
葉っぱの縁全体にギザギザがあるのがムラサキシキブで葉っぱの先側半分にギザギザがあるのがコムラサキ。
また実のつき方が沢山集まるのがコムラサキで比較的まばらなのがムラサキシキブ。
(ただ、書籍によってはコムラサキとムラサキシキブを同じものとして扱っているものがある)
花の色は紫
開花時期は6月から8月
花の大きさは5mmに満たないほど小さなものが集まって花序を形成する。
実が紫に色づいて彩りを増すのは9月から11月。
樹高は50cmから300cmの落葉低木。
花言葉は、
「深い愛」
「愛され上手」
「聡明」
いずれの花言葉も恋多き「源氏物語」の主人公:光源氏と聡明な作家:紫式部が由来している。
そのため花言葉は日本で生まれたものになる。
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余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに11月9日の他の誕生花にはツルバラ・ミルラ・レシュノルティア・サザンカ・ランタナ・カラタチ・ジュズダマ・チャービル・ツルウメモドキ・ツルウメモドキ:実・ツルバラ・ノギク・ノコンギク・ハナキリン・ピンポンマム・ホテイアオイ・マネッチア・ミルラ・ミルラ:花・ルピナス・ルリマツリがある。
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