9月から10月頃に秋の実りをもたらすアケビ。
名前の由来は実ると果実が裂ける>開ける実>「あけみ」から来ているという。
和名表記の「木通」は「あけび」の他に「もくつう」と読み、アケビの木部が漢方薬として消炎・利尿薬として利用されるところから来ている。
アケビと言えば俳句の季語では「秋」になるがアケビの花は4月前後に開花するためこちらの季語は「春」に当たるという。
ただ、俳句については詳しくないので使い分けをどうするのか分からない。
「アケビ花咲く」なら春で、「木通の実のり」なら秋と言う感じなのだろうか?
アケビの別名は「アケビカズラ」でカズラは蔓性植物である事を意味する。
また、ミツバアケビと言う仲間が有るが こちらの葉っぱは三葉でアケビの葉っぱは五葉という違いがある。
(よく似た「ムベ」は常緑で葉っぱは三葉から七葉)
花の色は白と淡い紫。
雌雄同株で雌花と雄花が同じ樹から開花し雌花の方が少し大きい。
アケビは食用や薬用として万能の植物。
新芽はあく抜きをして和え物に、実の果肉は生食に、果肉を包む皮は油での炒め物や天ぷら・味噌炒め、種からは油が取れてる。
また、前述の通り茎は消炎・利尿作用のある漢方薬になる。
そのためマルチに活躍するという事で花言葉は、
「才能」
また、自分の花粉では受粉できないところから、
「唯一の恋」
の花言葉が生れたと言われている。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに11月1日の他の誕生花にはカリン・ソバ・キャットテール・ブバルディア・スプレーギクがある。
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