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ホトトギス、9月16日の誕生花・花言葉を学ぶ

2019-09-16 | 探求:誕生花・花言葉

9月16日の誕生花には、

ガーベラ:スパイダー咲き・リンドウ・ホトトギス・アカネ・ベロニカ・アキノタムラソウ・アマランサス・アンズ:実・オリヅルラン・キャットウイスカー・シンゴニウム・ダンギク・ハゲイトウ・ペンタス・ヨウシュヤマゴボウがある。

今回はその中でホトトギスにスポットを当てて誕生花や花言葉について調べてみたいと思う。

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学名はTricyrtis(トリキルティス)

トリキルティスはギリシャ語で「3」を意味する『Tris』と「突出した」の『Kyrtos』が語源。

3個の額片の基部に腺体があることが由来している。

和名は杜鵑・杜鵑草・時鳥草でいずれもホトトギスと読む。

ホトトギスの名前は花びらの斑点が夏鳥のホトトギスのおなかの斑点に似ることによる。

今回紹介する写真の花は開花したてのもののせいか斑点がほとんど見えない)

別名は油点草(ゆてんそう)

ホトトギスの名前の由来になっている花びらの斑点を油が点状にまばらに落ちているように見えることに由来する。

英名はToadlily(トードリリィ)またはJapanese toadlily(ジャパニーズ トードリリィ)

ホトトギスが東アジア(日本を含む)原産のユリ科の多年草であることにちなむ。

「toad」はヒキガエルを意味しホトトギスの斑模様をヒキガエルの斑模様に例えた。

原産は日本・朝鮮半島・中国・東アジア

花言葉は、

「永遠にあなたのもの」

「永遠の若さ」

「持続」

「秘めた恋」

「秘めた意思」

シンボルは不明

裏シンボルも不明

考察

ホトトギスは東アジア原産のため誕生花としては新参者。

ホトトギスは19種類ぐらいあり日本固有種はそのうち10種類に及ぶ。

ただ環境破壊などで絶滅が危惧されているものがある。

ホトトギスの多くは半日陰を好みどちらかというと暗めの湿った場所を好む。

生育環境が整っていれば耐寒性多年草のため例年同じ場所で見かける事ができる。

ただ、乾燥した場所ではまめに水やりの管理を行わなければ開花しない。

前述の通り東アジア原産のためギリシャ・ローマ神話には登場しない。

それでも日本の秋を代表する花として誕生花に取り上げたいと思っている。

花言葉は少ないがそれはヨーロッパなど欧米ではなく主に日本やアジアでつけられたからではないだろうか。

少なくはあるがプラスイメージのものだけなのが好印象だ。

ちなみに「永遠」に関係するものは開花時期が8月から11月と永く愛でられることが由来している。

「秘めた***」については薄暗いところでひっそりと咲いていることが由来とされている。

個人的には蕾が尖っていて固そうに見えるが、花開くと色鮮やかで個性的な花姿をしているのが「秘めた***」の由縁ではないかと思えてしまう。

まさかこのような蕾からかのような美しい花が咲くとは夢にも思わないからだ。

誕生花としていつの日付候補とするかは何冊かの書籍でも取り上げている通り9月16日の今日が適当ではないかと考える。

開花は速いもので8月ごろから始まるが関東南部の最盛期はちょうど今頃だからだ。

誕生花について

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

花言葉について

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

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本日 誕生日の方へ おめでとうございます。

また御覧 頂きありがとうございます。

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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