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ウメ、10月24日の誕生花・花言葉を学ぶ

2019-10-24 | 探求:誕生花・花言葉

10月24日の誕生花には、

プロテア・ウメ・クロッサンドラ・ネズ・チューリップ・アゲラタム・カキ・ガーベラ・ガーベラ(桃)・キク(白)・グラジオラス・コトネアスター・セイヨウスモモ・タニワタリ・ブロワリア・マユミ・ユーカリ・レディースマントルがある。

今回はその中でウメにスポットを当てて誕生花や花言葉について調べてみたいと思う。

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学名はPrums mume(プルヌス ムメ)

プルヌスはラテン語でスモモを意味する。

ムメは日本でのウメの古名。

英名はJapanese apricot(ジャパニーズ アプリコット:日本の杏子)

原産は中国で日本へは遣隋使の時代に渡来した。

花言葉は、

「忠実」

「気品」

「高潔」

「澄んだ心」

「忠義」

「潔白」

「独立」

「忍耐」

「上品」

シンボルは、

「春告げ花」

「吉兆」

「長寿」

裏シンボルは、

「復讐」

考察

ウメの原産は中国のためギリシャ・ローマ神話には登場しない。

そのため誕生花としては新参者と思われる。

裏シンボルが存在するがこれは梅にゆかりがある菅原道真が没後に起きた出来事に由来する。

菅原道真の左遷に加担した者たちに対するものと後の人間が関連付けたもの。

それ以外のシンボルや花言葉は高貴で美しい。

日本を代表する春の花でもあり誕生花として取り上げたい花木。

<花言葉・シンボル>

 「忠実」「忠義」

菅原道真が元住んでいた家の庭に植えられた梅を忍んで詠んだところ一夜にして梅が道真のいる九州まで飛んだ事が由来。

飛梅(とびうめ)伝説として語られ梅の花の忠実さが元になった。

「春告げ花」

まだ寒い時期に花を咲かせて春を告げることが由来。

「吉兆」

古来よりおめでたいとされた木。

春の花見と言えば元々は梅の花だった。

「長寿」

 原産の中国では花びらが5枚であるところから「五福」の花とした。

五福とは「富裕」「無病息災」「徳を好む」「天命を全うする」「長寿」のこと。

<裏シンボル>

「復讐」

文学にたけた菅原道真が京都から太宰府に左遷された。

その時期は梅の蕾がほころび始めたころ。

そのため菅原道真は「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ(春をわするな)」と詠った。

道真は太宰府に移り住んだ2年後に死去。

その直後に道真左遷に関わった者たちに異変が起き道真の祟り(復讐)と人々は恐れた。

これが裏シンボルの由来となった。

誕生花について

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

花言葉について

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

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ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

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本日 誕生日の方へ おめでとうございます。

また御覧 頂きありがとうございます。

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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