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食道がんと生きる

少しでもどなたかのお役に立てれば・・・!
新型コロナウイルスに負けない気持ち!

食道がんと向き合う~22<術後4日、5日目>

2016-06-14 17:20:50 | 日記
◯ 平成28年5月1日、術後4日目、病室で安静に過ごしました。
  血液と胸部腹部のレントゲン検査をし、その結果、異常なしと言うことで、左脇のドレーンと心拍数測定器が外され、更に、付属物がなくなり体が軽くなりました。

◯ 平成28年5月2日、術後5日目、この日は、朝にガスが出ました。胃や大腸が動いているようでした。
  この日、右脇のドレーンも外されました。
  血液検査、胸部腹部レントゲンの撮影をしました。
  検査の結果、異常がないと言うことで、術後5日目で水を飲めるか確認がありました。こわごわでしたが大丈夫でした。
  まだ食事は有りません。

  毎日、歩く練習のあと体重測定
  体重、59.1キログラム

食道がんと向き合う~21<術後3日目・一般病棟へ>

2016-06-14 17:13:52 | 日記
◯ 平成28年4月30日、今日、ICUをでて一般病棟へ移れました。
  一般病棟の看護師さんが迎えに来てくれました。
  右胸のドレーンと動脈の点滴針が外れました。

  まだお腹と左胸のドレーン、膀胱カテーテルが入っていますが、少しずつ軽くなっていく感じです。
  この日も歩行練習をしました。

  手術して3日目になりました。
  食欲はありません。
  まだ食事はなく、氷片2個くらいを口にして喜んでいました。

食道がんと向き合う~20<術後2日目・ICU>

2016-06-14 16:58:00 | 日記
◯ 平成28年4月29日、術後2日目、体に点滴やドレーン、測定機械が付いていて身動きがとれない。
  少し痛みも出てきたが痛み止めの点滴が入っているので、我慢できないほどでない。

  夜中には不整脈があり心拍数が低くなった事により、看護師が騒いでいる。
  大丈夫かと思い色んなことを考えてしまう。
  しばらくして不整脈が落ち着いたので、この日もベッドを降り歩行練習、体重を量ると58.5キログラムでした。
  点滴などで体がむくんでいる感じがする。

  術後2日目、氷の欠片を口にしてもいいと先生からお許しが出たので、術後初めて氷を口にして喉の通りを確認しました。

  冷たく美味しく何故か嬉しかった!

食道がんと向き合う~19<術後1日目・ICU>

2016-06-13 18:07:54 | 日記
◯ 平成28年4月28日、ICU2日目、体中に点滴やドレーンの管がたくさんついており身動きがとれない。
  麻薬の一種らしい痛み止めの点滴も入っているため、痛みはない。

  手術の跡は、5~8センチくらいの長さのものが首の下と胃のところの2カ所、ドレーンが4カ所、手術の穴傷跡が8カ所ありました。
  傷跡は、どれもホッチキスのような金属で止められていました。

  フランケンシュタイン?みたいな感じでした。

  床ずれしないように寝返りと足の血栓防止のマッサージをしていました。24時間、数時間おきに血液検査や心拍数など各種装置の確認がありました。
  眠く動きたくないのに、確認に来るICUの看護師との戦いでした。

  この日、鼻管、酸素マスクが外れ、午後には右手の点滴が外され、ナースステーション付近までの歩行練習、体重計に上がると何と59キログラムでした。手術時の点滴でいろんな薬が体に入っているので体重が増えていた感じです。

  この日、初めてベッド上で歯磨きもしました。

食道がんと向き合う~18<食道摘出手術・ICU>

2016-06-13 14:29:52 | 日記
◯ 平成28年4月27日、いよいよ自分の食道とお別れです。ありがとう。朝、食道外科の先生が病室に来て、口腔内の細菌検査をやった。特に問題なく普通に綺麗だということで問題なしでした。

  朝の体重56.7キログラム

  午前8時30分病室を出る予定のために、午前8時に手術着に着替えました。
  迎えに来てくれた先生と歩いて手術室へ入ったのです。
  手術室には、関係者がたくさん居たことと部屋の広いことに驚きました。

  ベッドに横になり、背中と腕の点滴、呼吸器から麻酔をしました。
  いつしか意識がなくなり気がつくと手術が終わっていました。
  目が覚め、もう食道がないと思うと何とも言えない気持ちになりました。
  手や足の指を動かしてみたりして自分なりに体の確認をして、ちゃんと生きていることを思いました。

  麻酔から目を覚ました後、足し算や病院の名前を聞かれ、意識が正常かどうか確認もされました。

◯ 目が覚めた後、先生に時間を聞くと午後7時が過ぎていて、10時間以上の大手術だと言うことが分かりました。

  妻は、手術前に聞いていた時間の7~8時間という予定を大幅に過ぎていたので、かなり心配していたようです。
  当の本人は意識がないので何もわからずでした。お疲れ様でした。

  手術終了後は、ICUにおいて妻と面会をして無事を喜んだのを覚えています。