新たなスタートを切る君達に
いよいよ毎年のことながら、F.C.TWINS.愛知の中学部を最後の最後までやりきり次へステップを迎え、今日から新しい環境へ向けてスタートを開始する時がきました。
これでF.C.TWINS.愛知という環境から自らが求めた選択の道がスタートしましたね。
送別会や卒業の言葉、涙涙の最後はなく、各自それぞれのタイミングにそれぞれの思いを胸にチームを去るクラブであり、これからが人生本当のスタートと感じると嬉しい気持ちや安堵が強いです。向き合い、闘い続けてくれて本当にありがとう!
結果以上の価値に目を向け、最後の最後までついてくれて本当に感謝します。
【タイセイ】
手がかかる奴ほど可愛くて仕方がないって言葉しか当てはまらないほど、心配ばかりのツインズ時間でしたね(笑)
でも、最後まで周りは感じていたかは分かりませんが優しさに満ちた人懐っこさと笑顔に嘘のない本当は人間味でいっぱいのタイセイをコーチは見続けた気がします。
そんなタイセイの笑顔に心が映らなくなってしまった時期がありましたね…
あの時コーチが感じた唯一の感情は『心が独りきりで寂しいんだろうな…』でした。
愛なのか、温もりなのか、何が足りないのかわからないけど、手のかかるやんちゃ坊主は何か孤独なんだろうなぁ…とコーチにはうつりました。
いま寄り添わなくては…って気持ちだけが湧いてきたのを思い出します。
そんな気持ちにしっかり向き合い、またタイセイらしい優しさに満ちた笑顔を見せてくれた大星をコーチは誇りに思います。
タイセイは優しさに満ちた人間です。
与える側に疲れた時はまたツインズに顔出して下さいね👋🏻
小学校低学年からずっとずっと変わらぬタイセイでいてくれてありがとう!
コーチはタイセイを信じています。
【ヒロト】
3年前、涙を流してF.C.TWINS.愛知に入りたいと直談判して入会してくれた君が、もう卒業なのが不思議で仕方ありません。
あっという間過ぎましたね…
あと一年あったら…ヒロトの本当の可能性を開く力強い歩みを与えてあげれたんじゃないかなとコーチは後悔と反省を正直してます。
ヒロトは自分の評価を低くするくせがあります。
人が未来を生き抜く為の評価を受けるとき1番必要なこと
それは…
他人がどんな評価をしようとも、自分だけは自分の中での評価を高くし、決して周りから受ける空気にのまれてはいけない!
です。
人はみな何が足りないものです。
その足りないものに他人は目を向けます。
でも、足りないものに向けられた視線は確認しつつも、自分だけは、その空気感に囚われない自分好きな自信家でなくてはなりません。
それこそが、生きる強さに変わると思います!
ヒロトは強い人間です。
必ずここ1番闘争心むき出しでチームの為に汗をかいてくれるヒロトは、誰より闘う強さに守られた人だと感じさせてもらった3年間でしたよ。
だからこそ、もっともっと生き方や歩み方に自信を持った人になって下さいね!
【シュウヘイ】
年代1のテクニックを持ち合わせたシュウヘイが最後の言葉に話した内容は後悔の言葉でしたね…
ラストゲームとなったあのフットサルの試合
緩めるつもりなんかさらさらなかったスイッチの変化からの思わぬ失点
確かに後悔となる悔しいプレーだったかもしれません。
でも、コーチもですが、多分誰一人としてあの試合の敗因がシュウヘイのプレーにあるとは考えていませんよ(笑)もっと言うと忘れてました😂
技術・内容ともに誰が見ても君たちが勝ってましたよ!負けたのはパワープレーという育成年代には馬鹿げた戦術に負けたんです(笑)
シュウヘイ!
それぐらい言えちゃうぐらいの気持ちでボールん蹴るサッカー人生にしてください。
『考え込みすぎること』
これこそがシュウヘイのプレーを小さくしてる1番の要因です!
くよくよするな(笑)
終わったら忘れろ(笑)
自分が!自分達が1番だと胸を張れ(笑)‼️
コーチなんかずっとずっと負け人生!でもずっとずっと勝ち根性👍🏻✨(笑)
次のステージ
シュウヘイは周りから嫌われるぐらいの我をだせる様な強気全開の自分大好き選手になる三年間にするんだぞ⚽️
シュウヘイにはその可能性と才能がしっかり眠っていますよ。
【ユウマ】
皆んなとは違い、クラブチームへ進むことを決めたユウマ
シュウヘイとは逆に感情を抑えることができず、荒々しく、自分をコントロールする事が苦手な人間が三年間で本当に大人に成長しましたね(笑)
チームの為に声を出し
チームの為に汗をかき
チームの為に時に自らを消して
自分以外の人の立場に立つことの大切さと強さを学んでくれたこと本当に嬉しく思います👍🏻✨
持ち前の明るさと我の強さと負けず嫌いに、周りの人間への配慮やサポートが身についた君は、未来で必ず人の前にたつリーダーになることでしょう👊🏼😉
ユウマに最後に伝えた言葉
『絶対にプロになれ!』
今のユウマを誰がなんと言おうと、あと数年したら必ず戦える選手へ激変します。
ユウマはユウマのまま自分を貫き通し、必ずプロになりなさい!
ユウマにはプロがあってます💫
その為に絶対必要なこと
誰よりも早く!誰よりも遅く!までボールを蹴る三年間にしてください⚽️⚽️⚽️
才能は努力が凌駕する事を見せてくださいね💫
【レオ】
中学一年から本格的にチームの一員となり、新しいクラブのツインズという環境のなかで小学生までのクラブとの違いと向き合いながらスタートした三年間。
入会して一年が過ぎようとした頃
お父さんから言われた言葉が今でもコーチの力になっています!
『通知表にかかれる先生からのコメント内容が変わりました!✨』
今まで書かれたことない様な、積極性や取り組み、周りをまとめる姿勢、など、控えめだった内容からツインズにはいり変わりましたとお話を頂いたのを思い出します。
いい選手はいい人間性⚽️‼️
これをチームの方針の1番に掲げ
人間を育成し選手を育成することを貫いて来たチームにとって何より嬉しい結果を頂けた瞬間でした。
コーチの前で見せる姿だけでなく、チームを離れた場所でもしっかり学びを表現しているレオを誇りに感じたのを覚えています。
あれからもう三年
あの頃から更にいい男、いい選手に成長してくれてありがとう👍🏻
三年間で1番、目の輝きが変化したのはレオだった様な気がします!
持ち前の優しさに、周りをまとめる力強さと責任感が備わったレオが三年生で見せるプレーは安心感と期待を感じさせてくれる頼もしい姿でした(笑)
自分を変えるという事は大変なこと
勇気のいること
そんな勇気ある成長を遂げたレオなら次のステージでも必ず価値ある人間として迎えられると思うし、価値ある武器を自らの力で手に入れました。
次は武器を使い輝きを大きくする場所です💫
必要とされる人間のなることを誰より信じています。
【フミヤ】
フミヤは…
大変だったな…(笑)
でも最高に強くなった三年間でしたね💮
中学一年からツインズに入会して、それまでの人生経験からあるトラウマが心をむしばんでいましたね。
そのむしばんだ心ではサッカーをするには非常に大変なことでした。
グランドにはいりプレーを開始すると同時に、『緊張』に心が無意識むしばまれ、身体は硬直し、最後には口から泡を吐いてしまうという自力ではどうにも止めれないものでした。
練習でも試合でも口からでる泡を、手でぬぐい服で拭きながらプレーする君は本当に辛そうに見えました。
そんなフミヤにコーチができることは何かなと考えた時、たった一つの事しか思いつきませんでした。
必ずツインズを去る日までに、このトラウマを自力で乗り越える人間にする!でした‼️
辛い現実から目を背けず、向き合わせ、乗り越えさせる…
酷でしたね…
でもいつか乗り越えなければならないなら今がその時だと思いました。
普通でもギリギリなのに、弱さに負けそうになる度に更に向き合わせ闘わせ…
もう限界の日が来た時、フミヤに最後の決断を任せましたね。
ギリギリ精神状態のなか、君が出した答えは…
『更に1歩踏み出すこと!』
でしたね。
あの日君は初めて自分のトラウマに打ち勝つことができましたね!
その日から症状は少しずつ改善され、チームを去る一年は、泡を吐くこともなくなり、誰よりも積極的に闘い、誰よりも大人の行動でリーダーとなりチームをまとめていました。
目的達成(笑)
ミッションクリア…
本当に良く頑張りました。。。
本当に良かった。逃げ出さず闘った君はもう何がおきても目を背けない立派な大人です。
そして次からのステージ
フミヤに期待する事
それは、
痛みを知り
辛さを知り
恐怖を知り
苦しみを知る人間だからこそ
『弱者を守る人になってください』
誰もが君のように乗り越えれる訳ではありません。
でも、近くに痛みを共有し向き合う人がいてくれたら人は強くいれます👊🏼‼️
本当にメンタルが強い人間とは、挫折や苦悩から逃げずに向き合い、その先を知ることができた人間こそが本当のメンタルタフネス人間だと思います。
フミヤは強い人間です。
その強さを周りを支える為に使う人生を歩んでいって下さい。
最後に言ってくれた言葉!
『コーチの言葉には魔法がある』
有り難く名言として頂いておきます(笑)
ありがとう。
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卒業する三年生へ
『今日からはコーチではなく1人の人間としていつでも頼って下さい(笑)長い間ありがとう!そしてこれからも宜しくな。』
F.C.TWINS.愛知
脇 真太郎