季節のあしあと

小さな庭で移り変わる四季を感じています。

2番花の薔薇が雨の中で散っていく…

2018年07月07日 | 薔薇

強風が続いたかと思えば今度は土砂降りの雨と風

ここ3日間は災害情報を知らせるアラームの音が頻繁に鳴り響いています。

一昨日は半月ほど前から約束をしていた映画を観に出掛けたのですが

家を出て暫くすると雨脚が酷くなって三宮に着くころには

パトカーから避難勧告地域のアナウンスがされていました。

神戸は六甲山系を中心に街が広がっているので

長引く大雨は河川の氾濫や土砂崩れで被害が拡大します。

閉鎖される道路が多くなり普段なら30分で帰りつくところが2時間近くかかる渋滞

久し振りに三宮へ出ての映画鑑賞(万引き家族)でしたがそれ以降は

無用の外出を控え家でじーっと外の様子に耳を傾ける時間を過ごしています。

シャッターを下ろしているので外の様子が見えず音で判断です。

2番花が咲く時期にこの雨であっという間に雨風に吹き飛ばされています。

何度もひっくり返った鉢だけを玄関前の軒下に避難させていますが

それでも風が強いので軒下でもずぶ濡れの状態

 

 

↑「りくほたる」 花付きがよい「かおりかざり」の枝変わり

 

↑「しのぶれど」

 

↑「あおい」

 

↑「ジュビリーセレブレーション」

 

↑「ジュード・ジ・オブスキュア」

 

 

雨に濡れて百合もアナベルも重そうにうつむいています。

 

シャッターに叩きつける雨風が強烈でTVの音声が聞こえないほどです。

小康状態になって外に出てみると庭に散乱している鉢…

 

 

ユーコミスの蕾が成長しているところでした…

根元からポキッと折れています。強風にあおられっぱなしだったのか葉もぐちゃぐちゃ

 

 

鉢植えも倒れて割れています…

 

雨が降る前に撮った2番花の薔薇…

 

(撮影日 2018.7.01)

 

中心にピンクの色を滲ませて咲き始めた「しずく」

「みさき」の枝変わりなのでピンクを帯びて咲き始めても不思議じゃないよね。

でも開ききると純白のしずくです。

 

(撮影日 2018.7.03)

 

(撮影日 2018.7.01)

↑「ニューウエーブ」

軽やかなウエーブで開いていく スモーキーピンクのこの色もお気に入りです。

 

(撮影日 2018.7.02)

↑「シュシュ」

今年は冬に根元近くの強剪定をしてから元気に復活しよく咲いてくれます。

 

(撮影日 2018.7.03)

↑「ディスタント・ドラムス」

 

この日の午後から日差しが無くなってずーっと雨・雨・雨

室内のどんよりした空気、早く窓を開け放して空気を入れ替えたい

月曜以降は傘マークが無さそうなので期待します。

 

 


宿根フロックス

2018年07月03日 | ガーデニング

台風7号の進路が気になりますが今のところ薄日の中で涼しい風が吹いています。

暑い季節に手入れをしなくても長い期間花を楽しませてくれる「宿根フロックス」

徐々に種類も増えて夏の庭は宿根フロックスで賑やかになってきました。

 

 

ピンクに白のラインが入った優しい雰囲気の「オールインワン」

 

 

 

今年はカサブランカが沢山芽をだしたので

カサブランカに囲まれてお日様を求めて上へ上へと伸びてしまいました。

ただでさえ風通しの悪い場所なので下の方はうどん粉病がすごいことになっていましたが

薬剤散布で随分マシになってきました。

花が咲いている辺りにうどん粉病の痕が残っていないので良かった。

 

一番派手な色の「タットヤナ」

 

 

早くから咲き始めている「フレイムブルー」

経過するごとにブルーの色が出てきました。

 

 

まだまだ蕾がいっぱい控えています。

 

 

毎年蕾がなかなかきれいに開かない気難しい感じの「ミスティックグリーン」

ことしも蕾は沢山ついています。

今年は日がよく当たる場所へ移動したのできれいに咲いてくれるかも…と期待中

 

 

ここ数日前から宿根フロックスを見回っている時になんかおかしい…とは感じていたのですが

その疑いを信じたくないばかりに見て見ぬふりをしていました。

今日はじっくり観察をしてみるとやっぱり宿根フロックスだと思っていたら実は…

「セイタカアワダチソウ」だったのです。

 

宿根フロックスは冬の間地際で切り戻しているので春先に芽が出た時にずーっと

宿根フロックスだと思い込んでいたのです。

スーッと伸びた雰囲気はまったく同じで

ここ最近はどのフロックスも先端が蕾を付け始めているので

先端部分を見てこれは違うのでは?と思い始めたのです。

 

 

宿根フロックスの株の真ん中から出ているので疑いもしませんでしたが…

よ~く見ると葉っぱにギザギザが

 

 

随分成長させてしまっているので株ごと引っこ抜くと同じところから出ているフロックスまで

抜けてしまうので取りあえず地際で切ったのですが

ここまで見過ごしていたなんて迂闊でした。

周囲の栄養を独り占めしたかのように葉の色つやもよく育っています。

セイタカアワダチソウの陰でひっそりと「シャーベットブレンド」が咲いていました。

 

 

セイタカアワダチソウが無くなってお日様たっぷり浴びられるようになりました。