川音日記 立花学園高校釣り部元顧問のブログ

釣り部顧問を隠居した65Tが、気ままに日々の出来事を綴っております。

川音塾例会?

2020年09月19日 | 釣り部
3年生は進路を考える時期になりました。

立花学園高等学校釣り部隠居でございます。


釣り部3年生の1人が、どうしてもアユ釣りをしてから引退したいようです。

「K」「大輔」が相談に来ました。

「了解、一肌脱ぎましょう」


久しぶりの酒匂川釣行、

朝のうちに囮を買って、川へ埋けて、

ワクワクします。

「釣れてるの?」

「聞くだけ野暮でしょ」

「まあ、やってみるよ。」

川音川にはコロガシ釣りの方が、

「どうですか?」

「ダメだね、今年は大赤字だ!」


12時30分、すでに着替え終わっています。

「早いな、やる気満々で結構。」


秋なので、オトリは雌を選び、

ラインはナイロン0.2号、

オトリに任せて泳がせます。


この3年生は1年生の時にアユの友釣りを教えたので、

自分で全部支度ができます。

でも、一昨年はシーズン初期に釣りをしたので、瀬の引き釣りでした。

今日は静かに泳がせ釣りです。


最初は私がやって見せ、竿を渡します。

「一番下の目印が水中に入るか入らないかをキープして」

オトリがきれいに上流へ登っていきます。


「大輔」が川へ来たので準備をさせます、まだ1人で支度ができません。

振り返ると、竿が曲がっています。

慌てて引き抜き、危ない切れる!と思いましたが無事取り込みました。





この後もポツリ、ぽつり、と掛けていきます。

おそらく静かに釣りをしているのがいいんでしょうね、

私なんか、5分かからなとすぐ移動してしまいます。辛抱が足りません。

「あっ、また掛けました。」

上流の釣り人が釣れていることに気付き、徐々に釣り下ってきます。

釣りをしていない私は、眺めているふりをして中間の石に腰掛けます。


「近づいちゃだめだよ」本人が気づかないところでつばぜり合いです。

アユの友釣りでは良きあることです。

みんな釣れる場所へ入りたいですからね。


上流の釣り人は、諦めて移動していきました。


私も1匹釣りたくてポイントを探しに下流へ、

中央は砂地ですが、辺地にいい色の石が詰まっていて、食み跡がある場所を見つけました、

鮎も跳ねています。

押しの強い川の真中へ腰までつかって踏ん張り、辺地を泳がせます。

私はメタコンポ0.07を使います。

気持ちよく鮎が上流へ泳いだと思うと、急に下流へ下り始めます、

掛かりました、23cmのきれいな雄です。

写真を撮ろうと・・・

残念、スマホがバッテリー切れです。

部員に写真を撮ってもらったので後日載せますね、


部員の方へ戻ろうと上流を見ると・・・

釣り人がみんな集まってきてしまいました。

いいポイントだったんですね、そりゃそうです、私の見立てです。<(`^´)>エッヘン!




今度ベストに「川音塾」って入れよ!


もう一人前ですね、卒業しても酒匂川へアユ釣りにおいで。


ところで「大輔」はどうした?










コメント
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