
立花学園高等学校釣り部隠居でございます。
ストーブの近くから離れないニャンコ先生に見送られ、
部員と顧問合わせて25名でホウボウ釣りに行ってきました。
今回の船宿 平塚 庄三郎丸さんのご厚意で、2隻の仕立てで出船していただきました。
ホウボウがこの時期生息している水深は20~30m、
大磯沖から茅ヶ崎沖を、全員左舷に乗って「どてら流し」で探っていきます。

ホウボウはヒレが変化した足のようなもので、海底を探ってエサを探します。
活性が高いと2mくらいは浮いて泳ぐので、海底から2mを探っていきます。

丹沢は雪化粧、富士山もきれいに見えますが、
風が強いのが・・・
実は私65Tも初めての釣りなので、いろいろ試してみます。
ジグ・タイラバ・餌、出船直後はなかなか当たりが出ません。
部員が1匹目を釣り上げ、餌釣りに絞りました。
干潮から潮が満ち始め、風は北風、仕掛けが潮に引っ張られて重く感じます。
40号のおもりが持ち上げられるのを利用して、浮いた餌をアピール。
まるでルアー釣りのように。
①糸を送って②底をとって③竿をしゃくって餌を激しく動かして④食う間を与える
竿先が・・・フルフルッと揺れたところを大合わせ、
ホウボウは口が堅いのでしっかりと合わせます。
10時から11時の間にアタリが集中、部員たちもポツポツ釣り上げています。

午後は潮と風が同調し始め、難しい展開に、そしてタイムアップ。
今回は天候的に厳しい状況でしたが、部員たちは
①時合にできるだけたくさん釣る。
②風や潮を読んで、それに合わせた釣りをする。
③釣りにくい時間帯に魚を掛ける努力をする。
そんなことを学ばせてくれた釣行でした。
アタリを待っている人と、自分からアタリを出しに行く人では、
最終的な釣果に大きく差が出るのです。
今回もお世話になった「平塚庄三郎丸」さん、
出船前には

こうしてレクチャーをしてくださいます。
経験に裏付けられたレクチャーですから、間違いないし、的確です。
皆さんも仲間で季節の釣りものを「仕立て」てみてはいかがですか?
楽しいですよ。
※「仕立て」は仲間で船を貸切ることです。
知らない同士が一緒に乗る船は「乗合い」って言います。

ブルーとグリーンの大きな胸ビレがきれいでしょ、
1000年後には鳥になってると思うんだなぁ~。
刺身・煮つけ・アクアパッツァ・ブイヤベース・潮汁、
高級食材なんですよ。
そうそう、この日のトップは9匹、ホウボウ釣りにしては激渋だったようです。
でも、十分楽しめました。
