川音日記 立花学園高校釣り部元顧問のブログ

釣り部顧問を隠居した65Tが、気ままに日々の出来事を綴っております。

平塚庄三郎丸からホウボウ釣り(まとめ)

2023年02月13日 | 釣り部


立花学園高等学校釣り部隠居でございます。

ストーブの近くから離れないニャンコ先生に見送られ、
部員と顧問合わせて25名でホウボウ釣りに行ってきました。

今回の船宿 平塚 庄三郎丸さんのご厚意で、2隻の仕立てで出船していただきました。

ホウボウがこの時期生息している水深は20~30m、

大磯沖から茅ヶ崎沖を、全員左舷に乗って「どてら流し」で探っていきます。



ホウボウはヒレが変化した足のようなもので、海底を探ってエサを探します。

活性が高いと2mくらいは浮いて泳ぐので、海底から2mを探っていきます。



丹沢は雪化粧、富士山もきれいに見えますが、

風が強いのが・・・

実は私65Tも初めての釣りなので、いろいろ試してみます。

ジグ・タイラバ・餌、出船直後はなかなか当たりが出ません。

部員が1匹目を釣り上げ、餌釣りに絞りました。

干潮から潮が満ち始め、風は北風、仕掛けが潮に引っ張られて重く感じます。

40号のおもりが持ち上げられるのを利用して、浮いた餌をアピール。

まるでルアー釣りのように。

①糸を送って②底をとって③竿をしゃくって餌を激しく動かして④食う間を与える

竿先が・・・フルフルッと揺れたところを大合わせ、

ホウボウは口が堅いのでしっかりと合わせます。

10時から11時の間にアタリが集中、部員たちもポツポツ釣り上げています。



午後は潮と風が同調し始め、難しい展開に、そしてタイムアップ。

今回は天候的に厳しい状況でしたが、部員たちは

①時合にできるだけたくさん釣る。

②風や潮を読んで、それに合わせた釣りをする。

③釣りにくい時間帯に魚を掛ける努力をする。

そんなことを学ばせてくれた釣行でした。


アタリを待っている人と、自分からアタリを出しに行く人では、

最終的な釣果に大きく差が出るのです。


今回もお世話になった「平塚庄三郎丸」さん、

出船前には



こうしてレクチャーをしてくださいます。

経験に裏付けられたレクチャーですから、間違いないし、的確です。

皆さんも仲間で季節の釣りものを「仕立て」てみてはいかがですか?

楽しいですよ。

※「仕立て」は仲間で船を貸切ることです。
 知らない同士が一緒に乗る船は「乗合い」って言います。



ブルーとグリーンの大きな胸ビレがきれいでしょ、

1000年後には鳥になってると思うんだなぁ~。

刺身・煮つけ・アクアパッツァ・ブイヤベース・潮汁、

高級食材なんですよ。

そうそう、この日のトップは9匹、ホウボウ釣りにしては激渋だったようです。

でも、十分楽しめました。





コメント
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