もし、自分の歩幅で歩けたならば、最高の生き方ができるのかもしれない。
自分の歩幅で歩くということ。
つまり、それが“自分らしく生きる”ということなのかもしれない。
周りの流れに乗り遅れまいと走ったりすることも必要でしょう。
しかし、いくら周りに合わせて走ってみても自分の歩幅で走らなければ転んでしまうかもしれません。
そして、自分の歩幅以上で歩いたり、走ったりばかりしているとすぐに息切れしてしまうかもしれません。
自分の歩幅は自分にしか分らない。
自分の歩幅で歩いてみても、周りに合わせて走ってみても同じ所に辿り着けるような気がします。
早く辿り着くことも大切なのかもしれませんが、転ばずに辿り着くことも同じくらい大切なことではないだろうか。
当たり前のことなのかもしれないけれど、とても難しいことにも思える。
自分の歩幅で大地をしっかり踏みしめて歩いてゆくこと。
私はそれが“自分らしく生きる”ということだと信じている。
2007・6・6
From Ken-O