“こころ”へ

2006-12-31 00:13:50 | 宝物

今年の目標は「妥協しない」


子ども達の前で言ったことを覚えている


その言葉はずっと前からオレが壁にぶつかっていたことを意味する


 


オレはいつもストレートだ


子どもの頃からちっとも変わっていない


すぐに顔にも出るし、口にも出してしまう


もちろん言葉こそ選べるようになったが、見る人が見れば、必ず分かってしまうほど表情に出てしまう


よく知る者にはオレの表情の変化には気付いてもらえるだろう


しかし、あまり知らない人からすれば、いつも怪訝そうな表情や難しそうな表情をしているために与える印象は相当に悪いことだろう


 


昔からかなり人見知りをする


仕事ではそんなことを言っていられないので何とか凌いでいる


でも、仕事以外では今もその性格はなかなか直らない


だからどうしても“こころ”を許すまでは上手く表情が作れない


 


生き方もストレートそのものだ


壁にぶつかった時、賢い人なら遠回りをしたり、別のルートで目的地に辿り着くことだろう


でも、幼稚なオレはそんな器用なことはできない


とても不器用で無格好な生き方しかできない


 


壁にぶつかり、越えようと思ったのならば、ひたすらによじ登る


壁にぶつかり、越えようと思ったのならば、何度落ちてもよじ登る


 


遠回りをしたり、ルートを変えることは、それは、不器用なオレにとっては最後の手段になる


つまり、そのチャレンジを諦めたという時にあたる


いつも真っ直ぐにしか進めない


いつもひたすらにしかできない


 


それがオレの長所であり、短所でもあるのだろう


長所と短所はいつも表と裏である


どちらが表でどちらが裏なのか


そんなことはオレには分からない


でも、それがオレの個性であり、“自分らしさ”の一つなのだろう


 


人は「そこがお前の短所なのだよ」と裏を指すかも知れないが、オレにとってはそれが“自分らしさ”であり、長所でもある表である


あまり人の眼は気にしたくない


人の眼を気にしながら、よそよそしく生きるのはかなり疲れる


不器用な生き方しかできないから、人に世辞を言うのも人に媚びるのも下手だ


自分が下手だからなのだろうか、人から世辞を言われるのも人から媚びられるのも極端に嫌う


だから、相手が子どもだろうがその保護者だろうがお偉いさんだろうができるだけ表と裏は作りたくはない


 


“自分らしさ”を見てもらえばいい


そうすることで、オレの“こころ”の眼はどんどん鋭くなっていくはずだ


 


人を含めて、物事は目で見るのではなく、“こころ”の眼でみることが大切なのだ


“こころ”の眼を養うためには、表も裏も必要ない


必要なことは“ありのまま”であることだと思う


 


結局、どれだけ壁を越えようが、どれだけ学ぼうが、昔から持っていた元々の考え方に戻ってきた


それが『自己哲学』ということになるのだろうか


今年はそれに気付かされた一年だったと思っていると同時に、自分としっかり向き合うことができた1年だったと思っている


 


これは、自分一人だけでやれたことではない


周りにいる子ども達や大人達によって気付かされたことで、一人では決してそこには辿り着くことはできなかった


人の温かさも冷たさも感じた


人は“傷付け”“傷付き”でしか成長していけないと感じた


全て自分の成長のために必要なことなのだと感じた


人に対してすごく感謝の気持ちを持てるようになったと思っている


 


どれだけ成長できたのかも本当に成長できたのかも分からない


苦しい時の方が多かった気がする


しかし、過ぎ去った過去のことであって『今』のことではない


『今』は元の“自分らしさ”に近づきつつあると思う


それを考えると嬉しいことも多かった気がする


 


歩んできた365日を振り返ると昨日のことのようだ


これから迎える明日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後・・・365日後はまだまだ先のことのように思えるが、実際には自分が思っているよりも時の流れは早いのだろう


とにかく『今』を大切に生きていこうと強く思えた一年だった


 


2006年はオレにとって、とてもとても意義のある1年だったと思う


そして、2006年に学んだ様々ことや気付いた様々なことを活かせる2007年を過ごしたいと思う


 


I've Been Working on the Railroad


 


2006・12・31


From Ken-O


 


追伸


 


この1年間でとても多くの方がココにお立ち寄りいただきました。


本当に感謝しております。


私はこれからも自分の思ったことを自分の考え、言葉を持って表現していくつもりです。


共感されることもあれば、嫌な思いをされることもあるかもしれませんが、2007年も多くの方が足を運んでくださればと思っています。


是非、2007年もお立ち寄り下さい。お待ちしております。


 


皆様にとって、2007年が良き年でありますことを願っております。


一年間、本当にありがとうございました。


 


 


 


『一とは


原点


一とは


じぶん』


【相田みつを「いまから ここから」より】


 



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新たな気持ちで

2006-12-30 19:50:27 | ひとりごと

【新たな気持ちで】2006・12・30


ここ数年、身なりを整えることなく新年を迎えていた


いろいろなことがあった今年


本当はともに2006年を締めくくりたかった


“新しい年を新たな気持ちで迎えたい”


そういう思いがとても強かった


ボサボサの頭も無雑作に伸びたヒゲもさっぱりしてきた


 


ここ数年、それをしていなかった


年が明けたら真っ先に“水の神”のところへ行くと決めている


子どもの頃からココにいたのに“水の神”と知ったのが最近とは情けないが・・・


知った以上は真っ先に行かないわけにはいかんな


 


いよいよ2006年が終わろうとしている


 


 



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素晴らしいね

2006-12-29 19:49:52 | ひとりごと

【素晴らしいね】2006・12・29


実に軽やか!


 


実に美しい!


 


実に優雅だ!


 


感動ですね!


 


泣いてたね!


 


勝ちですね!


 


素晴らしい!


 


史上初です!


 


200点突破!


 


211.76!


 


浅田真央チャン!


 


実に素晴らしいです!


 


 



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君へ25

2006-12-28 23:16:07 | 君へ

【君へ25】2006・12・28


つらいときも


くるしいときも


すぐれないときも


おこりそうなときも


うまくいかないときも


そんなときだってあるさ


 


でも


いつも


曇らせないで


それは宝石なんだ


磨けばキラキラと輝くんだよ


“こころ”に映る眩しい陽射しを


 


 



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黒い風鈴

2006-12-28 19:49:20 | ひとりごと

【黒い風鈴】2006・12・28


黒い風鈴は


 


いつも


 


あかるい音を奏でる


 


「チリン チリン」とうれしい音色で


 


黒い風鈴は


 


ときどき


 


くもった音を奏でる


 


「チリン チリン」とかなしい音色で


 


黒い風鈴は


 


たまに


 


なにも音を奏でない


 


耳を澄ましてみるものの


 


うれしい音色もかなしい音色も


 


何も聴こえない


 


黒い風鈴に


 


冷たい北風が吹きつけても


 


ちっとも音色を奏でない


 


黒い風鈴が


 


とても寂しそうにしていた


 


 



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君へ24

2006-12-26 23:15:35 | ひとりごと

【君へ24】2006・12・26


たまに


『ガツーン』と来る


これが


結構痛かったりもする


でも


的を射たことを言っている


すなわち


“こころ”の眼を持った者から見ると


そう映るんだろうな


昔は


こんなふうじゃなかった


いつも


輪の中心でバカができたんだよ


少なくとも


社会に出るまではそうだった


社会に出て


そういうわけにいかない理由ができた


そうすると


その社会に足を踏み入れることを


必死に反対した身近な者に迷惑をかける


だから


知らないうちにそれができなくなってしまった


きっと


どこかに落としてきちゃったんだ


それならば


落した物を拾いに行かなきゃね


そうすれば


もう少し輝けるようになるかな


それにしても


また気付かされた


いつもいろんなことを教えてくれる


とても


言葉では表せないほど


いつも感謝しているんだよ


本当に


『ありがとう』ってね


 



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いえす

2006-12-25 21:59:36 | 宝物

そこにいるのは天使なのか


 


それとも悪魔なのか


 


どちらなのだろうか


 


不覚とでも言うべきか


 


完全に住みつかれてしまったようだ


 


そこは埃まみれの汚れた空間


 


さぞかし住み心地は悪いことだろう


 


もう何年もの間


 


住みつこうとするものはいなかった


 


だから


 


その扉は固く閉ざされていたはず


 


開くのは久しぶりのことだ


 


開かれし扉が与えられる物


 


それは安らぎか


 


それとも苦しみか


 


分かっているのは


 


確実に成長し続けているということだけだ


 


そこにいるのは天使なのか


 


それとも悪魔なのか


 



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小説を読んで

2006-12-24 19:48:38 | ひとりごと

【小説を読んで】2006・12・24


19:14に『45リットル×2』という日記を投稿し、風呂に入った


 


その後


約3時間かけて169ページを一気に読み終えた


 


おそらく


それだけを一気に読むのは初めてのことではないだろうか


 


今まで


あまり小説は好きではなかった


 


なぜなら


ページ数も多いし、字も小さいし、フィクションだし・・・


 


でも


たった今


大好きになった


 


そこにある風景や人の表情、その姿が・・・


頭の中で全てを描かきながら読んでいた


完全に話に惹き込まれていった


あたかも自分がそこにいるかのように・・・


 


最後の方に主人公である23歳の女性が“こころ”の中でこう言った


『きっかけさえあれば、気持ちも身体もいとも簡単に変化する。それにもっと敏感に対応していかないといけない。そう思った』


 


そうだ


全くその通りだ


“きっかけ”さえあればなんだよ


でも


その“きっかけ”を見つけるのが難しいんだよな


簡単に見つけられないからいいんだよな


だから


見つける間にいろいろ学ぶことができるんだよね


きっと・・・


 


さらにこんなことも言った


『存在の意義なんて結局どこへ行ったって、わからないかもしれない。けれど、それに近付こうとしないといけない気はする』


 


存在の意義・・・


なぜ生まれて


なぜそこにいて


なぜ生きている


一生分からないかも知れないな


でも


それに近付くためにどうするか


ちょっと前に出した自分の答・・・


それは


とにかく前へと進むこと


とにかく走り続けること


それが


そこに近付くための自分の選んだ選択肢


 


「きけや愛の言葉を


 もろ国びとらの 罪とがをのぞく


 主の御言葉を、主のみことばを


 やがて時は来たらん


 神のみ光の 普く世をてらす


 あしたは来たらん」


 


 



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小さなサンタクロース

2006-12-23 19:47:27 | ひとりごと

【小さなサンタクロース】2006・12・23


もう何年も僕のところには来ない


 


いつも遠くから見ていて


 


良い子のところにだけプレゼントを持ってくる


 


昔は僕のところにも来てくれたのにね


 


今の僕はあまり良い子ではないから


 


今年も僕のところには来てくれないだろうね


 


だから


 


『この日が来なければいいのに』と・・・


 


2006年の冬


 


クリスマスにはちょっと早いけど


 


なんと僕のところにも来たんだ


 


サンタがプレゼントを持ってやってきたんだよ


 


そのサンタはとても小さくて青い眼をしていたんだ


 


まさか僕のところにもサンタが来てくれるなんて・・・


 


信じられないね


 


とてもとても驚いたよ


 


とてもとても嬉しかったよ


 


ありがとう!


 


僕の小さなサンタクロース!


 


でも


 


君はもうすぐオーストラリアに帰っちゃうんだよね


 


寂しいな


 


もう少しの間だけ


 


君は僕のサンタクロースだね


 


ありがとう!


 


イザベラ・スミアトン!



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356日目

2006-12-22 19:45:42 | ひとりごと

【356日目】2006・12・22


あのザラザラした感覚


 


2週間以上も感じていない


 


もう抜け出せたのだろうか


 


疲れたな、今年・・・


 


 


 


今までにないほどの山を登った


 


そんな気がする


 


越えれたのかどうか


 


自分では分からない


 


学んだことも多かった


 


そんな気もする


 


成長できたのかどうか


 


自分では分からない


 


でも


 


長かった一年が


 


もうすぐ終わろうとしている


 


それだけは分かる


 



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