イジュー·ホーロー

ミュージシャン。雑記。喫茶店と映画。古本屋。猫など。flexlife青木里枝

バーニング。納屋を焼く。

2021年11月09日 | 映画





もやもやする為に
観るような映画だった

寒くて雨降りの
薄暗い日に見ると

なかなか
喰らってしまう。けど

終わりの余韻が強いから

冒頭って
どんなだっけ?
とまた流し

あぁー
そういうことか。と
細部に気付かされ

これこそ
映画体験だなぁとか
偉そうな事
思ったりする。



原作の村上春樹
納屋を焼く。

村上春樹体験の少ない私でも
若い頃読んでいて

変な味わいだけど、確か好きだった。
忘れてる。また読みたい。




映像は70年代のATGの
青春の殺人者とか
永島敏行が出ていそうなのを
思い起こさせる感じもあって

ギリギリまで暗い画面とか
生活感しかない地方都市の部屋とか

村上春樹っていうより
確かに 半地下の住人 な感じ。

いいなと思った。



詩的表現が多いから
1時間半くらいに まとまってたら
もっとずっと好きかもしれない。
(ずっと集中は難しかった笑)

1時間のTV ver
評判良さそうなので見たいな〜





嫌な物。
惨めな物。
認めたくない物。
燃やしちまえ。


今の社会とか
自分の中にある"持たざる者"感に
スポットが あたりすぎて

引きずられ過ぎないように観ないと
あぶないかもしれない。



PG12って
なってた。

こんなの小学生に見せられないよ。
どういう基準でつけてんだろう。
は いつも謎。

コムアイさんぽいヒロインとか
出演者 良かった。




色んな捉え方が出来るから
あれって
どういう事なんだろうとか。

堂々巡りしながら
気がつけばこの映画の事を
考えしまう。



…日々のウサを
忘れさせるのが映画だから
こんな映画全然だめ。

って感想をみかけた。
分からない ではないけど

それじゃ
らんぼう すぎないかい?

辛い。しょっぱい。甘い。

味覚が単純に なりすぎてるとか
そんな話に近い気がする。








謝謝






謝謝


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