織田作之助、はじめてちゃんと読みました。
なんで今までよまなかったんでしょ?
面白い、素晴らしい。と月並みすぎる感想しかでてこない自分が
残念ですが
文章が…巧いー。(って また 月並み)
なかでも、『世相』と『競馬』っていうのが良かったですね。
ちょっと じーん。
かーっこうぃ~!
太宰治の有名な写真と同じ日に、同じ場所で、同じ人が撮ったそうですね。
織田作之助はこのあとすぐ34歳で死んでしまうんだって。
太宰治はエッセイはすきなんですけど、大人になってから読み返すと
『人間失格』なんかはちょっと狙いすぎてるように思えます。
太宰治は高等遊民っぽい雰囲気があるので、一瞬憧れてしまいそうだけど
織田作之助の方が、今の時代にも通じる感覚で
あぶれてしまった人達を 丁寧かつちょっとポップに描いてるのが、居心地よく感じました。
気が向いたら読んでみて下さいね。夫婦善哉が代表作のあの人、です。
森繁久彌&淡島千景の映画も 断然みてみたくなりましたね~
まだまだ寒いから、こたつで活字、楽しいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます