THE FIRST TAKE、TL見てるとピッチ修正肯定派多い気がする。僕はピッチ直したらつまらないって思う派。良い悪いというよりつまんない。それなら下手でもいいから、そのまんま歌ったの流して欲しい。
— スキャットさんのサブ垢 (@cutecool_kikaku) May 19, 2023
できれば、家を出るところからカメラ回して、スタジオ入って本当に1発録りしてるのが見たい。
ピッチ修正…。
若い人ほど抵抗が少ない
ように感じてるんですけど
DTM始めた時に
すでにデフォルトだったというか
独断すぎかな。古いかなー
もはや世代は関係ないのかな。
写真の修正アプリの抵抗感の
あるなしに近い気もする…
ここ数年定期的に観る
私にとってのFirst TAKEはこういうの笑
素晴らしいけど笑えるので
最後までみてほしいなー。
ともあれ音楽性によるし
活動の中でライブが占める割合にも
左右される
無機質な歌が映える
ダンスミュージックと
オーセンティックな音楽で使用を
比べても意味がない。
みんなの審美眼が
超多様化してるのだけは
確かなのでしょうけど。
First TAKE は
一発撮り。とか
ありのままの~などが
キャッチコピーだそう。
一発"録り"。とは言ってないからね…
というエクスキューズを感じる。
生々しい歌ったまま
撮って出しをイメージさせるのに
あとで直してるの?となれば
不満が出るのは仕方ないと
私は思う。
無農薬をうたってる野菜が
蓋をあけたら条件付きで
今どき
農薬0とかありえない
液肥0もありえない
そんな事も知らないの?なんてなれば
私なんかはモヤモヤする。
無農薬無肥料で作ってる
有機農家さんは 知り合いにいるし
事情があって農薬使った場合や
天候不良で見栄えはあれですが…など
教えてくれて信頼してます。
話それましたが
音楽やってる人は
ピッチ修正した声
割りと聞き分けられると思う。
微細なボコーダーみたいになるし
音が合いすぎたり
歌い手固有のニュアンスが減ったり
直す必要がない 上手い人でも
修正が一般化してる、のは知りつつ
私は一発録音しかしないよー。
というレーベルからアルバムを
リリースしてた時期もあって
超絶技巧とかではないけど
ライブ盤なんかにもトライして
録音とライブを
両輪に活動してきたタイプなので
音を外して恥ずかしいのは
しょっちゅうですが
一発録音は
自分の下手さを受け入れる
そのマインド込みの時間だったので
経験しておいて良かった。
当時のライブ動画。
絵はもちろん編集してるけど
音はこの日のライブのままだったと記憶
アルバムレコーディングも一発録音だけ
という鬼レーベル basis records で
録音やライブをしてた時期で
こういうのが一発録音だと思ってた。
…感情が高ぶって音を外すと
そこがいいのよ、と周りが言ってくれ
歌というのは正確なだけが
正義じゃないと体感した時期。
一発録音の定義は
せーの、で録って
演奏は触らない。
ミックス、マスタリングはする
(しないと世の中に出せない)
だと思ってた。
ジャズ カントリー ブルース フォーク。
ロック パンク オールディーズ
クラッシックに
美空ひばり頃の演歌とか…
一発録音って
そういうのだと思ってた。
いつの間にか定義が変わっていて
私は今回驚いた。
録音の前に練習したり
だめならキーを変えるとか
超オーソドックスですけど
そんな調整で 対処して
ピッチ修正は回避。
周りの同世代は割りとそんな人が多い。
ん?もう違う??
カメラのマイクの音だけ使った
フィールドレコーディング。
環境音やギターの音まで
おかしなことになるから
歌の修正は出来ない。
You Tubeでの私の歌は
外したりしてますけど
ライブ感の方を優先させたかったし
さっと作ってさっと出す
家庭料理の工程で行く、とも
決めてたので
ホテルの料理=大手レーベルの音楽
であるとすれば
修正し整えたいのは…分かるのですが
整えすぎた声というのは基本苦手です。
面白味がないと感じるので。
ピッチ修正は
写真でいうところの
レタッチだと思ってる。
顔の毛穴を消すとか
頬を削って ウエストを削って
実際より小顔で細身
別人級に修正してしまうのか。
使う。使わない。
使うとしたら その加減は。
夜の農道で
フィールドレコーディング。
写真家が撮ったあとに
色味や陰影の調整を
するのが概ね定石であるように
音楽での
EQとか リバーブまで加工じゃないか!
という人に関しては
門外漢なのだろうから
論外だなーと思う。
ちょっとしたライブだって
EQの調整やリバーブの増減は
定石だからです。
素っ裸で外歩かないのと
おんなじで。
写真撮影で照明をあてることすら
チート行為なんて
そんな訳ないと思う。
(鈴木その子さんみたいな場合は
加工に近いだろうから
…加減によるだろう。
その加減こそが今
議論されてるんだろう)
ヤラセ、ではない!
— 音楽P/Singer/CEOの前迫潤哉🎤 (@Junya_Junya) May 19, 2023
1発撮りしたものを後でピッチ、タイミングを修正することに何が問題か分からない。
リスナーは何回も聴くのだから綺麗にした方が良いに決まっています。
そもそも、ピッチやタイミングを全く調整しないで世の中にリリースすることはまずないので、ピッチ修正等はマナーです。 https://t.co/PI1butDCeg
ピッチ修正はマナー。は
極端すぎるかな。
超メジャーな世界では
そうなんだろうけど。
THE FIRST TAKEのピッチ補正疑惑がバズっているようだけど、折坂悠太のこれはピッチも補正してないし、録り音のままフェーダーくらいしかいじってない。なんなら遠くに立てたマイクで空間を録った音を混ぜているので、リバーブすら使ってない。もちろん1テイク。https://t.co/tLzuCCfp15
— 中村 公輔 Kangaroo Paw (@KafkaParty) May 20, 2023
こういう音楽、資質の人も
沢山いるし
海外のカバー動画で
修正せず公開してる人は
もちろん沢山いる。
タイニーデスクコンサートもあるし
ジョシュターナーさんのYouTubeとか
大好き。
アナログ志向の人と
デジタルで完結してる人による
感覚の断然はあるのでしょうね。
SNSでの自由な言論、
いいと思うけど
門外漢や当事者でない人の
かじった知識や
自分の界隈の常識=世の中のセオリー
みたいな言い方は どうだろう?
断定的な物言い
一刀両断
専門家や当事者へのリスペクトの無さに
ギョっとする。怖れすら感じる。
誰しも
何かしらに詳しく
何かしらの当事者であるだろうし
それ以外のことには
門外漢であったりする。
チャットgptなんて出てきたけど
今 世の中で見失っているものの1つは
専門家 専門性 当事者性への謙虚さかな
と思ったりする。
テクノロジーのせいで
無意識の万能感みたいなものが
広がり
それは一見良いことのようだけど
負の面も広がり 私は怖い。
悪気のない傲慢の広がりというか。
知らない事の方が多い
という前提でいたいし
半分信じて
半分は疑うくらいの態度でいたい。
FIRST TAKE あれは私
ドキュメンタリー風、だと思ってるよ。
ドキュメンタリーではないし
ニュース映像でもない。
ナチュラルメイク、
とかにも 近いのかな。
素顔、ではなく
あくまで自然に見える化粧。的な。
更に言えば
出回ってる歌ってみた動画も
かなりの割合でピッチ修正はされてる。
コメント欄をみると
絶賛の嵐だったりして
戸惑うことも増えた。
こういうのが
歌うま。表現力すごい。
なのだとしたら
私どうしよう。
みたいな気持ちに時々なりますが
掘っても仕方ないし
私が関係を築きたい音楽好きとは
違うしと思い出すことで
折り合いをつけます。
…皆さんは どんな基準で
音楽を聞いてますか。。
聞き手も発信する側も
審美眼を切磋琢磨していけたらな
みたいなことは漠然と思う。
ピッチ修正が清潔感のある歌声
みたいに感じる勢と
ライブ感ニュアンスのある歌声を
求める勢と
ざっくり二極化するのか
全然別の次元に突入するのか。
夜中に盛り上がって
もりもり書いてしまった。
謝謝
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます