野の花 庭の花

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したたかに生き延びるワルナスビ

2019年05月30日 06時21分53秒 | 
街路の舗装の隙間からワルナスビが花を開ているのをみつけた。
目に見えないような隙間からよく生えたものだと驚く。
ワルナスビという名前は、ナスに似た花を咲かせるが
茎などの強い棘をもっているから「悪い」というわけだろう。
あるいは根絶しにくいという意味もあるだろう。
かわいい花なのだが。
(2019-05 神奈川県川崎市 道端)







これは後ろ姿なので、前からみると






ワルナスビ
ワルナスビ(悪茄子、学名:Solanum carolinense)はナス科の多年草。日本も含め世界的に帰化している外来種である。
特徴
茎や葉に鋭いとげが多く、種子が家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がる地下茎を張ってあっという間に繁茂する。耕耘機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかえって増殖してしまい、また除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。

花は白または淡青色で同科のナスやジャガイモに似ており、春から秋まで咲き続ける。果実は球形で黄色く熟し、プチトマトに似ているが、全草がソラニンを含み有毒であるため食用にはできず、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。

和名はこれらのたちが悪い生態により付けられた[3]。英語でも「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」、「Devil's tomato (悪魔のトマト)」などという悪名で呼ばれている。

外来種問題
日本では1906年(明治39年)に千葉県成田市の御料牧場で牧野富太郎により発見及び命名され、以降は北海道から沖縄まで全国に広がっている[4]。1980年代頃から有害雑草として認識されるようになった[4]。鋭い刺や毒を有するため、家畜に被害を与え、作物の品質を低下させる[1]。また、ナスやジャガイモなどの作物の害虫であるニジュウヤホシテントウの温床ともなる[3]。

外来生物法により要注意外来生物に指定されている。


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