野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

紫のユニークな形の花が草原の水辺を飾る「サワギキョウ」(箱根の花 21-75)

2021年11月03日 07時03分42秒 | 

紫のユニークな形の花が草原の水辺を飾る「サワギキョウ」。名前どおりに湿地に生えていることが多い。花の構造はミゾカクシと似ている。

(2021年秋 箱根)

 

■箱根の花

「ミツバツチグリ」(箱根の花 21-01)
「キジムシロ」(箱根の花 21-02)
「ミツガシワ」(箱根の花 21-03)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-04)
「オオバキスミレ」(箱根の花 21-05)
「イワウチワ」(箱根の花 21-06)
「ミズバショウ」(箱根の花 21-07)
「トサミズキ」(箱根の花 21-08)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-09)
「ウグイスカグラ」(箱根の花 21-10)
「ユキワリコザクラ」(箱根の花 21-11)
「エゾノツガザクラ」(箱根の花 21-12)
「アズマシロカネソウ」(箱根の花 21-13)
「ヒメシャクナゲ」(箱根の花 21-14)
「キバナイチゲ」(箱根の花 21-15)
「キバナノクリンザクラ」(箱根の花 21-16)
「ザゼンソウ」(箱根の花 21-17)
「サマニユキワリ」(箱根の花 21-18)
「エゾエンゴサク」(箱根の花 21-19)
「チングルマ」(箱根の花 21-20)
「オオカメノキ」(箱根の花 21-21)
「コシノコバイモ」(箱根の花 21-22)
「センボンヤリ」(箱根の花 21-23)
「エチゴルリソウ」(箱根の花 21-24)
「フリチラリア・メレアグリス」(箱根の花 21-25)
「シコクカッコソウ」(箱根の花 21-26)
「チシマゼキショウ」(箱根の花 21-27)
「ハルオコシ」(箱根の花 21-28)
「サキシフラガ・ルズナイス」(箱根の花 21-29)
「サギソウ」(箱根の花 21-30)
「フシグロセンノウ」(箱根の花 21-31)
「コオニユリ」(箱根の花 21-32)
「ミソハギ」(箱根の花 21-33)
「タチギボウシ」(箱根の花 21-34)
「ナガボノシロワレモコウ」(箱根の花 21-35)
「キレンゲショウマ」(箱根の花 21-36)
「キンミズヒキ」(箱根の花 21-37)
「ナツエビネ」(箱根の花 21-38)
「ヤマホトトギス」(箱根の花 21-39)
「ジャコウソウ」(箱根の花 21-40)
「レンゲショウマ」(箱根の花 21-41)
「ネムロコウホネ」(箱根の花 21-42)
「ホツツジ」(箱根の花 21-43)
「オミナエシ」(箱根の花 21-44)
「つゆくさ」(箱根の花 21-45)
「ヤマハハコ」(箱根の花 21-46)
「センジュガンピ」(箱根の花 21-47)
「キキョウ」(箱根の花 21-48)
「レンゲショウマ 青軸」(箱根の花 21-49)
「ナガバミズアオイ」(箱根の花 21-50)
「サワヒヨドリ」(箱根の花 21-51)
「ヌマトラノオ」(箱根の花 21-52)
「ゲンノショウコ」(箱根の花 21-53)
「レンゲショウマ 白花」(箱根の花 21-54)
「ヒメトラノオ」(箱根の花 21-55)
「シコタンハコベ」(箱根の花 21-56)
「ギンパイソウ」(箱根の花 21-57)
「レンゲショウマ 八重咲花」(箱根の花 21-58)
「タムラソウ」(箱根の花 21-59)
「アキギリ」(箱根の花 21-60)
「アキチョウジ」(箱根の花 21-61)
「アキノウナギツカミ」(箱根の花 21-62)
「ワレモコウ」(箱根の花 21-63)
「リンドウ」(箱根の花 21-64)
「ヤマラッキョウ」(箱根の花 21-65)
「イワシャジン」(箱根の花 21-66)
「シロバナイワシャジン」(箱根の花 21-67)
「マツムシソウ」(箱根の花 21-68)
「ツクシイワシャジン」(箱根の花 21-69)
「アサマフウロ」(箱根の花 21-70)
「ナガボノアカワレモコウ」(箱根の花 21-71)
「サクラタデ」(箱根の花 21-72)
「ウメバチソウ」(箱根の花 21-73)
「アキノキリンソウ」(箱根の花 21-74)

 

「サワギキョウ」

サワギキョウ(沢桔梗)
サワギキョウ(沢桔梗、学名: Lobelia sessilifolia )はキキョウ科ミゾカクシ属の多年草。美しい山野草であるが、全体に毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物としても知られる。

特徴
茎の高さは50cmから100cmになり、枝分かれしない。葉は無柄で茎に互生し、形は披針形で、縁は細かい鋸歯状になる。
花期は8月から9月頃で、濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に総状に咲かせる。花びらは上下2唇に分かれ、上唇は鳥の翼のように2裂し、下唇は3裂する。萼は鐘状で先は5裂する。キキョウと同じく雄性先熟で、雄しべから花粉を出している雄花期と、その後に雌しべの柱頭が出てくる雌花期がある。
分布と生育環境
北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の湿った草地や湿原などに自生する。普通、群生する。

近縁種
他のキキョウ類とは花形が全く異なる。
同属は世界に200種あり、大柄な植物も多いが、日本には4種しかない。小笠原諸島には低木状になるオオハマギキョウ(L. boninensis Koidz.)があるが、日本本土には以下の種が普通。
ミゾカクシ 溝隠、Lobelia chinensis
水田雑草として普通で、背の低い草である。近縁種が琉球列島にある。
ロベリア Lobelia erinus

 

 



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