野の花 庭の花

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贈り物のような垣根の白い花シャリンバイ

2019年05月17日 06時55分43秒 | 
この時期に、垣根から突然のように白い花を咲かせて驚かせる。
車輪状に互生する葉と、梅に似た白い花のその強い匂いによって
シャリンバイであることを見分けることができる。
常緑の垣根に贈り物のように花が咲く。
この時期に特有の楽しみの一つだ。
(2019-05 神奈川県川崎市 道端)




シャリンバイ
シャリンバイ(車輪梅、学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata、 シノニム:R. umbellata)は、バラ科シャリンバイ属の常緑低木。日本(東北地方南部以南)、韓国、台湾までの海岸近くに分布する。庭木や公園樹として植栽されることも多い[3]。沖縄の方言ではテカチ[4]、奄美大島ではテーチ木[5]と呼ぶ。和名は枝の分岐する様子が(葉の配列の様子とも)車輪のスポークのようで花が梅に似ることから。

特徴
葉は楕円形で厚く、深緑色でつやがある。縁には浅い鋸歯が出ることもある。多くの場合、枝先に葉が集中する傾向があり、単葉で車輪状に互生する[3]。

4-6月に白または淡紅色の5弁の花(両性花)をつける[3]。10-11月に直径1cm程の球形のナシ状果の果実は黒紫色に熟す[3]。

海岸に多く、日向の岩の上などに見られる。

用途
奄美大島の大島紬では、幹や根のタンニンを含む煎汁を染液として絹に染着させた後、泥に浸漬して黒褐色に媒染する染料に使用する[6]。また、乾燥や大気汚染に強いことから道路脇の分離帯などに植栽されたり、艶のある常緑葉が美しく、良く刈り込みに耐えるため庭木として植栽されたりする。

葉が消炎、潰瘍、打撲(外用)に使用される[7]。

材は堅いことから槌等に用いる[8]。


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