今の時期に高い樹木で白い花がまとまって開いているのはミズキであることが多い。
昨日のガマズミと良く似ているので注意が必要だ。樹木全体の形と花弁の形で区別できる。
どちらも初夏の訪れを感じさせる。
季節感にあふれた花だ。
(2019-05 神奈川県川崎市 道端)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/3b/847954ba31e9c47e45fa7972fa0a2e1b.jpg)
ミズキは俳句でも好まれるが、ハナミズキと混同されることが多い。
「水木咲き枝先にすぐ夕蛙 森澄雄」は季節感があってよい。
最近は蛙の声も聞かれるようになってきた
水木の花 の例句
吊橋の半分花みづきの日差し 鷹羽狩行
家裏に廻る夕日や花みづき 草間時彦 櫻山
水木咲き万年雪を固めけり 百合山羽公 樂土以後
水木咲き枝先にすぐ夕蛙 森澄雄
除幕の賀水木の花も黄を極め 阿波野青畝
陽は谷へ谷を埋めて花みづき 佐藤鬼房
昨日のガマズミと良く似ているので注意が必要だ。樹木全体の形と花弁の形で区別できる。
どちらも初夏の訪れを感じさせる。
季節感にあふれた花だ。
(2019-05 神奈川県川崎市 道端)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/3b/847954ba31e9c47e45fa7972fa0a2e1b.jpg)
ミズキ
ミズキ(水木、学名:Cornus controversa)はミズキ科ミズキ属の落葉高木。別名、クルマミズキ(車水木)。
特徴
樹高は10-15m。枝を扇状に四方に広げる。若枝は紫紅色で、はじめ細かい毛をもつが、のちに無毛になる。葉は長さ2-5cmの葉柄をもって互生し、広卵形から楕円形で縁は全縁、先はとがる。裏面は白く、弓形に曲がった5-9対の葉脈が隆起する。
花期は5-6月。新枝の先に多数の白色4弁の小白色花を散房花序につける。果実は核果、球形で紫黒色をしている。
和名は早春に芽をふく時、地中から多量の水を吸い上げることから。
葉は互生する
分布と生育環境
日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、各地で広く生育する。アジアでは、朝鮮、台湾、中国からヒマラヤの山地にまで分布する。
利用
公園樹としてよく利用される。材としては白色で軟らかく緻密で、細工物、器具、下駄に利用される。
ミズキ(水木、学名:Cornus controversa)はミズキ科ミズキ属の落葉高木。別名、クルマミズキ(車水木)。
特徴
樹高は10-15m。枝を扇状に四方に広げる。若枝は紫紅色で、はじめ細かい毛をもつが、のちに無毛になる。葉は長さ2-5cmの葉柄をもって互生し、広卵形から楕円形で縁は全縁、先はとがる。裏面は白く、弓形に曲がった5-9対の葉脈が隆起する。
花期は5-6月。新枝の先に多数の白色4弁の小白色花を散房花序につける。果実は核果、球形で紫黒色をしている。
和名は早春に芽をふく時、地中から多量の水を吸い上げることから。
葉は互生する
分布と生育環境
日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、各地で広く生育する。アジアでは、朝鮮、台湾、中国からヒマラヤの山地にまで分布する。
利用
公園樹としてよく利用される。材としては白色で軟らかく緻密で、細工物、器具、下駄に利用される。
ミズキは俳句でも好まれるが、ハナミズキと混同されることが多い。
「水木咲き枝先にすぐ夕蛙 森澄雄」は季節感があってよい。
最近は蛙の声も聞かれるようになってきた
水木の花 の例句
吊橋の半分花みづきの日差し 鷹羽狩行
家裏に廻る夕日や花みづき 草間時彦 櫻山
水木咲き万年雪を固めけり 百合山羽公 樂土以後
水木咲き枝先にすぐ夕蛙 森澄雄
除幕の賀水木の花も黄を極め 阿波野青畝
陽は谷へ谷を埋めて花みづき 佐藤鬼房