光沢のある黄色の花弁がきらきら光る「リュウキンカ」。名前の由来は金色の花が立ち上がって咲くから立金花といういささか即物的なものだ。キンポウゲ科らしい花だ。英語では王の盃、キングカップという。これも即物的だが(笑)。
(2021年早春 南高尾)
■高尾の花
「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
花の色 黄
開花時期 2月 、 3月 、 4月 、 5月 、 6月
花言葉必ず来る幸福 , 富 , 贅沢
花の特徴 葉の展開と同時に花を咲かせる。 茎の上部で枝分かれをし、先に1つずつ黄色い花をつける。 花径は2センチから4センチくらいである。 花弁はなく、花弁のように見えるのは萼片である。 萼片は普通は5枚だが、6、7枚の場合もある。 花の真ん中には雄しべがたくさんある。
葉の特徴 葉には毛はなく艶があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。 茎につく葉は小さい。
実の特徴 花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
その他 和名の由来は、茎が立っていて金色の花をつけるところからきている。
生育地 沼地や湿地
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 20~50cm 茎は中空で直立する。
分布 本州から九州にかけて分布 海外では、朝鮮半島や中国にも分布
分類 キンポウゲ科 リュウキンカ属
学名 Caltha palustris var. nipponica