いっちゃんの日記帳

昔ながらの原風景のふる里、京都美山で「いっちゃん」が、四季折々の風景とともに日常や出来事などを綴ります。

比良の八講荒れ終い

2011年03月27日 | 日記
朝から快晴の美山。
けれども吹く風は強く冷たかった。
お昼過ぎには雪混じりの風が吹いていました。

昨日、比良八講の行事が終わって、今日は穏やかな天気になるのに、少し違ったようです。
この日を「比良の八講荒れ終い」と言って、冬の季節が終わりを告げる日と云われています。

{比良八講}

 湖国に春の訪れを告げる恒例の法要「比良八講(ひらはっこう)」は、例年3月26日に大津市と周辺の琵琶湖で営まれ、僧りょや修験者らが、比良山系から取水した“法水”を湖面に注ぎ、物故者の供養や湖上安全を祈願する。
 この法要は、比叡山僧が比良山中で行っていた修法。法華八講(ほっけはっこう)という天台宗の試験を兼ねた大切な法要で、戦後に復活された。
 この法要のころに寒気がぶり返し、突風が吹いて琵琶湖が大荒れになる。これは琵琶湖と比良山の温度差で突風が起こるものであるが、これを人々は「比良八講(ひらはっこう)」と呼び、この日を「比良の八荒、荒れじまい」の日として、この法要が終わると湖国にも本格的な春が訪れる、とされる。
 また、法華八講の修業が厳しいものだったため、ある僧に恋した娘が僧の言う通り、琵琶湖をたらい舟に乗って99日通いつめ、100日目の夜に明かりが灯されなかったがために、娘は琵琶湖に没してしまったという伝説がある。そのために、毎年この日、琵琶湖が吹き荒れるともいう。
 現在の比良八講法要は、3月9日に日吉大社に関係者が集まって安全祈願するところから始まり、3月16日には志賀町の比良山系打見山で取水作法がある。奈良のお水取りを修二会(しゅにえ)というが、比良八講では修三会(しゅさんえ)である。
 そして3月26日午前9時ごろ、長等(ながら)3丁目の本福寺(ほんぷくじ)を出発した僧や修験者ら約80人がホラ貝を響かせながら大津港までお練りをし、浜大津港から船に乗って湖上修法と浄水祈願を行いながら堅田へと向かう。
 堅田に到着後はびわ湖タワー前で護摩供(ごまぐ)法要が営まれ、これで比良八講法要が終了する。(1998年3月掲載文を転載)

残念ながら穏やかな春の天気とはなりませんでしたが、昨日降った雪は綺麗に溶けました。

今日は、地域のお寺の合同法要「追弔会」(ついちょうえ)がありました。
追弔会は、一年の間に亡くなられた方の法要で、家族や縁戚の方々が集まって法要を営みます。
ですから、亡くなられた後の2回(春と秋に法要がある)は出席しないといけない法要です。
私たちは、2回目で今回が最後の法会となります。

法要後、近所のお店で精進揚げ。無事に法要を終えました。
4月の17日に一周忌を、29日にお骨納めを決めました。

午後は、お店へ。生産者の会の栽培計画書の発送準備。
閉店間際まで頑張りましたが、明日へと持ち越しになりました。
閉店業務を終え、帰宅しましたが、さすがに今日は疲れました。

もう、寝ます。
おやすみなさい。


美山の桜開花情報第2弾

2011年03月27日 | 日記
今朝の美山の気温は-3℃と霜の降りる寒い朝となりました。
お天気は快晴です!!少しは暖かくなるかなぁ・・・

先日お知らせした美山の気象予報士 木戸 吉行さんの開花情報でしたが
3月の冷え込みから開花が遅れるという事で、改めて情報を提供してくれました。

●桜の開花情報 3月26日発表

 年末からの寒波の影響で桜の休眠打破も進み、1月中旬には休眠打破の条件が整ったものと思われます。
しかし、その後の低温のため、花芽の成長はほとんど進まず、2月後半の高温でようやく成長が促進しました。
3月に入りしばしば寒の戻りがあり気温も平年より低めに経過しそうです。
1か月予報にによると、4月前半は平年並みか、低めに推移しそうです。
その結果、花芽の成長はスローペースで、美山の桜の開花は平年より少し遅めになりそうです。


開花予想

●大野ダム公園  開花 4月13日   満開 4月17日

●道の駅「美山ふれあい広場」  開花 4月15日   満開 4月19日

●美山町自然文化村  開花 4月18日   満開 4月22日

●佐々里   開花 4月21日   満開 4月25日



以上です。