アマゾンプライムの特典で2019年の映画「ヒトラーVSピカソ 奪われた名画のゆくえ」を観た。
写真:Amazon
字幕付き、たまたイタリア語版(監督はイタリア人だが、伊・仏・独合作)だった。
これ、以前書いたこの記事関連の映画だったのね。
ドキュメンタリータッチでとても面白かったけど、このタイトルはいまいちでは?
と思ったら原題通りだった。
ピカソは最後の最後に登場。
ゲルニカのポストカードを見せられ、これは「あなたの作品か?」と聞かれたピカソはこう答えた。
「いや、これはあなたたちの作品だ」と。
これを機に、ずっと忘れていたけど、ナチス・ドイツの手に渡った芸術品を奪還すべく結成されたアメリカの特殊部隊“モニュメンツ・メン”の活躍を描いた映画「ミケランジェロ・プロジェクト」
クリムトの名画の返還を求めて訴訟を起こしたユダヤ人女性の実話を基にした「黄金のアデーレ 名画の帰還」も観ておこうかな…と連休残すところあと1日なのに思うのでした。
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まず是非映画を観ようと思います。
コメントありがとうございます。
実はブログに書いた通り、山科様の記事を拝見しており、昨日は中断していました。見解は本日書き上げましたのでご参照ください。
ブルージュは「北のヴェネチア」とも呼ばれていますし、昔からイタリアとの関係も深いのでイタリアンの町でも納得できます。
×>17世紀にはピッコロミニの文家末流にはカラヴァッジョの女性関係に
○>17世紀にはピッコロミニの文家末流にはベルニーニの女性関係に
石鍋 真澄, ベルニーニの2つの伝記、《コスタンツァ・ボナレッリの肖像》をめぐって (URL)
で知った話です。
は見たことあります。ニューヨークに行った時、実際に黄金のアデーレを美術館で見ました。映画もおすすめです。
このミケランジェロ作の聖母子についてはURLにも書きましたが、なんでブリュージュに売られたのかというところはローマ教皇ピオ3世」の急死のためだと思います。
謎なのは、この購入者」 Giovanni and Alessandro Moscheroni (Mouscron)です。一見イタリア人のような名前ですが、実はイタリア人なのか地元のフラマン人なのか、他国の人(ドイツ人とかユダヤ人とか)なのかはっきりしていなかったはずです。最近の研究成果をご教示いただけらえば幸です。 ブリュージュで埋葬記録はあるのですが、アルノルフィニ一族のようにずっとブリュージュに住んでたイタリア人もいますしね。メジチ銀行関係じゃなかったのかもしれませんね。 ひょっとしたらピッコロミニ家関係の銀行家だったのかもしれません。17世紀にはピッコロミニの文家末流にはカラヴァッジョの女性関係に名が出るような零落した人もいたようですから、あまり古文書も残っていないのでしょう。当方の知人のベルギー人は、ブリュージュをイタリアンの町だと言ってました。