車内営業！？

日曜日
昨日の夜から雨が降ったり止んだり・・・寒いです、今日は。

さて、土曜日は毎週ちょっと用事が有ってバスで郊外へ行く。
昨日、偶然一緒になった日本人3人で車内で話していると、私たちの前(横？)に座ってイタリア人のおばちゃんが
「あんたたち、イタリア語分かる？」とだみ声で聞いてきた。
おばちゃんなのに、ひげ（産毛が伸びたのかな？）生えてるよ～なんてことはおいておいて
日本語で話していたので、うるさかったのかなぁとちょっとドキドキしたながら
「はぁ～まぁ～」と答える。
「じゃあイタリア語で話しなさいよ！」と怒られるかと思いきやいきなり

「Piazza ？？？（広場の名前）の×××っていうBarでは魚介類も出しているから行くと良いわよ。」
ん？何？・・・
顔に出ていたんでしょうね
おばちゃんは「あ～知り合いがやっているところなんだけどね、まだオープンして1年くらいだからきれいだし」
「Barだから夜はやってないんだけどね」などなど・・・
ん？これって営業？車内営業じゃないですか？？？チラシはくれなかったけど。
たまたまた一番近かった私がはまってしまって・・・というか他の二人は他人の振りをしていました
おばちゃんが降りるまでお相手
周りの高校生は、「ご愁傷様～」という目で私を見ていた。
結局おばちゃんは降りるところまで私に営業を繰り返していました。
ごめんねぇ、そのバス停で降りることはないし、Piazzaの名前も聞いたそばから忘れていました。

この路線って、ちょっと不思議なことが多い。
以前もバス停で待っていたらいきなり「海のそばの別荘買わない？」と話しかけてきたおじさんがいた。
「えっ、外国人だし、お金ないし。」というと
「あんたら、日本人？中国人？」と聞くから「日本人です」というと
「なら買えるだろう。」
なら？？？
「今は中国人のほうがお金持ちですよ」
「そんなことはない、日本人は・・・・」と色々語っていたのですが、最後に
「だからそんなお金有りません！」と言ったら、「あっそ～」と立ち去って行きました。
最初に言っただろうが～
決して変な人ではないんですよ・・・別荘売りつけるのが普通とは言いませんが。

それにしても・・・なんなんだろうこの原始的な営業スタイル？
なんか狐に騙されたみたいなぁ・・・
これがイタリアなんですけどねぇ