イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

新年早々ハプニング

2015年01月05日 07時41分19秒 | イタリア・音楽

年が明けて既に5日。
お正月はない、とは言え明日はエピファニアでお休みなので、クリスマス休暇モードは相変わらず続いています。
昨日は第一日曜日で国立の博物館、美術館などの施設に無料で入場できたのですが、フィレンツェは初めて市立の施設も開放したのでどこもすごい行列。

お昼のニュースではウフィツィ美術館は2時間半待ちだったとか。
でもこのイベントのお陰でイタリア人でこういう文化施設を訪れる人が増えたというのは良い事。
入場料が高いのでなかなか家族揃って美術館、とか難しいですからね。
私はいくら無料でも人混みが嫌なので、こういう時に並ぶことはフィレンツェではまずありません。
普段なら家でじ~としているところですが、あまりにも天気が良かったので、セールを覗きに行ってうっかり散財してしまいました。

そして午後は今年初のTeatro opera di Firenze(フィレンツェの新しい劇場)へ

シーズンシート買った時は題材違ってたのに…
いつ変わったのか分からないけど、"ジゼル"と"トリスタンとイゾルデ"
更にジゼルは第二幕のみな上、2013年に一度上演しているバージョン。
これっておまけ?
トリスタンとイゾルデ、45分じゃ物足りないから?

そして気がついてしまった…
今回のシーズンシート、全然割安じゃない!
いや割高!!
私の席、普段12ユーロで買えるのに私19ユーロも払ってる!
この金額なら一階下にいけるのに…
多分予想していたより席が売れず、急遽値段を下げたのでは、とは思うのだがなんとも納得行かないなぁー
来期はこのままなら絶対に買わないぞ!

さて演目はジゼルから。
ジゼルはオーケストラ付き。
幕が開き、森の情景に霧をイメージして煙が流されていたのですが、ここでアクシデント。
2013年の時は、古い劇場だったせいかこんなことは起こらなかったのですが、演奏中なのに、何か大きな人の声。
会場は白く煙ってる…
あ~あ、火災報知機に引っかかった。
演奏は途中で中止。
会場も一部の人を除いて珍しく落ち着いていたんですけだ…
新しい劇場なので、火災報知機がちゃんと機能するって分かって良かったじゃん、なんて思っていたのは私だけでしょうか?
20分程で演奏は頭からやり直し。
なぜか「頭から」という事に文句を言ってる人が結構いたのですが、これだけ雰囲気壊して止まったところから、はないでしょう、始まって5分位だったんだし。
今度は煙無しで。
結局消防車も来てたんですけどね。

トリスタンとイゾルデはバレエだったのですが、途中ものすごく官能的な映像が流れてちょっとドキドキ。
ポスターが既に色っぽかったんですけどね。

お子様厳禁でした。
プロってすごいですよね~
手の動きだけで、アレだけ色気を出せるんだから…
ほんの少しでいいので分けて欲しいわ。

何事もなかったように無事終了。
既にこんなに綺麗なお月様が出ていました。


実は昼間買った服の盗難用のタグが取られていなくて、店に寄ったので、こんなに景色がみられました。
タグ…
実はイタリアで3度目。
店を出る時ならないんですよ。
戻れる店なら良いけど、そうじゃない事も多いので、店を出るに一応確認した方がいいですよ。

実はこの話電車の中で書いています。
今年初Italoはローマ行です。
今日は徹底的にローマのpresepeを見て周りますよ~!



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