悪夢・・・悪い夢、夢なら目が覚めれば終わりだが、それが現実となってしまった場合、それを乗り切るためには体力的にも精神的にも恐ろしい疲労感を伴う。
そして悪夢は忘れた頃に蘇る
そう、忘れていた私が悪いのだ・・・
いきなり何のこと???という感じだが、
朝目が覚めたらそこは雪国だった
もちろんFirenzeなわけがない。(ここは年に1度か2度くらいしか雪は積もらない)そう昨日Milanoへ行き、帰り道中Parmaの友人宅に泊めてもらったのだ。確かに週末天気が悪くなるとは聞いていたが・・・大雪
長年使っていた友人から譲り受けた傘の骨が雪の重みでとうとう折れてしまった。今日までの長い間、大活躍してくれたので捨てるのは惜しいのだが、ぽっくり、いやいやポッキリいってしまったので致し方ない
今日はわざわざユーロスターを買って5時に授業に間に合うように帰るつもりだったのに
昨日のミラノ↑
そして今日のParma↓
雪の降る街を~
駅に着いたときにはいや~な予感。5センチは積もっていたもんねぇ・・・ロビーに人が溢れている。掲示板を見たら私乗るはずの電車は既に20分遅れ・・・この時点で授業に行くのは不可能と判明。友人は「今日も泊まっていけば」とやさしい言葉をかけてくれたが明日朝9時半から美術館訪問がある。それには行かないといけないので意地でも今晩帰りたい。仕方がないので、根気良く待っていたら次の電車が先に来た。私が予約していたのはインターシティー(急行)、こちらはレジョナーレ(普通)。とりあえずなるべく早くBolognaに着けばいいと乗り込んだ瞬間、「この先で停電が起きたため全車停止します」という世にも恐ろしいアナウンスが頭の中は色々なことがよぎるのだが、どれも解決の手段にはなりえないだろうとひとりでがっかりする。そんな時は慌てず騒がずが一番と思っていたら、いきなり当初私が乗る予定の電車が90分遅れで到着。ははは、既にそんなに待っていたんだ何とかそれに乗り込みとりあえずBolognaへ・・・ああ~ここが地獄だった
Bolognaの駅は普段から非常に雰囲気が悪い。大都会(すごい言い方だけど)のMilanoやRomaの駅も殺伐としていて好きではないが、ここの雰囲気は独特。昨日友人から「Bolognaからは全ての方向へ向かうことが出来るから、色々なところから色々な人が入ってくるから、時々パスポートなどのコントロールに来る時がある」とか・・・ただでさえいや~な感じなのにとにかくすごかった。この駅には他の駅では見られない長い地下道がある。(日本のそれに比べれば短いものだが)そこに人が溢れかえっていて押すな騒ぐなの戦場と化していた。一瞬即発であちらこちらで殺気立っている。ここで死人が出てもおかしくない感じ
とりあえずParmaで変更してもらった電車には乗れないので更に変更するためにチケット売り場に向かうが・・・ありえない、ここはどこ???
あまりの人の多さに列がどこに出来ているのか解読不明。しかしそんな時"おばあちゃんの知恵袋"ではないが、以前友人から遅延の時はチケット売り場ではなくUfficio Assistente(アシスタント事務所、正式名は違ったかも)に行くといいと聞いていたので、ぐる~と見回すと、有った!特設のインフォメーションが。そこでチケットに遅延証明をしてもらい次の電車の証明を入れてもらって後は電車を待つだけ・・・
どんな時でも待つしかない。冷静に待つことがこの国で生きていくための忍耐力を育ててくれるのである。
しかし・・・想像に難くないわけだが、次の電車は日本の満員電車かと思うくらいの混雑。ユーロスターが日本の新幹線と考えるとまさに1月早い帰省ラッシュみたいな感じまぁ当然でしょうねぇ。
結局Bologna-Firenzeはユーロスターの席込みの料金だったのに立ってきたよ。席料返せ~!と思っている人も多かったと思うが、正規のユーロスターのチケット代を払わずに乗った人も多かったようだ。この混雑の中、一人ずつ自分の状況を語りだす。これぞイタリア人というところを見た・・・結果的には2時間遅れでFirenzeに到着。ふ~
そうなんだよ、忘れていたけどこの国、冬電車で移動するのは非常にリスクがある。特に今日私が使っ路線Milano-Parma-BolognaやBolgnaからVeneziaに向かう路線。日本もそうだが、雪には弱い
教訓
"天気の悪い日は移動するな!"
ということで楽しかった&すごく良かったMostraの報告は後日ということでおやすみなさいませ
そして悪夢は忘れた頃に蘇る
そう、忘れていた私が悪いのだ・・・
いきなり何のこと???という感じだが、
朝目が覚めたらそこは雪国だった
もちろんFirenzeなわけがない。(ここは年に1度か2度くらいしか雪は積もらない)そう昨日Milanoへ行き、帰り道中Parmaの友人宅に泊めてもらったのだ。確かに週末天気が悪くなるとは聞いていたが・・・大雪
長年使っていた友人から譲り受けた傘の骨が雪の重みでとうとう折れてしまった。今日までの長い間、大活躍してくれたので捨てるのは惜しいのだが、ぽっくり、いやいやポッキリいってしまったので致し方ない
今日はわざわざユーロスターを買って5時に授業に間に合うように帰るつもりだったのに
昨日のミラノ↑
そして今日のParma↓
雪の降る街を~
駅に着いたときにはいや~な予感。5センチは積もっていたもんねぇ・・・ロビーに人が溢れている。掲示板を見たら私乗るはずの電車は既に20分遅れ・・・この時点で授業に行くのは不可能と判明。友人は「今日も泊まっていけば」とやさしい言葉をかけてくれたが明日朝9時半から美術館訪問がある。それには行かないといけないので意地でも今晩帰りたい。仕方がないので、根気良く待っていたら次の電車が先に来た。私が予約していたのはインターシティー(急行)、こちらはレジョナーレ(普通)。とりあえずなるべく早くBolognaに着けばいいと乗り込んだ瞬間、「この先で停電が起きたため全車停止します」という世にも恐ろしいアナウンスが頭の中は色々なことがよぎるのだが、どれも解決の手段にはなりえないだろうとひとりでがっかりする。そんな時は慌てず騒がずが一番と思っていたら、いきなり当初私が乗る予定の電車が90分遅れで到着。ははは、既にそんなに待っていたんだ何とかそれに乗り込みとりあえずBolognaへ・・・ああ~ここが地獄だった
Bolognaの駅は普段から非常に雰囲気が悪い。大都会(すごい言い方だけど)のMilanoやRomaの駅も殺伐としていて好きではないが、ここの雰囲気は独特。昨日友人から「Bolognaからは全ての方向へ向かうことが出来るから、色々なところから色々な人が入ってくるから、時々パスポートなどのコントロールに来る時がある」とか・・・ただでさえいや~な感じなのにとにかくすごかった。この駅には他の駅では見られない長い地下道がある。(日本のそれに比べれば短いものだが)そこに人が溢れかえっていて押すな騒ぐなの戦場と化していた。一瞬即発であちらこちらで殺気立っている。ここで死人が出てもおかしくない感じ
とりあえずParmaで変更してもらった電車には乗れないので更に変更するためにチケット売り場に向かうが・・・ありえない、ここはどこ???
あまりの人の多さに列がどこに出来ているのか解読不明。しかしそんな時"おばあちゃんの知恵袋"ではないが、以前友人から遅延の時はチケット売り場ではなくUfficio Assistente(アシスタント事務所、正式名は違ったかも)に行くといいと聞いていたので、ぐる~と見回すと、有った!特設のインフォメーションが。そこでチケットに遅延証明をしてもらい次の電車の証明を入れてもらって後は電車を待つだけ・・・
どんな時でも待つしかない。冷静に待つことがこの国で生きていくための忍耐力を育ててくれるのである。
しかし・・・想像に難くないわけだが、次の電車は日本の満員電車かと思うくらいの混雑。ユーロスターが日本の新幹線と考えるとまさに1月早い帰省ラッシュみたいな感じまぁ当然でしょうねぇ。
結局Bologna-Firenzeはユーロスターの席込みの料金だったのに立ってきたよ。席料返せ~!と思っている人も多かったと思うが、正規のユーロスターのチケット代を払わずに乗った人も多かったようだ。この混雑の中、一人ずつ自分の状況を語りだす。これぞイタリア人というところを見た・・・結果的には2時間遅れでFirenzeに到着。ふ~
そうなんだよ、忘れていたけどこの国、冬電車で移動するのは非常にリスクがある。特に今日私が使っ路線Milano-Parma-BolognaやBolgnaからVeneziaに向かう路線。日本もそうだが、雪には弱い
教訓
"天気の悪い日は移動するな!"
ということで楽しかった&すごく良かったMostraの報告は後日ということでおやすみなさいませ
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