日本人には馴染みの薄い"チップ"という制度について考えた。
というのも先日、久々に他の国に行き、ふと思い出したのだ・・・
イタリアでは、私は基本的にチップを払わない。(いや、えばる事じゃないって)以前、私立の語学学校に通っていたイタリア生活の頃、先生に聞いたことがある。彼女は「イタリアでは払う必要はない。サービス料が取られているから」と答えた。
それ以来、この言葉を鵜呑みにして、基本的にイタリアで外食しても、チップは払っていなかった
しかし先日、パリで考えた。
はて?チップは払うべきか、否か???
そんな折、今日、前々から約束していたのだが、友人と3人であのBistecca alla fiorentinaを食べに行った。
お~い、3月に入ってどんだけおいしいもの食べてんだよ・・・メタボ、メタボ
↓これで~す
おいしかったけど・・・あと1分、焼いて欲しかった。
ちなみに友人曰くBistecca alla fiorentinaにben cotta(ウェルダン)は存在しない。つまりこの血が滴る感じの焼き方しかない。もしレストランで焼き方を聞かれたら・・・そこでは食べない方がいい、とか
そしてここで"チップ"の問題に結論が出た・・・
というのも私たちのテーブルの担当になったCameriereの態度が非常に悪かった
この店はBisteccaはさることながら、前回来た時の担当のCameriereが非常に良かったので気に入ったのだが・・・
かなり不快感を覚えていた私たちの前に、その感じのいいCameriereが現れた
彼は非常に気が効く。使えないCameriereの代わりに、非常に目を配ってくれていることがよ~くわかる。でもこちらのシステムで、一度担当になったCameriereは最後のお会計を払うまで、私たちの担当。彼は担当にCamerieを立てながら、出過ぎないように大変細やかな気遣いをしてくれる。
ここで私たちは考えた・・・こわい?
担当でない気の効く彼にチップを渡し、気の効かないCameriereに思い知らせてやろうと
チップというのは、「基本的に良いサービスを受けた時、それに見合う金額を払う」というのがルール。基本は、"気持ち"なのである。
しかし、私たち日本人は基本的に"チップ"制度がない。最近では旅館で仲居さんにお心付けを払う人も減ってきている。
問題は、いくら払うのか、いつ払うのか???
なかなかスマートには渡せないのが悩みの種
ガイドブックなどにはよく"渡せ"と書いてあるが、あくまでも気持ち。気持ちの良いサービスを受けられなかった場合は払う必要はない。反対に、良いサービスを受けた時は、少しでもあげたほうがいいのである。それが客の評価だから。
このチップ制度、もともと給料の安いCamerieriたちの救済、そしてサービスの向上を非常に有効である。西洋ではCamerieriはただの"料理を運ぶ人"ではない。日本では"執事"という職業が流行っている(?)らしいが、優れたCameriereは、まさに執事のようなもの。彼らは"いかにお客様に満足してもらうか"に徹するプロなのである。友人曰く「学生アルバイトのような若造ばかりしかいないレストランはそれなりのレストランでしかない」と言っていたくらい。
そして、優秀なCamerieriを育てるのは店であり、客なのである。
チップはCamerieriの通信簿みたいなもの。
ということは分かっていても、未だに中々スムーズに渡せないのが現状。
いつかスムーズに渡せる時がくるのかなぁ
しかし今回はあまりにも担当のCameriereの態度がひどかったので、お灸をすえることにした。
気の効くCameriereに、駄目なCameriereの前で、ちょっとだけだけどチップを渡すことにしたのだ。これでできないCameriereが少しでも変ってくれることを願っている。気に入った店だからこそ、気持ちよく過ごしたいのである。
なかなか厄介な制度だが、要は気持ち・・・そこが一番難しいか???
というのも先日、久々に他の国に行き、ふと思い出したのだ・・・
イタリアでは、私は基本的にチップを払わない。(いや、えばる事じゃないって)以前、私立の語学学校に通っていたイタリア生活の頃、先生に聞いたことがある。彼女は「イタリアでは払う必要はない。サービス料が取られているから」と答えた。
それ以来、この言葉を鵜呑みにして、基本的にイタリアで外食しても、チップは払っていなかった
しかし先日、パリで考えた。
はて?チップは払うべきか、否か???
そんな折、今日、前々から約束していたのだが、友人と3人であのBistecca alla fiorentinaを食べに行った。
お~い、3月に入ってどんだけおいしいもの食べてんだよ・・・メタボ、メタボ
↓これで~す
おいしかったけど・・・あと1分、焼いて欲しかった。
ちなみに友人曰くBistecca alla fiorentinaにben cotta(ウェルダン)は存在しない。つまりこの血が滴る感じの焼き方しかない。もしレストランで焼き方を聞かれたら・・・そこでは食べない方がいい、とか
そしてここで"チップ"の問題に結論が出た・・・
というのも私たちのテーブルの担当になったCameriereの態度が非常に悪かった
この店はBisteccaはさることながら、前回来た時の担当のCameriereが非常に良かったので気に入ったのだが・・・
かなり不快感を覚えていた私たちの前に、その感じのいいCameriereが現れた
彼は非常に気が効く。使えないCameriereの代わりに、非常に目を配ってくれていることがよ~くわかる。でもこちらのシステムで、一度担当になったCameriereは最後のお会計を払うまで、私たちの担当。彼は担当にCamerieを立てながら、出過ぎないように大変細やかな気遣いをしてくれる。
ここで私たちは考えた・・・こわい?
担当でない気の効く彼にチップを渡し、気の効かないCameriereに思い知らせてやろうと
チップというのは、「基本的に良いサービスを受けた時、それに見合う金額を払う」というのがルール。基本は、"気持ち"なのである。
しかし、私たち日本人は基本的に"チップ"制度がない。最近では旅館で仲居さんにお心付けを払う人も減ってきている。
問題は、いくら払うのか、いつ払うのか???
なかなかスマートには渡せないのが悩みの種
ガイドブックなどにはよく"渡せ"と書いてあるが、あくまでも気持ち。気持ちの良いサービスを受けられなかった場合は払う必要はない。反対に、良いサービスを受けた時は、少しでもあげたほうがいいのである。それが客の評価だから。
このチップ制度、もともと給料の安いCamerieriたちの救済、そしてサービスの向上を非常に有効である。西洋ではCamerieriはただの"料理を運ぶ人"ではない。日本では"執事"という職業が流行っている(?)らしいが、優れたCameriereは、まさに執事のようなもの。彼らは"いかにお客様に満足してもらうか"に徹するプロなのである。友人曰く「学生アルバイトのような若造ばかりしかいないレストランはそれなりのレストランでしかない」と言っていたくらい。
そして、優秀なCamerieriを育てるのは店であり、客なのである。
チップはCamerieriの通信簿みたいなもの。
ということは分かっていても、未だに中々スムーズに渡せないのが現状。
いつかスムーズに渡せる時がくるのかなぁ
しかし今回はあまりにも担当のCameriereの態度がひどかったので、お灸をすえることにした。
気の効くCameriereに、駄目なCameriereの前で、ちょっとだけだけどチップを渡すことにしたのだ。これでできないCameriereが少しでも変ってくれることを願っている。気に入った店だからこそ、気持ちよく過ごしたいのである。
なかなか厄介な制度だが、要は気持ち・・・そこが一番難しいか???
ヨーロッパは多分それほどではないと思います。金額もまちまち・・・
ただ昨日も友人と話していたとき、彼女の旦那(イタリア人)は本当にいいサービスを受けた時は、こちらの手持ちが無いにも関わらず、「払え」という事があすそうです。
目に見えないものに払う金額って本当に難しいですね。更に日本人にとっては当然のサービスだったりしますから・・・
基本的にはイタリア人は払っていないようですが(小銭のお釣りを置いていく人は見かけますが)、南に行くと結構チップを払う人を見かけるそうです。
その金額は気持ち程度で良いですので、多く払っても10パーセントです。
それから、カフェなどでは担当のテーブルが決まっているので、他から愛想の良いウエイターが来たからといってその人にチップを渡しても、担当の人がもらう結果になります。
最近では店全体の従業員でチップを分けるという所も増えていますが、、、。
私たちがドイツから他の国に旅行に行くとついくせでチップをあげてしまいますが、おつりを取り忘れていると思って私にチップを返そうとするウエイターに、「それはチップですよ」と言うととてもうれしそうな顔をします。
少しのお金で人がとても喜ぶなら、良いサービスで私たちを喜ばせてくれたウエイターにはチップは惜しまないつもりです。
でも、ローマや他の観光地では旅行者をだまして請求書にチップを加える所もあります。
ご用心を。
私も良いサービスをしてくれた場合には気持ちでチップを払おうと思います。
Shokoさん、ドイツの情報ありがとうございます。
是非次回はドイツに行きたいと思っているので、非常に参考になりました。