思い出したので自分が忘れないように書いておくことにします。
今日久々に平日バスに乗った。
実は「こういう時間はコントロール来ないのかなぁ?」なんて漠然と考えていた。
すると戻るバスを待っていると、まさにそのコントロールに捕まった女性2人が前のバス停に。
何のコントロールかというと、もちろん無賃乗車。
日本のように乗降の際否が応でもお金を払わなければならないシステムのバスって、世界では珍しいんじゃないかな?
一人は残念ながら多分日本人だと思う。
彼女は騒ぐもなく、多分その場で罰金を払ったのだろう、即放免された。
今罰金いくらだったかな?
40€?50€かな
即その場で支払うか、お金がなければ身分証明書の番号を控えられ、罰金を払うようにという請求書(?)を渡される。
それを4日以内(だったかな?実際払ったことがないのでうる覚え・・・)に支払いを済ませないといけない。
更にそこでバス会社の職員(コントロールの人)ともめようものなら(時々車内でもめてる。特に黒人、アラブ系。)警察が呼ばれることもある。
ちなみにフィレンツェの場合、ATAFの制服着用しているので分かりやすいといえば分かりやすい。
で、今日残された少女。イタリア人ではないなぁ・・・でも西洋人。
なんかもめてる・・・と思っていたら、泣き出した。そして、バス会社の職員はどこかへ電話。
警察じゃないといいけど・・・
悪いことしたのは本人なんだから、泣こうが騒ごうがどうしようもないと思うんですが???
罪は償わなくていけないものです。
お金払って済むならそうしたほうがいいと思うのは日本人だけ?
さて、これを読んでいる皆さんはそんなことしないと思いますが、もし急いでバスに飛び乗ってしまって、チケットを持っていなかった場合、昔は(今も有りますが)運転手からチケットを買う、という手が有ったんです。
普通に買えば1.2€。車内は2€。
まぁ意地悪な運転手だと、あるのかないのかはわかならいけど売ってくれなかったりしました・
自分はおしゃべりに夢中なくせに・・・
ところが最近もっと進歩したんです。
その名もMobile biglietto
TIM, Vodafone, Wind,3italiaの携帯電話からSMSを送るだけでチケットが手に入ります。
操作は簡単
番号は4880195。ここにATAFという内容のSMSを送るだけ。
返事が戻って来るので、それと一緒にバスに乗るだけ!!
実際今日やっている人がいて、周りに「番号何番か知ってます?」って聞いていた。
料金はなんと1.2€、良心的~!!
但し、通信料が電話会社によって違いますが12セント強かかるようです。
詳しくはこちらMobilepay
実はこれ、2週間くらい前に知り合いがバールにチケットを買いに行って、その店は売り切れだった。
そしてお店のおばちゃんが教えてくれたんです。
その場にいた日本人はみんな知らなかった。
まぁ日本人は得てして前もって買っておくからねぇ。
でもすっかり忘れてて・・・今日車内のやり取りで思い出したので、ここに書いておくことにしました。
自分がどれだけ世間の情報に耳を澄ましているつもりでも、やはりイタリア人には敵わないなぁ・・・
他にもATAF最近ちょっと頑張ってるねぇ。
こんなサービスもやっているそうです。
7月からFirenze内のConadで25€以上の買い物をすると(Conadカードを持っている人に限りますが)バス券一枚無料でプレゼントしてくれるそうです。
なんかいい話ばかりだけど・・・確か来月から料金が上がるとか?
定期の人は確実。但し、ある程度の収入のある人だけ、低所得者は値上げしないみたい。
って、今調べたら電車だった、良かった・・・ん?
本当に電車だけかなぁ・・・調査継続
ということで(どういうこと?)
バスに乗るときは、くれぐれもチケットの買い忘れはなきようお願い致します。
あっ、私は決してATAFの回し者ではありません。
ただ、モラルです、モラル。
フィレンツェは10月22日現在、1回券(90分有効)1.2€。
1.2€に上がった時はイタリアで一番高かったけど、今は安いほうです。
ちなみに回数券
2回券は2.4€だけど、4回券は4.7€。この二つは紙。
Carta Agile(磁気)は10€だと全然得しません。
いや20回乗れるから20セント×10=2€は得か。
20€で21回、30€だとなんと35回乗れます。
しかし、先週もこの30€買おうと思ってTabacchiに行ったんだけど、なかったのよねぇ・・・
それから2人、もしくはそれ以上で1枚の回数券を使用することも可能。但し、1分以内に2回目のtinburo(刻印、というか磁気を通すんだけど)してね。
それからどれくらいの時間が残っているか知りたいときは、infoと書かれたボタンを押してチケットをかざして見ましょう。
Validoと出ればまだそのチケットでバスに乗っていられます。
ちょっとしたバス情報でした。
ただ、イタリアと違って、電車の各停留所に切符の自動販売機があるし、バスの場合は運転手がチケットを販売します。都市によっては電車の中にチケット購入の自動販売機があります。なので、チケットを持っていない人は言い訳出来ないです。
でも、ベルリンの電車のチケットは前もって買って、使うときにスタンプを押せば良いのですが(イタリアのように)、ハンブルクはチケットを買ったその日のみ有効です。同じ国でもシステムが違って、大変です。
さすがですねぇ・・・とにかくチケット買える場所が限られているのも(全てのタバッキで販売しているわけですし、夕方には閉まるからなぁ。自販機???フィレンツェにはないかも。)陰謀的なにおいがするイタリアです。
それにしても国内でそんなに違うなんて、慣れない人は困りますね!