手作りバック

来たよ、来たよ～冬将軍がやって来た。
本当に昨日と比べると10度気温が下がった・・・さぶい。
本当は今日もMercatoに出かけようと思っていたのだが、おしゃべりが長引いてしまい、5時過ぎて暗くなってしまったし、無駄遣いしそうなので、すごすご帰宅。

さて、このおしゃべりのお相手は11月27日のブログで紹介したチャリティーバザーで知り合った日本人の方に手作りバックをお願いしていた。
それが出来上がったというので、引き取りに。
ちょっとお茶、のつもりがお互いのイタリア話などで盛り上がって気がついたら5時!!
待ち合わせは2時だったはず・・・3時間も話していた気がしないけど。
女ってこれだから・・・

お願いしていたバックはこちらのメッシュのバック。

全部手作り。
写真だとオレンジっぽく見えますが、私の大好きな渋めの赤。

底にはちゃんとマチもついています。
留め金はマジックにしてもらいました。

私が気に入ったのはさりげないこの部分。

彼女は普段は某鞄メーカーでパタンナーとして働いています。
こちらの会社は主にメッシュの鞄をは日本、アメリカ向けに生産されているそうです。
いや～日本のサイトを見てびっくり!驚きの価格!!
確かに手が込んでますからねぇ・・・

彼女が個人的に作っているものはすべて個人オーダー。
私の場合はチャリティーバザーの時、同じようなものを見て、大きさ、色を指定して後は待つのみ・・・
「時間が掛かるかも」とおっしゃっていましたが、そこは日本人！仕事が早い！！

今回は、美術館などで鞄を預けなくてはいけない時にお財布や小物を入れて持ち歩こうと思ってこのサイズ(DVDより一回り大きいくらい)をお願いした。
これで75€
高いか安いかはその人次第ですが、メッシュは手間が掛かっているし、誰が作ったかわかる品物ですから何より安心!

おしゃべりの途中で彼女が言っていたけど、やはりこちらの業界にも不況風はびゅーびゅー吹いている。
以前はいいものを高くても買う顧客、という層が結構厚かったが、そこが段々崩れてきている。
ということで、質を落として値段を落とす、という状態になってしまったと。
つまり昔は革を使っていたところを今は革に変わるものを使っている。
それは私たちが誰でも知っているような、有名ブランドでもそうだと。
更に質のいいものを作っていても、無名の家族経営のお店は立ち行かず、ドンドンつぶれていると・・・

これを見ていて気になる方はご連絡を!!
自ら広告塔を志願したわたしでした。だってすごくものがいいですよ。

自分へのクリスマスプレゼントってことで。