オリジン ダン・ブラウン

春分の日に雪が降ったにもかかわらず、この週末には、例年より早く東京では桜が満開、春満開になりました。
天気も良かったので、昨日鎌倉まで行ったのですが、あちらはまだまだ、来週末ですかねぇ。

さて、その雪が降った日、むさぼるように読んだのがダン・ブラウンの最新作


オリジン
昨年末イタリアに居た時、既にあちらではイタリア語の翻訳本が出ていたのですが、日本語はそれに遅れる事数か月。
待ってました～
”ロバート・ラングドン・シリーズの第５作『オリジン』は、これまでにも増してスピード感と知的興奮に満ちた作品であり、あらためてダン・ブラウンの圧倒的な技量を思い知らされた。”と訳者があとがきで書いているように、スピード感、すごかったです。
前作がいや～な雰囲気で終わったのに比べて、今回は少しだけ光の見えた未来的展望と共にエンドを迎えました。
舞台は満を持してのスペイン。
毎日のように話題に上っているAI問題などやはり社会問題に大きく切り込みながらも、あちこちに散りばめられた芸術に対する言及など飽きさせない場面展開であっという間に上下巻読み切ってしまいました。

あ～やっぱり良いですね。★★★