今日はお友達の書いた本をご紹介します。
20年前、今だって不便な南イタリアの片田舎の星付きレストランに単身乗り込み修行した経験を綴った一冊。
留学体験記にしてはがっつり読みごたえがあり、当時のイタリアを想像すると、彼女の苦労が痛いほどわかります。
そしてイタリアがまだとってもイタリアらしかった時代の生き生きした光景が描かれていてとても面白いです。
一章ごとの終わりに挿入された手書きの食にかかわる豆知識は料理素人でイタリア玄人の私にもわかりやすく興味深いページ。
一年間の留学を終え、日本に帰国して早20年の月日が
流れた昨年、その記念すべき年に、彼女はプーリアで出会った大切な人たちとの思い出を残したいとこの本を出版する事にしたそうです。
留学時代、毎晩遅くまでレストランで働いた後、快適とはお世話にも言えないとんがり屋根のトゥルリの中で、眠い目をこすりながら書き溜めた日記がこの本のベースになっていて、その量は実に原稿用紙を280枚!!彼女の苦労が伺えます。
彼女とは今年に入って知り合ったばかりなのですが、非常に感じもよく、料理の知識も豊富で、その世界には全然うとい私に色々なことを教えてくれます。
是非ご一読してプーリアの魅力にはまって下さい。
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