夏休みー３日目：クールマイヨール街編

昨日は一日外に出ないつもりだったので、こちらは午後アップしようと思っていたら、急遽友人に誘われてSan Miniatoまでウォーキングに行ってきました。
この旅以降運動不足だったので、いい運動でした。
風も気持ちが良かったし。

遠くが煙っているのは湿気のせいなんですって。
湿度は結構高いです。(決して日本の比ではありませんが・・・)

下に下りてきたら丁度夕焼け。
久しぶりに見たなぁ、こんな綺麗な夕焼け。
太陽ってすばらしい。

暑い日本とは裏腹にこちら夏が来ていません。
今日は久しぶりにいい天気だけど、３０度ないかな？
風が涼しいので、息苦しい感じもなく、いつもなら(いつもならイタリアにはいないのですが)お昼過ぎに窓を開けていたら、熱風が入ってきて、恐ろしく暑くなるのですが、窓も全開。
涼しいのは良いけど、このまま夏が終わるのもねぇ・・・
今年は冬もなかったし、夏もないのか!?
ワインの出来はどうなるのか？

さて、前回の続き。
午後別の場所に移動してもうひとハイキング、と思っていたのに、バスがなくて断念した私たち。
仕方がないから炎天下、街歩き。

写真だとよく分からないけど、すごく大きなコスモスみ～つけ。
でも真夏だよ。
さて、まず行ってしまったのはここでした。

暑いので人いっぱい。少ない日陰に鈴なり・・・

これで２€
観光地プライス・・・
自称gelato評論家的には、普通ですね、これは。
そう言えば去年”ふしぎ発見"だったかな？
手作りアイスを作っている街、北イタリアにあったなぁ。どこだったかな・・・
あったあった
DolomitiのZoldo渓谷でした。(公式サイト)
こっちの方にも行きたいなぁ・・・

とりあえずgelatoで一息ついて、街の中心に

Chiesa di Pantaleone
だめだ、このタイプの教会には興味がわかん。
ちょっと涼ましていただいて出てきたら、街を周る観光用の汽車があるのを発見。

一時間１本だけど、１０分くらいで来るようなので日陰で待ってみたが１６時、予定の時間だが来ない。
５分待った。
来ない。
仕方がないのであと５分待って来なかったら動こう・・・ってことで・・・来ない。
さぁ動くか、と思ったら来たよ。

「３人なんだけど」と言うと
「３人じゃあ乗せられないなぁ、割りに合わないから」
さいですか。
「せめてあと２,３人くらいいないと・・・」と言われ、周りに乗りそうな人はいなかったので、素直に諦めた。

しかし諦めてブラブラ歩いていたらこの汽車、流してたんですよ。
流してるくらいなら乗せろよ～
ってそのほうが燃料費助かるでしょう？って思うんだけど、いったいなんなんだろう???
あ～あこういう仕事してるからこの国は駄目なんだよ。

街をぶらぶら。
しかし、余程面白いものがなかったのか、疲れていたのか一枚も写真がない。
唯一がこれ

ちょっとおしゃれなチーズ屋さん。
ここでチーズとワインを買いました。
でもねぇ・・・ホテルの前のチーズ屋さんに行ったらそちらの方が若干安かったんですよ。
街の目抜き通りにあるというだけで値上がりしちゃうのね。

そこからひたすらメイン通りを歩いて行く

ここら辺の伝統工芸の１つCoppa dell'amicizia,友情の杯です。
この地方ではお互いの絆を深めるためにGrollaというふた付きの木製のワイン用のカップを廻し飲みする習慣が古くからあったそうで(ドイツ土産のビールジョッキの木製のものを想像してください)、それが発展して出来たのがこの杯。
分かりにくいので

wikipediaより写真を拝借。
飲み口がついています。
これは８個ついているから８人まで一緒に飲めますね。
この中にCaffe alla valdostana　（熱々のカフェに、グラッパ、これまたアオスタ名産の薬草系リキュール・ジュネピー、お砂糖、オレンジやレモンの皮、シナモンスティック等を入れた飲み物）を入れ、火をつけてアルコールを軽く飛ばした後、蓋を閉めます。
これを中身がなくなるまで飲み続けます。
飲み終わるまで杯を置いちゃいけないんですって。
結構大きいし、中身アルコール度数高いので結構きついかと。
残念ながら、私は今回これを体験する機会はありませんでした。

あっという間にメインストリートは終了。

街中はホテルではなくてもこんな感じで色とりどりの花で飾られていました。
見るところもないので(公園があるってインフォメーションでは言っていたけど・・・)早々にホテルに引き上げ、ゆっくりしてから食事に向かいました。

ということで３日目は終了。
今考えたら一番ハードだった４日目は多分あさって以降になると思います。

明日は友人と念願だったCacciucco(カチュッコ）を食べにLivorno(リボルノ)まで行ってきます。